〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い息づかいに触れてみたい

啄木が詩に詠んだ幣舞橋の姿

マートル 『文学に描かれた「橋」』磯辺勝著 俳人でエッセイストの著者が、橋の登場する詩歌、小説、絵画の魅力を読み解く。 石川啄木が詩に詠んだ釧路の幣舞橋のくたびれた姿。「橋を見たり渡ったりした人々の、心の堆積のようなもの」が、そこには描かれて…

新刊!『石川啄木と岩手日報』新事実が明らかに…

ジャケット (明治後期の岩手日報社) 『石川啄木と岩手日報』 新刊 (発行 2019年12月1日) 著者 小林 芳弘 桜出版 税込 1,650 円 帯 これまであまり知られることのなかった啄木、および啄木結婚式前後の謎行動を探る新事実などを明らかにすることができた…

啄木「こころざし得ぬ人人の あつまりて…」の歌碑が函館に戻る

撤去前 陶芸家の庭にあった歌碑(撮影 2001年) 啄木の歌碑 17年ぶりにゆかりの函館に戻る 函館から遠隔地に引っ越しを余儀なくされた石川啄木(1886~1912)の歌碑がこのほど、17年ぶりにゆかりの北海道函館市に戻った。「『漂泊の歌人』らしく碑もさまよっ…

啄木ゆかりのヤナギ 無くなると風景変わる

サンショウ 台風で倒れた啄木ゆかりの木 撤去始まる/岩手・盛岡市 岩手県盛岡市の市民に親しまれた象徴的な木が姿を消します。台風19号の強風で倒れた、石川啄木ゆかりのシダレヤナギの撤去作業が始まりました。 街の人や観光客からは撤去を惜しむ声が上がっ…

啄木にもまつわる1本のヤナギとのお別れ

ラクウショウ 風土計 弊社の目の前、盛岡市内丸の鶴ケ池ほとりのシダレヤナギが倒れた姿に、心を痛めていた。見慣れた美しい光景が変わるのは何とも言えない。間もなく撤去されると本紙報道が伝えている。 石川啄木にもまつわる1本を含め、先の台風19号の強…

「雪あかりの町・くしろ」啄木が釧路へ降り立った日を記念 1/18

ヨウシュヤマゴボウ 啄木・雪あかりの町・くしろ ・令和2年1月18日(土) 開催予定 ・会場 南大通、入舟、大町界隈 歌人石川啄木が初めて釧路へ降り立った日を記念して開催されるイベントです。 港文館では釧路啄木会の講演会や、くしろ啄木一人百首歌留多会を…

啄木「…ぢっと手を見る」5本の指はどのようにして生まれてきたか?

カエデ リストラされた細胞たちによって、今のあなたがあることをご存知か? 成長という叙事詩に織り込まれた哀話 山科 正平 北里大学名誉教授 組織が消え去ってできる"指" はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり ぢっと手を見る 石川啄木『一握の砂…

啄木にまつわる鶴ケ池ほとりのヤナギ 来月撤去

ヤナギの芽吹き 啄木の縁 「銀座の柳」惜別 盛岡・鶴ケ池 台風で倒れ来月撤去 盛岡市民に親しまれ、同市出身の歌人石川啄木にもまつわるシダレヤナギの木々が姿を消す。 同市は12月2日、同市内丸の鶴ケ池ほとりにあり、台風19号の強風で倒れた2本を撤去する予…

啄木は『永遠の現在』… 啄木学会盛岡支部

ツタ 学芸余聞 「永遠」の啄木 世界に発信 国際啄木学会盛岡支部の新支部長に、紫波町犬吠森の山田武秋さんが就任した。 「啄木は世界の人々にとっては過去ではなく『永遠の現在』」と山田さん。「啄木が生まれ、学んだ土地で育った研究者として啄木の魅力を…

啄木が寝っ転がって空を見上げた15の頃…古本まつり

フジバカマ 河北抄 最初に手にした古本は? 仙台駅前のイービーンズ9階で開催中の「秋の古本まつり」をのぞいた。東北、関東の16の古書店が出展している。 わが書棚にある新潮文庫の『一握の砂・悲しき玩具』は1968年刊。52年の初版本ではなく、ただ茶色に染…

お金がない 漱石、啄木、龍之介… 『お金本』

フジバカマ 【書評】 『お金本』左右社編集部編 作家たちの貧しい時代 本書には、文豪といわれる小説家や、その周辺の人たちのお金に関する短い文章が集められている。 小説家は、とにかくお金がない。夏目漱石から石川啄木、芥川龍之介、内田百●(●=間の日…

啄木「…人ごみの中にそを聴きにいく」 有楽町交通会館

ウメモドキ 記者ログ 東京交通会館 出張で東京・有楽町の東京交通会館を訪れた。8階にある「ふるさと回帰支援センター」は、首都圏から地方移住を考える人の相談窓口。38道県と1政令市が設けたブースは、相談者でにぎわっていた。 石川啄木は上野駅で「ふる…

わたしだけの「啄木短歌入りお茶碗」をつくろう 12/14〜15

「わたしのお茶碗」チラシ 冬休みの工作におすすめ☆わたしのお茶碗 大好評のワークショップ「わたしのお茶碗」!今年は冬に開催です。 ・2019年12月14日(土)・15日(日) ・時間:各日①10:00~12:00 ②14:00~16:00 ※ご希望の日時をお選びください。 ・場…

啄木の事件簿「文のみやこに、そを聴きに行く」東京 11/30

ワタ 文化交流プログラム「文のみやこに、そを聴きに行く」 第2弾「路上探偵~啄木の事件簿」開催 東北の文化都市盛岡と、「文のみやこ」文京区は、盛岡生まれの歌人・石川啄木が上京し、文のみやこに集う刺激的な文化人たちと出会い、創作に没頭し、その短…

「国際啄木学会 2019 東京セミナー」明大 1/26

サクラ 国際啄木学会 2019 東京セミナー ・期日 2020年1月26日(日) ・会場 明治大学グローバルフロント(リバティタワーから徒歩5分ほど)(↓ 下記に地図のリンク) ・日程 10:30-12:00 理事会(403Kゼミ室(4階)) 12:10-12:40 総会(以後、グローバル…

講演「(再考)啄木にとっての北海道」函館 11/23

サクラ 函館市文学館講演会「石川啄木講座」 国際啄木学会評議員で日本近代文学会会員の桜井健治さんが「(再考)啄木にとっての北海道」と題して講演する。 ・2019年11月23日(土) 午後1時半 ・会場 函館市芸術ホールリハーサル室 ・申し込み 函館市文学館…

孫の秀穂さんが「金田一京助」を語る

サクラ 盛岡市先人記念館で講演会 金田一秀穂さんが「京助」を語る 16日、岩手・盛岡市先人記念館では、言語学者・金田一京助の企画展に合わせ、孫の金田一秀穂さんによる講演会が開かれた。金田一京助は、1882年に盛岡市で生まれ、アイヌ語研究の第一人者と…

「底知れぬ謎に対ひてあるごとし/死児のひたひに/またも手をやる」啄木

シュウメイギク 風土計 26歳の短い生涯を駆け抜けた石川啄木は… 26歳の短い生涯を駆け抜けた石川啄木は一男二女をもうけたが、どの子も父親の年齢まで生きられなかった。特に長男の真一は生後1カ月に満たずこの世を去った。 啄木は友人の宮崎郁雨への手紙に…

若々しい交流をたどる 石川啄木と金田一京助

ブルーベリー 盛岡・2記念館で企画展 啄木、京助 たどる足跡 歌人石川啄木ゆかりの地、盛岡市と東京都文京区の友好都市提携を記念した企画展が同市の石川啄木記念館と市先人記念館で開かれている。 石川啄木記念館の企画展は「啄木と文の京」。文学を志し上…

賢治と啄木と心平

ツクシイバラ 風土計 「(賢治は)将来、啄木ほど有名になる可能…」 「(賢治は)将来、啄木ほど有名になる可能性がありますか」。そんな質問に、詩人の草野心平は困った。宮沢賢治の没後に発刊した全集を何とか売りたい、と在京岩手の人々に相談した時のこ…

ティザーPV『啄木鳥探偵處』公開

ラクウショウ TVアニメ『啄木鳥探偵處』ティザーPV第一弾公開 浅沼晋太郎&櫻井孝宏のコメント映像も(小田 サトシ) 第3回創元推理短編賞を受賞した本格ミステリ小説を原作とし、2020年春にTVアニメ放送・配信がスタートする『啄木鳥探偵處』より、ティザー…

御朱印帳に啄木の歌を描いた印 釧路 厳島神社

ナンテン 啄木の歌、釧路の風景… 厳島神社、御朱印帳に新デザイン 御朱印を集める観光客が多数訪れている釧路市内の厳島神社が新しいデザインの御朱印帳を製作し、1日から頒布を始めた。釧路訪問の記念にしてもらおうと、市内の風景や釧路ゆかりの歌人石川…

講座「人生の襞を探る啄木のウタ」東京都港区

コムラサキ なべさんの元気湧くわく講座 「人生の襞を探る啄木のウタ」 ~第一弾 春夏編~ ・2019年11月19日(火)15:00〜16:30・場所 東京都 港区立白金台いきいきプラザ 1階・講師 渡邊一雄氏・対象 港区民の方・申込 不要 (講師 日本社会事業大学大学…

「こほりたるインクの罎を…」検証する

「こほりたるインクの罎を/火に翳し/涙ながれぬともしびの下」 釧路市南大通 啄木下宿跡 北海道)「インクも凍った」啄木体感、釧路の極寒を検証 歌人の石川啄木は1908(明治41)年1月21日、釧路新聞(当時)の記者として釧路駅に降り立った。21歳だった。当…

26歳で夭折した啄木 突出した個性を打ち出す

ケヤキとカエデ 言ノ葉ノ箱 東 直子 空に吸われる 岩手県で毎年行われている高校の総合文化祭「文芸祭」の講師として盛岡市を訪ねた。盛岡といえば、石川啄木が青春時代を過ごした地である。今を生きる岩手県の高校生らと対話をしつつ、啄木の歌を思い出して…

高知と沖縄と啄木と

沖縄県那覇市 真教寺境内の啄木歌碑 高知の啄木父子歌碑10周年 岡林一彦 啄木の父一禎最期の地、JR高知駅前にある「石川啄木父子歌碑」が10周年を迎えました。記念行事の短歌大会では、一般の部には全国から144点、学生の部では78点の応募がありました。 沖…

高知と福島と啄木と

福島県会津美里町 法用寺の啄木歌碑 窓 読者のページ 啄木父子歌碑と記念の木柱 高知市 岡林一彦 啄木の父・一禎終焉の地JR高知駅前にある「石川啄木父子歌碑」が10周年を迎えた。 10周年記念行事として、今ある自然石の歌碑に加え、高さ180センチのヒノキ角…

啄木の随筆「氷屋の旗」は…

ハゼノキ 風土計 石川啄木の「氷屋の旗」という随筆は、炎暑に風もなくうなだれる旗に自らの苦悶(くもん)を重ねた一編だ。初出は1909(明治42)年というから、夏の氷が庶民にも広く出回っていた頃だろう。 それから20年を経ずして、米国では氷屋さんの発案…

ブログ紹介 --青森県の啄木石碑--

ヤマブドウ 中央区観光協会特派員ブログ・紹介 青森県で出会った石川啄木氏の石碑 先日、マグロの一本釣りでも有名な青森県の大間町を訪れたところ、石川啄木の碑が建てられておりました。石碑には、3つの歌が詠まれています。 「大といふ字を 百あまり砂に…

啄木が校正係として入社した木造社屋

銀座並木通りの啄木歌碑 論座 『いだてん』が描いた/描かなかった朝日新聞社 NHK大河ドラマ『いだてん』の番組最後のタイトル画面には、「このドラマは、史実を基にしたフィクションです」というおことわりが入っている。実名で朝日新聞社が描かれていた回…