2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
アオキ 啄木の書簡を入手 盛岡・森さん 盛岡市の石川啄木研究家の森義真さんは、啄木が友人の伊東圭一郎に宛てた書簡を入手した。同市の岩手日報への就職を仲介しようとしたがうまくいかず、そのことをわびる内容とみられる。啄木と友人、深いつながりがあっ…
「啄木の歌碑めぐりマップ」作成 盛岡商工会議所玉山地域運営協議会 とうほく名作散歩 啄木愛した景色たどる 歌集「一握の砂」盛岡市 雄大な岩手山の麓に位置し、北上川に接する盛岡市渋民。歌人石川啄木(1886〜1912年)はこの地で、1歳からの約17年間を過…
????? → ミカン (天声人語)洗えども洗えども 手を洗う回数が日ごとに増えていく。悩ましいのは、どれくらい洗えば新型コロナウイルスを防げるのか、確信が持てないことだ。自分の手や指なのに疑いの目を向けてしまう。 感染症の予防に手洗いが有効な…
世界は啄木短歌をどう受容したか 池田功 編 桜出版 ブックレビュー はたらけど/はたらけど猶わが生活【くらし】楽にならざり/ぢつと手を見る 石川啄木 世界で、石川啄木の短歌が受容されているという。英語はじめ、中国語、韓国語、インドネシア語、ドイツ…
ミツマタ 玉山の文学、歴史の拠点へ 啄木記念館と民俗資料館を複合化 改修増築で 24年度開館目指す 盛岡市教育委員会は、老朽化した石川啄木記念館と玉山歴史民俗資料館を複合化する整備基本計画案について、これまでの新築ではなく、現記念館の大規模改修と…
ハクモクレン 内館牧子の明日も花まるっ! 脚本家、秋田市出身 本紙を読んでいると、鳥海山にからむ記事や記述、写真が多いことに気づく。秋田県民にとって、鳥海山は故郷の山であり、誇りの山なのだと思う。 先日『路上』の2019年7月号を読んでいた時のこと…
郷土の本棚 『石川啄木と岩手日報』小林芳弘著 記事から知る新事実 啄木の生涯で就いた職業は、代用教員と新聞社勤めの二つ。新聞社は、北海道4社と東京朝日新聞で、岩手日報に籍を置くことはなかった。 しかし、啄木は日報紙上には113編もの短歌、詩、評論…
ハクモクレン NHK学園生涯学習通信講座 【作品募集】伊香保短歌大会(WEB投稿も受付中!) 短歌と温泉をいっしょに楽しみませんか! 万葉集の東歌にも詠まれた歴史ある伊香保。湯のまち、文学のまちで今年も開催いたします。どなたでもご投稿いただけます。…
ヤマガラ (撮影 高知市 岡林一彦さん) 啄木の縁 交流深化へ覚書 盛岡市教委、函館と締結 盛岡市教委は15日、同市渋民出身の詩人・歌人石川啄木にゆかりのあるまちとして、北海道の函館市教委と友好交流に関する覚書を締結した。啄木に関する人材や文化の交…
カワヅザクラ 啄木がつなぐ縁 東京・文京区に盛岡産材ベンチ寄贈 岩手県盛岡市と友好都市を結ぶ東京都文京区に19日、盛岡産のアカマツで製作したベンチが贈られた。盛岡市は、歌人・石川啄木が生涯を閉じた場所の文京区と友好都市を結んでから20日で一周年を…
啄木が妹光子に宛てた1908年の自筆書簡(岩手日報2020年2月19日記事より) 啄木の証し 故郷へ『最後の手紙』寄贈 妹・三浦光子の孫、哲朗さん(神戸) 盛岡市渋民出身の歌人石川啄木(1886~1912)の資料が18日、同市に寄贈された。妹三浦光子(1888〜1968)…
ウメ 岩手)啄木の歌でカルタ大会、大熱戦 生誕日前に盛岡で 盛岡出身の歌人・石川啄木にちなんだカルタ大会が15日、盛岡市の渋民文化会館で開かれた。小学生の部から一般の部まで計68チーム204人の参加者が練習の成果を発揮し、熱戦を繰り広げた。 啄木の歌…
東京セミナー 明治大学 撮影 山田武秋さん 学芸余聞 「啄木の思い込み」が背景 国際啄木学会東京セミナーは東京都千代田区の明治大学でこのほど開かれた。 同学会前盛岡支部長の小林芳弘さんは1904(明治37)年の「相馬徳次郎排斥事件」について論考。渋民尋…
新生面 自分が育った国や地域を愛することができるのは幸せなことだ。その象徴として、独立記念日や革命記念日を持つ国もある。日本では2月11日を「建国記念の日」として祝う。先の戦争前は紀元節と呼ばれていた。ただし、その由来は初代天皇である神武天皇…
啄木歌碑 釧路市 米町公園内 卓上四季 流氷の遅れ 「しらしらと氷かがやき/千鳥なく/釧路の海の冬の月かな」。釧路港を見渡す釧路市米町公園に石川啄木の歌碑がある。1908年(明治41年)1月から4月にかけて滞在した釧路での経験は、数々の印象深い作品を生…
ウメ 石川啄木の縁で友好交流/函館、盛岡市教委、覚書締結へ【函館】 函館市教委は、互いに歌人石川啄木にゆかりのある岩手県の盛岡市教委と友好交流の覚書を締結する。約24年にわたり交流が続いてきた両市は、締結を機にさらに絆を強める。 両市の交流が始…
ウメ 学芸インタビュー 日本現代詩歌文学館の新館長 高野 ムツオさん 2020年幕開けとともに4代目館長に就任した。日本現代詩歌文学館の設立運動から携わる篠弘前館長の後任とあって「重責」と受け止める。間もなく震災から9年。あの日、仙台駅から歩きながら…
日報論壇 「文人の聖地」盛り上げを 佐々木善昭 推理小説「啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)」を原作にしたアニメ作品が今年4月から衛星放送などで全国に放送される。物語の主人公である探偵役は石川啄木、助手役として金田一京助という本県を代表す…
「啄木鳥探偵處」石川啄木の命日に放送開始、追加キャストに小野賢章・斉藤壮馬ら TVアニメ「啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)」が、石川啄木の命日である4月13日よりTOKYO MXほかで放送される。併せてキービジュアル、追加キャスト、キャラクターPV…
パネルディスカッション(左から 西蓮寺さん、森さん、田口さん、河野さん 撮影 山田武秋さん) 啄木研究の可能性探る 国際啄木学会東京セミナー 国際啄木学会(会長・池田功明治大教授)は、東京都千代田区の明治大で2019東京セミナーをこのほど開いた。専…
盛岡城跡公園の啄木歌碑 新しく建て替えた教育会館の高さを抑えたため 後ろの岩手山が半分見えるようになった(撮影 山田武秋さん) いま この人 啄木「素人の目」で学ぶ 国際啄木学会 盛岡支部長 山田武秋さん 昨年10月、歌人石川啄木の名を冠した唯一の学…
ウメ 読書 『胡堂と啄木』 郷原宏著 作家と歌人 不思議な共通点 実に面白く胸おどるような思いにさせる文学的評伝である。岩手県の盛岡の同じ中学で青春を過ごしたふたりの少年が、明治・大正という近代日本の疾風迅雷のなかで、文学者として成長していくと…