〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「啄木によせて歌へる」東日本大震災復興支援コンサート 9/13

[空] 啄木を歌うコンサート 盛岡で 啄木没後100年・東日本大震災復興支援コンサート「啄木、生命(いのち)を歌う」は9月13日午後6時半から盛岡市内丸の県民会館中ホールで開かれる。 盛岡で啄木の歌を聴く会(遊座昭吾会長)が主催。青森県出身の作曲家越…

函館市文学館の竹原さん出版 啄木の「函館」

函館市文学館の説明員竹原三哉(みつや)さんが、啄木と妻の節子らのゆかりの地の案内と、これまで書きためた石川啄木に関する小論文をまとめた書籍「啄木の函館―実に美しき海区なり―」(紅書房)を自費出版した。竹原さんは「函館で過ごした132日間は人生最…

しんとして幅廣き街の 秋の夜の… 啄木

[空] 京都新聞 凡語 トウモロコシの秋 あるときは焼き肉の網の上に、スープにサラダに。あるいは飼料として牛に与え、絞って油に、粉にして麺や菓子にもなる。トウモロコシほど変幻自在な穀物、野菜はない。札幌市の大通公園で今の季節、とうきびワゴンが風…

小牛田農林高が団体優勝 短歌甲子園

歌人石川啄木のふるさと盛岡市で24〜26日、全国36校の高校生が短歌の腕前を競う「短歌甲子園」の決勝戦が開かれ、団体戦で宮城県立小牛田農林高校が初優勝した。 団体戦の決勝の題は「視線」。小牛田農林は「胸高まり視線の先に自分あり 岩手の空へ決意羽撃…

「文学の夕べ」函館市文学館 9/18、11/20

第3回「舞い戻った啄木」 2012年9月18日(火) 18:30〜 講師 長江隆一氏(八雲啄木会会長) 第4回「雅号“啄木”の定着をめぐって」 2012年11月20日(火) 18:30〜 講師 竹原三哉(函館市文学館説明員)

啄木ファンに贈る『啄木の函館 ──実に美しき海区なり』

『啄木の函館 ──実に美しき海区なり』 竹原三哉 著 (函館市文学館勤務) 紅書房 発行 2012年8月発行 2000円(税込) 啄木没後100年。今なお熱いまなざしを注ぐ啄木ファンに贈る。啄木が最も愛したと言われる街、函館での啄木文学散歩に必携。啄木は、函館でか…

全国36校集い「短歌甲子園」

[ヤブマメ] 「短歌甲子園」盛岡で開幕 石川啄木にちなんだ第7回全国高校生短歌大会「短歌甲子園2012」は24日、盛岡市玉山区の姫神ホールで開幕した。 今年は啄木没後100年に当たり、予選を通過した県勢7校を含む全国36校が3日間の熱戦を繰り広げる。団体戦と…

「啄木 うたの風景 第17・18回」岩手日報

[ブタナ] 第 17 回 第二部 漂泊の旅路(1) 合浦公園(青森市) 北への船旅 家族思う ○ 一家離散し、津軽海峡を越えて北海道に渡った啄木。新天地を求めて函館から札幌、小樽、釧路へと北の大地を駆け抜けた1年は、後の作品に大きな影響を与えた。 啄木が妹光…

「啄木 うたの風景 第14・15・16 回」岩手日報

[ヒマワリ] 第 14 回 第一部 青春の輝き(10) 天満宮(盛岡市) 美しい故郷恋い慕う 「美しい追憶の都」−。啄木は、盛岡中学や新婚時代など計8年余り暮らした盛岡を小説「葬列」で後にこう表現した。学友たちとの文学生活や、節子との恋に彩られた盛岡時代に…

「啄木 うたの風景 第 11・12・13 回」岩手日報

[ニオイバンマツリ] 第 11 回 第一部 青春の輝き(7) 田中正造墓所(栃木・佐野市) 鉱山鉱毒の惨状思う 盛岡中学時代の啄木は友人とさまざまなグループを作り、文学の素地を養った。4年生でつくった短歌グループで詠んだ歌の碑が栃木県佐野市の惣宗寺にある…

…玉蜀黍(たうもろこし)の焼くるにほひよ 石川啄木

[オトギリソウ] 「天地人」 東奥日報 弘前市の岩木山麓で育った嶽きみをスーパーで見掛けるようになった。嶽きみを知ってトウモロコシに対する認識を新たにした人も多いだろう。あの甘さ、おいしさは本県(青森)の自慢だ。県外の親戚や知人に贈ると手放しで…

短歌甲子園 盛岡 8/24~26

高校生の短歌日本一を決める第7回全国高校生短歌大会、通称「短歌甲子園」が今月24日から3日間、盛岡市で開かれる。 大会7回目を数える今年、啄木の没後100年ということもあり、注目が集まる。 全国の51校68チームから応募があり、予選を通過した36校36チー…

「啄木・北への旅」森脇啓好写真展8/20~9/7

北海道旭川市 神楽市民交流センターで開催。 2012年8月20日~9月7日 09:00~17:00(土日は10:00~15:00)

啄木企画展の資料一冊に 函館市文学館

函館市文学館がこのほど、10月10日まで開催中の「啄木没後100年特別企画展」の展示資料を一冊の図録にまとめた。最晩年の啄木の直筆日記や書簡などをカラー掲載したほか、啄木や妻節子の人物像を補完するパネル76点も全て収録。18日から同館受け付けで販売す…

歌舞伎俳優・松本幸四郎が、歌人・石川啄木に向き合う 9/28

[ヤマユリ] 東北Z 「一握の旅〜松本幸四郎×石川啄木〜(仮)」 《 NHK総合 ※東北地方向け】9月28日(金)午後8:00〜8:43 》 ○ 歌舞伎俳優・松本幸四郎が、歌人・石川啄木の創作の謎に迫る…! 100年前にこの世を去った、石川啄木。故郷を詠んだ短歌は、今…

「没後100年 石川啄木の魅力〜短歌・詩・日記を中心に〜」市民自由講座 10/12

2012年10月12日(金) 18:30〜20:30 講師 明治大学教授 池田功 さん 今からちょうど100年前に26歳の若さでこの世を去った石川啄木。しかし、彼の名は日本の代表的な詩人として知られ、彼の作品は100年たった今も色あせず、人々に知られている。今回の講座…

太宰と啄木が大勢の読者から熱く読まれ続けているのはなぜ

[ツリガネニンジン] ○月刊 THEMIS 2012年8月号 愛と苦悩と貧困を謳った 太宰治と石川啄木が今も愛される秘密 6月19日、東京三鷹市の禅林寺で太宰治を偲ぶ「桜桃忌」が開かれ、若い女性を含む多くのファンが駆けつけた。 石川啄木も没後100年を迎える今年、各…

石川啄木ほど望郷の念をたくさん詠んだ歌人は珍しい・・・

[ノウゼンカズラ] 西日本新聞>コラム > 春秋 石川啄木ほど望郷の念をたくさん詠んだ歌人は珍しい。岩手県・渋民村(現盛岡市)のふるさとを「石をもて追はるるごとく」出たものの、都会では「ふるさとの訛(なまり)なつかし」と停車場の人混みへ聴きに行く …

啄木学級故郷講座のお知らせ 啄木没後百年記念 9/1

「平成24年度啄木学級故郷講座」開催 日時 2012年9月1日(土)受付13時 1時間目:朗読「絵本 サルと人と森」朗読ほか 2時間目:対談「石川啄木うたごよみ」をめぐって 募集定員 50名(先着順で受付) 授業料 500円 申し込み 往復ハガキ「郵便番号・住所・氏…

NHK朝ドラヒロイン『……空に吸はれし十五の心』

[コバギボウシ] 能年玲奈 朝ドラ「あまちゃん」ヒロインがロケ地・岩手県を初訪問 来春スタートするNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロインを演じる能年玲奈(のうねん・れな)さんがロケ地となる岩手県を初めて訪れ10日、岩手県庁に達増拓也(たっそ・…

講座「北海道ゆかりの歌人 石川啄木」9/1〜10/20

場所 北海道名寄市 市立名寄図書館 3階国際親善メモリアルホール 講師 佐藤喜代枝 先生 講座内容 石川啄木の履歴書・交友録・妻節子・「一握の砂」「悲しき玩具」・日記・詩・啄木と北海道 日程 2012年 9月1日、8日、15日、29日、10月6日、20日(毎回土曜日…

「啄木の現在(いま)」報告会 釧路市

[コマツヨイグサ] 石川啄木「ゆかりの地サミット」の報告会盛岡市で6月2日に行われた歌人石川啄木「ゆかりの地サミット」の報告会。 釧路市からは小松正明副市長が出席。小松副市長がサミットの様子を紹介するほか、「啄木の現在(いま)」と題して釧路啄…

ブログ紹介「キーン先生の或る日」(8月2日)

ドナルド・キーン先生は、石川啄木の評伝を読んでいらっしゃるとのこと。

北海道発展に鉄道あり 元陣屋資料館で「鉄道の起り、産業の興り」開幕

白老町の仙台藩白老元陣屋資料館で、特別展「鉄道の起り、産業の興り」(苫小牧民報社後援)が開幕した。明治時代の鉱山開発を端緒に、本道経済の発展を担った鉄道の歴史を関連資料約80点と共にひもとく企画。初日は基調講演や展示解説も行われた。 基調講演…

啄木が死を目の前にして書いた「四通の手紙」講座 9/9

[ハギ] 市民のための文学講座 「石川啄木の四通の手紙」 講師 森 武 氏(前函館市文学館館長) 2012年9月9日(日)10:30〜 函館市中央図書館 視聴覚室 百年の歳月を超えて、啄木は、今なお人々の心に寄り添うように生き続けています。啄木の文学が長い年月…

「ふるさとに入りて先ず心傷むかな……啄木」

[チゴザサ] ○ 私見公論41 ふるさと(4)/渡久山 春英 「ふるさとに入りて先ず心傷むかな 道広くなり 橋もあたらし」 わかりやすい石川啄木の歌である。その通りだと思う。だれにもふるさとはある。そして、だれも啄木のような心境を経験している。啄木は久…

また会いたい「君に似し姿を街に見る時の……啄木」

[チダケサシ] 阿刀田高選!ピリっと効く「つぶやき」大辞典− 【5】また会いたいと思わせる 人生は一行の言葉でどうこう言えるほど簡単ではないが、人生の一側面を一行で表すことは可能である。 男女の場合なら、石川啄木の歌が気持ちを代弁してくれるように…

「啄木の妹」『KOBECCO』

[コオニユリ] 『KOBECCO』8月号「触媒のうた」18 ──宮崎修二朗翁の話をもとに──「啄木の妹・上」 出石アカル 啄木はこの光子さんを思想は違いながらも深く愛していたようだ。光子さんは明治21年生まれ。 「ぼくがまだ26歳の駆け出し記者の時でした。いいお話…

特集ワイド:「中流」が消える日 非正規増加で「生活苦」6割超

低成長下、強まる格差容認論/中高年パラサイト急増 「はたらけど猶 わが生活楽にならざり」(一握の砂)と詠んだ石川啄木が逝ってから100年。今、同じような境遇の人が増えている。しかもグローバル経済下、生活苦はより厳しくなりそうだ。日本から「中流」…

啄木の『一握の砂』は、「俺が俺が」という歌集

[ゲンノショウコ] インタビュー 小川洋子さんに聞く−−散歩から小説が生まれる 独特の小説世界を生み出し、多くの読者を魅了し続ける小川洋子さん。小説の執筆、文学賞の選考、本について語るラジオのレギュラー出演……さまざまな仕事をこなす小川さんの日常は…