2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
[「啄木歌集『一握の砂』」アラビア語版の表紙] インターネットで「啄木短歌朗読」が聞ける NHKアラビア語放送で、8月29日(日)からオダイマさんと林洋子さんの「啄木短歌朗読」が始まった。 これはインターネットから聞ける。 上記を開いて、「啄木のアラ…
「生産日本一」を誇る岩手の雑穀をアピールしようと、JRグループの日本レストランエンタプライズ盛岡支社が発売した十二穀入りの駅弁「啄木弁当」(千円)が人気を集めている。 「啄木弁当」は、歌人・石川啄木が生きた時代の素朴な味をイメージして名付け…
[あききぬと…] 『文学フシギ帖』=池内紀・著 今週の本棚:村上陽一郎・評 森鴎外から村上春樹まで、日本近代の五十三人の作家を、新書で扱う。 啄木の項では、新聞記者でもあった若山牧水と、文芸雑誌を刊行するという夢を共有しながら夭折する啄木の無念さ…
[ムクゲ] 〈音読・現代語訳「あこがれ」石川啄木〉13 望月善次 森の追懐(もりのおもひで) 師走も押し迫ったこたつでこの一年を懐旧する啄木。この春、啄木は東京における放浪により、健康を害して帰郷したのである。しばらく体力を回復した夏のころ、つえ…
【「啄木の交友録」コピーと8月号表紙】 月刊誌「街もりおか」 啄木の交友録【盛岡篇】執筆 森 義真 氏 2010年6月号(No.510)〜8月号(No.512)14. 小笠原 迷宮(2010-06) 盛岡高等小学校時代、迷宮は啄木の一級上だった。迷宮が発行した回覧雑誌を見て羨…
[100年展ポスター] 第47回企画展「明治43年一握の砂と青春館」 『一握の砂』・第九十銀行100年展 2010年9月6日(月)〜12月19日(日) もりおか啄木・賢治青春館 2階展示ホール(入場無料) 1910年(明治43)、今から100年前のこと。石川啄木の処女歌集『一…
[ゴマダラカミキリ] 短歌甲子園 下館一高文芸部V 個人戦でも頂点に全国36校の高校が参加した「短歌甲子園」の団体戦と個人戦の決勝が22日、盛岡市であり、団体戦は茨城県立下館第一高校が優勝、個人戦も同校が最優秀作品に選ばれ、大会初の「2冠」を達成し…
【いのちなき砂の…アラビア語】 「アラビア語 日本語コラボレーション」主に宮沢賢治の作品をシタールや薩摩琵琶で演奏する林洋子さんと、シリアのアラブ詩人・ムハンマド・オダイマさんとのコラボが荻窪で開催された。林さんのHPからその一部をご紹介。 <…
[ポスター]啄木と龍馬〜二人の目線 世の人はわれをなにともゆはゞいへ わがなすことはわれのみぞしる 龍馬 高きより飛びおりるごとき心もて この一生を 終るすべなきか 啄木 企画展 2010年10月17日(日) まで 9時00分〜17時00分 石川啄木記念館展示室(盛岡…
[ツリガネニンジン] 企画展:啄木と龍馬の共通点探る 高知県と交流事業 岩手の歌人・石川啄木と幕末の志士・坂本龍馬の歌や手紙から2人の共通点を探る「啄木と龍馬展〜二人の目線」が、盛岡市玉山区渋民の石川啄木記念館で開かれている。10月17日まで。 会…
[オクラ] 短歌甲子園に36チーム、20日から熱詠 高校生が短歌の感性と表現力を競う「全国高校生短歌大会」(短歌甲子園)が20〜22日、歌人石川啄木を輩出した盛岡市で行われる。全国49校71チームの応募の中から審査で選ばれた、北海道から福岡までの36校36チ…
【コバギボウシ】 国際啄木学会・第54回 東京支部会 2010年8月28日(土)14:00~17:00 明治大学駿河台校舎 研究棟4階第2会議室 ○研究発表 ・後藤伸行「啄木とのめぐりあい ---切り絵を通して---」 ・近藤典彦「石川啄木韓国併合批判の歌 五首」 *初めての方の…
[ヒマワリ] 企画商品で啄木発信 弁当・切手 歌人石川啄木の歌集「一握の砂」発刊100周年を記念して、盛岡市盛岡駅前通の日本レストランエンタプライズ盛岡支社は11日、雑穀を使うなど県産食材にこだわった「啄木弁当」を発売した。 「啄木弁当」は2段重ね。…
今年、エジプトやギリシャ、インドなど16カ国が開いた国際会議で、エルギン・マーブルなど著名文化財と共に返還要求リストに韓国が載せたのが「朝鮮王室儀軌」だった。日韓併合100年にあたり菅直人首相が発表した談話で韓国に引き渡しを表明した典籍である。…
[ヒマワリ] 中日春秋【コラム】 若き歌人には朝鮮民族の未来に漂う暗雲が見えたのだろう。二十四歳の石川啄木は一九一〇年八月の韓国併合の直後、歌を詠んだ。<地図の上/朝鮮国にくろぐろと/墨をぬりつつ秋風を聴く> 韓国併合からちょうど一世紀。菅直人…
[『一握の砂』表紙] 『石川啄木・歌集「一握の砂」発刊百年記念』切手販売 郵便局株式会社 東北支社この切手は、石川啄木の歌集「一握の砂」に収められている 歌と啄木に関する写真を題材としたもの。歌集には啄木が愛した故郷の風景や、東京時代の悲喜哀楽…
[ヤグルマハッカ] 我を愛する歌 (P.22) 何となく汽車に乗りたく思ひしのみ 汽車を下りしに ゆくところなし 空家に入り 煙草のみたることありき あはれただ一人居たきばかりに <ルビ>何となく=なにとなく。空家に入り=あきやにいり。煙草=たばこ。 (P.23…
[ウバユリ] 〈音読・現代語訳『あこがれ』石川啄木〉9 望月善次 楽声(がくせい) 音楽の力は、これほど絶妙なのです。日(ひ)暮(く)れて、楽堂(がくだう)萎(しほ)れし瓶(びん)の花(はな)の 香(かお)りに酔(ゑ)ひては集(つど)へる人(ひと…
[雫] 「自分のものさし」たまたま聞いていたラジオで河野史代さんがこう話した。「自分のものさしで生きる」 「自分のものさしで生きる」とは、世間のものさしでもなく、常識のものさしでもなく、もちろん他人のでもなく、"自分のものさしで価値をはかる"と…
[パンダねこ] 我を愛する歌 (P.20) 何処やらに沢山の人があらそひて 鬮引くごとし われも引きたし 怒る時 かならずひとつ鉢を割り 九百九十九割りて死なまし <ルビ>何処=どこ。沢山=たくさん。鬮引く=くじひく。怒る=いかる。九百九十九=くひやくくじふ…
【サルスベリ】 国際啄木学会 2010年京都大会「歌集『一握の砂』刊行100年への視座」 会場 立命館大学衣笠キャンパス 会場アクセス 2010年9月4日(土) 理事・評議員役員会 11:00〜12:00 [敬学館252号室] 徹底討論『一握の砂』を読む [敬学館250号室] 13:15 …