〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

松崎天民の記事は、石川啄木を感激させた

[ネズミモチ] 今週の本棚:川本三郎・評 『探訪記者 松崎天民』=坪内祐三・著 筑摩書房・2310円 こんな愉快な、知られざる新聞記者がいたのか。 松崎天民(1878-1934)。今日、その名はモダン都市東京を語る際の必須文献『銀座』の著者として知られるくらい…

啄木文学散歩 岩手県盛岡市 啄木であい道 <その 4 (終) >

啄木文学散歩・もくじ <啄木であい道><その 4 (終) >初秋やまさぬ一夜を髪を梳き/かなしとききぬ歌やこほろぎ 石川節子 啄木の父一禎 〈注:五行ほどあるが「啄木の父一禎」のほかは読みにくい〉 朝日影/流石に雲井に/輝きて/岩手の山の/峰のしら雪…

啄木文学散歩 岩手県盛岡市 啄木であい道 <その 3 >

啄木文学散歩・もくじ <啄木であい道><その 3 > 夕ぐれの夢/盛岡中学時代の雅号 翠 /明治三十四年九月/回覧雑誌 秋草より 啄木 花ひとつ/さけて流れてまたあひて/白くなりたる/夕ぐれの夢 石川翠江 今日もまた胸に痛みあり/死ぬならば/ふるさと…

啄木文学散歩 岩手県盛岡市 啄木であい道 <その 2 >

啄木文学散歩・もくじ <啄木であい道><その 2 > 眞洞出る/流に添ひし/白樺の/木立をつつむ/夏大日かな 石川せつ子 夏潮や二人のるなる舟なれば/五反帆なれど日の色そめて 石川節子 花びらや、/地にゆくまでの瞬きに、/閉ぢずもがもか吾霊の窓。 …

啄木文学散歩 岩手県盛岡市 啄木であい道 <その 1 >

啄木文学散歩・もくじ <啄木であい道><その 1 > 盛岡駅から開運橋方向に進み、北上川の手前左側にある川沿いの遊歩道。 開運橋のたもとの緑地公園内で、この地下は自転車駐輪場になっている。 かの時に言ひそびれたる/大切の言葉は今も/胸にのこれど …

石川啄木の人生に触れるツアー 北上 2/29

第4回 文学の黄金郷・いわて 日本現代詩歌文学館を起点に石川啄木にスポットを当てたツア−。 日本現代詩歌文学館では啄木に関する図書や雑誌を学ぶ。 石川啄木記念館を訪問。 2012年2月29日(水) 9:50〜16:30(予定) 定員 20名 参加費 1人 1,500円(交通…

「日本一、啄木を大切にする街を目指して」釧路

[フトモモ] 釧路時代の啄木を語る/図書館で講演会 市立釧路図書館は22日、釧路啄木会の北畠立朴会長による講演会「日本一、啄木を大切にする街を目指して」を開いた。 啄木について「欠陥だらけの人間で何が良いのかと思うが、啄木の短歌はずば抜けている」…

新刊案内『石川啄木』[コレクション日本歌人選]

河野有時 著 笠間書院 定価 1200円(税別)2月7日発売予定 不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心 石川啄木 「正直に言へば、歌なんか作らなくてもよいやうな人になりたい」。そう願いながら生涯を歌とともに歩んだ天才歌人。啄木にとって歌を…

『復元 啄木新歌集』生まれ変わった幻の新刊本

[モウセンゴケ] 近藤典彦 編 桜出版『復元 啄木新歌集』 「一握の砂以後」(四十三年十一月末より) 「仕事の後」『悲しき玩具』を生まれ変らせ、幻の啄木歌集「仕事の後」を復元し、二つを合わせて一冊とした。 文庫判 定価1,050円 「仕事の後」は復元され…

石川啄木「釧路第一泊目の地」に記念碑

釧路ゆかりの歌人、石川啄木(1886〜1912年)の没後100年の今年、104年前の来釧日に当たる21日、釧路市内で啄木の足跡をたどるイベントが開かれた。啄木が北海道放浪時代に76日間滞在した釧路市で、最初に宿泊した場所に設置した記念碑の除幕式と啄木が歩い…

「水蒸気 列車の窓に 花のごと…」旭川に歌碑 4/13

[モウセンゴケ] 啄木没後100年、命日に歌碑除幕 旭川 旭川に石川啄木の歌碑を建てる会は20日、啄木が詠んだ旭川に関する4首の歌碑と像の除幕式(午前11時から)を、啄木の没後100年の命日に当たる4月13日に行うことを決めた。式は、設置場所のJR旭川駅東コ…

呼吸すれば、胸の中にて鳴る音あり…石川啄木

[ゴヨウマツ] 啄木は平成の人々の心の玩具に 〈呼吸(いき)すれば、/胸の中(うち)にて鳴る音あり。/凩(こがらし)よりもさびしきその音!〉。石川啄木の歌集「悲しき玩具」の最初に収められている。 啄木が亡くなって今年4月で100年になる。肺結核と…

「2011 盛岡大会」<その 11 (終) > パネル・ディスカッション 4/4 啄木行事レポート

《関連イベントに参加しての私的レポート》 [啄木歌碑「ふるさとの山に向ひて…」盛岡駅前] <その 11 (終) > @ 前のレポートをごらんになるには、下方にある「カテゴリー」から「本家 啄木の息」をクリックすると一覧表示(逆順)されます。 パネル・ディ…

「2011 盛岡大会」<その 10 > パネル・ディスカッション 3/4 啄木行事レポート

《関連イベントに参加しての私的レポート》 [北上川畔の大木] <その 10 > @ 前のレポートをごらんになるには、下方にある「カテゴリー」から「本家 啄木の息」をクリックすると一覧表示(逆順)されます。 パネル・ディスカッション テーマ「新しき明日、…

「2011 盛岡大会」<その 9 > パネル・ディスカッション 2/4 啄木行事レポート

《関連イベントに参加しての私的レポート》 [少年啄木像・大通] <その 9 > @ 前のレポートをごらんになるには、下方にある「カテゴリー」から「本家 啄木の息」をクリックすると一覧表示(逆順)されます。 パネル・ディスカッション テーマ「新しき明日…

[啄木 広場] 主な啄木没後100年関連事業 2012/4/13~2013/2/23

没後100年を記念し、盛岡市は実行委員会を立ち上げ、啄木顕彰の各種記念事業を計画している。恒例行事のほか啄木ゆかりの地とのつながりを深める企画も実施。新たな啄木の魅力を発信していく。2012年 4/13 啄木忌 盛岡市玉山区宝徳寺 5/6 啄木没後100年記念…

啄木かるた大会 2/18

[ヒマラヤスギ] 啄木生誕祭 第10回かるた大会かるた好きで、村にかるた遊びを流行らせた啄木にちなみ、「啄木かるた」を取り合う。 2012年2月18日(土)10:00〜 会場 盛岡市 渋民文化会館(姫神ホール) 問合せ 石川啄木記念館 TEL 019-683-2315

啄木の交友録(31-32)「街もりおか」

[「啄木の交友録」コピー] 月刊誌「街もりおか」 啄木の交友録【盛岡篇】執筆 森 義真 氏 31. 高橋 兵庫 2011年12月号(No.528) 高橋兵庫は明治21年、大地主の長男として、岩手郡巻堀村好摩(現・盛岡市玉山区好摩)に生まれた。啄木といえば、「借金」のイ…

『一握の砂』生んだ北海道体験 石川啄木

[特集ページ 北海道新聞] 「啄木の軌跡」 石川啄木 没後100年 《漂泊の歌》 潮かをる北の浜辺の 砂山のかの浜薔薇(はまなす)よ 今年も咲けるや 啄木は1907年(明治40)5月から1年弱、道内各地を漂泊した。四つのマチに住んで六つの職場を転々とし、北海道…

ふるさとの訛なつかし--- 石川啄木

[啄木歌碑 上野駅構内] 雑誌「日経おとなのOFF」日経BP社 2012年2月号-穂村弘の現代短歌入門 ○ 共感と驚異を織り交ぜる 砂浜に二人で埋めた飛行機の折れた翼を忘れないでね 俵万智 ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく 石川啄木 [改悪…

「啄木・雪あかりの町・くしろ」など続々

[龍の息(ドラゴンブレス)] 石川啄木没後100年 釧路で催し続々 歌人石川啄木(1886〜1912年)が亡くなってから、今年4月で100年になる。啄木が旧釧路新聞社に勤めた縁のある釧路市では今月、記念の催しが開かれる。 釧路啄木会(北畠立朴会長)などの有志は…

啄木の「春まだ浅く」観る・聴く 1/22

[石川啄木没後百年記念事業プレ企画]啄木の「春まだ浅く」観る・聴く 2012年1月22日(日) 開演 13時30分〜 場所 プラザおでって (中ノ橋通一) 内容 映画「情熱の詩人啄木〜ふるさと篇」上映 SPレコード鑑賞「春まだ浅く」「啄木の歌」 バイオリン・ピアノ…

「碑が語る石川啄木」〜1/27

[もりおか啄木・賢治青春館第52回企画展・石川啄木没後百年記念事業プレ企画] 「碑(いしぶみ)が語る石川啄木〜拓本シリーズその2」来年迎える啄木没後100年を前に、文学碑拓本研究家の澤尻弘志氏(盛岡市在住)が全国から採った拓本約30点を展示します。…

新しき明日の来るを信ずといふ…啄木

[ペーパーホワイトスイセン] 社説:成人の日 おおいに発言しよう <新しき明日の来(きた)るを信ずといふ/自分の言葉に/嘘はなけれど−−>。近代日本を代表する歌人の一人、石川啄木の作品だ。今年4月で没後100年になる啄木は、貧しさや孤独に苦しみなが…

最も詳しい啄木目録「湘南啄木文庫収集目録」発行

【収集目録 第24号の表紙 「石川啄木全集」未収録の年賀状】 「湘南啄木文庫収集目録」第24号 湘南啄木文庫が収集した文献の詳細目録。2012年1月1日発行。 2010年12月から2011年11月までに発行された石川啄木文献(単行本、特集号雑誌、雑誌・単行本に収録の…

石川啄木 没後100年 道内外で記念行事続々

北海道と縁が深い歌人石川啄木(1886〜1912年)が亡くなって、4月13日で100年。不世出の歌人の「没後100年」に合わせて、道内外でさまざまな記念事業が予定されている。 ○ 岩手 6/2 「啄木ゆかりの地サミット」岩手県盛岡市渋民文化会館 4月以降 石川啄木記…

2012年度 啄木コンクール作品募集

短歌作品 20首 テーマ 主題・内容は自由 表現形式 定型、口語・自由律 いずれも可 応募先 101-0064 東京都千代田区猿楽町1-4-8 松村ビル401号 新日本歌人協会「啄木コンクール」係 応募締切 2012年1月31日(当日消印有効)

1月1日付・大切なもの

〈何となく今年はよい事あるごとし 元日の朝、晴れて風なし〉。石川啄木がこの歌を詠んだのは25歳の正月。借金苦に身内の不幸が重なり、八方ふさがりだった。苦境脱出の願いを元旦の澄み切った空に託したのだろう。 大震災の年から一夜明け、誰しもが、良き…

復興元年つながる心/等身大の思想で希望を紡ぐ

<何となく 今年はよい事あるごとし 元日の朝 晴れて風無し>(石川啄木) 新しい年が明けた。仮設住宅で暮らす人がいる。ふるさとから遠く離れ、避難生活を余儀なくされている家族がいる。仕事がなければ、将来の見通しも立たない。…いつもとは違う正月の風…

今年はいい事が沢山あってくれ--啄木

[龍] 啄木の新年 明治45年(1912年)の元日、石川啄木は人生最後の年の日記をこう書き出している。<一月一日 今年ほど新年らしい気持ちのしない新年を迎えたことはない。というよりは寧(むし)ろ、新年らしい気持ちになるだけの気力さえない新年だったとい…