〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「さらば釧路…予はもと一個コスモポリタンの徒」

「啄木文学散歩----」を更新しました。 新聞を披いて出帆広告を見ると、安田扱ひの酒田川丸本日午後六時出帆---函館新潟行---とある。自分は直ぐ決心した。“函館へ行かう。”“さうだ、函館へ行かう。”(明治41.4.2 石川啄木日記) つづきはこちら→「啄木文学…

キアゲハが サナギになるときは

キアゲハの幼虫がサナギになるときは、身体中から不要なものを全て出し透き通っていくという。“全てのいらないものを出して 透明になる” フームッ、すごい。 ヒトも要らないものを捨てれば・・・・・空を飛べる。

“啄木の声”で「ザ・啄木展」始まる

24日、もりおか啄木賢治青春館前でオープニングイベントが開催された。 岩手県立大学の研究グループが啄木の骨格から科学的に分析した「啄木の声」で開会宣言。「啄木」はやさしい感じの声で「ようこそ、ザ・啄木展へおいでくださいました」と来場者を迎えた…

釧路「よりそひて 深夜の雪の中に立つ…」

「啄木文学散歩----」を更新しました。 釧路座の慈善演劇へ行つた。本行寺といふ真宗の寺の奥様が娘の三尺ハイカラと一緒に居た。娘の手は温かであつた。(明治41.2.11 石川啄木日記) つづきはこちら→「啄木文学散歩 釧路17〜21」

短歌甲子園では盛岡三高 & 高校野球では早稲田実業

石川啄木生誕120年記念の第1回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2006)は、団体戦で盛岡三高が優勝した。 題「あこがれ」 盛岡三高チーム優勝作品 「カバン一つ 負いて若さを供にして ひゅっと往きたしひとに混じりに」 個人戦最優秀賞作品 嘉村あゆみさん 盛…

啄木の歌にも詠まれた[狛犬]が南部鉄器に

盛岡天満宮のある天神山は啄木も気に入ってよく訪れた場所。啄木は天神様の狛犬のことを石馬と呼び歌にも詠んだ。 その狛犬が南部鉄器になった。石川啄木生誕120年にちなみ限定200組で市内で販売している。 「天神様の狛犬」体長約45ミリ、高さ約25ミリ。 販…

オシム監督の言葉 --イエメン戦後

来月またイエメンと対戦するが、まったく違うチームになっている可能性がある。 ギリシャ神話にも似た話があるが、自分の土地に再び踏み出したときに、エネルギーが大地から湧き上がって兵士の体を満たすということが、もしかしたらホームのイエメンに起こる…

本日開幕「第1回短歌甲子園」8/18-8/20

石川啄木生誕120年を記念する第1回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2006)は本日から開かれる。 8/18(金) 開会式 個人戦題詠 8/19(土) 個人・団体題詠 予選リーグ開始8/20(日) 個人戦決勝進出者一般投票実施 団体戦決勝トーナメント開始 団体戦準決勝…

あんどん並べ「啄木追悼の夕べ」

13日夜、啄木一族の墓周辺で「函館啄木会」が、「啄木追悼の夕べ」としてあんどんとちょうちんなどをともした。会員が、啄木の歌を一首ずつ書いた手作りのあんどんを設置し、ろうそくに火を付けた。 (2006-08-15北海道新聞)

高速道路でガソリンは

混雑を避けるため高速道路の小さいSAに入った。次々に並んでいく車。やっぱりみんな狙いは同じ、“給油”だ。今は一般道よりガソリンが安いからね。上限価格サマサマ。お盆だから仕事の車は少ない。そんな中で目立つのはガソリンを運ぶタンクローリーだった。…

石川啄木と同時代、そして後代の歌人たち 10/6-11/10

日 時:2006年10月6日〜11月10日(金) 17:00〜18:30(11月10日のみ17:15〜18:45) 講座趣旨 石川啄木は、今年生誕120年を迎えました。26年の短い生涯を終えてから90年以上を経ても、なおその魅力は尽きません。今回はその啄木の生涯や短歌、国際性、また、…

夏野菜のランチ

オシャレなレストランで「夏野菜のランチ」をした。おっきなお皿に、インゲン1本、人参スティック1本、アスパラ1本、キャベツ千切り少々、ほかの野菜も少しずつ。みんなボイルしてあって、特製ミソをつけていただく。 ムーッン! 食べるのがゆっくりのほうな…

しらしらと氷かがやき…

「啄木文学散歩 釧路市---」を更新しました。 “妹になれ”と自分は云つた。“なります”と小奴は無造作に答へた。“何日までも忘れないで頂戴。何処かへ行く時は屹度前以て知らして頂戴、ネ”と云つて舷を離れた。 つづきはこちら→「春の雨 夜の窓ぬらしそぼふれば…

国際啄木学会 東京支部会 8/26

第44回 期日 2006年8月26日(土)14:00〜 会場 明治大学・駿河台研究棟 4F 第一会議室 会議 14:00〜 研究発表 14:30〜 1 『悲しき玩具』五首の鑑賞(3・181・102・121・117番歌) -飯嶋紀美子 2 「飛行機」論 -柳沢有一郎 3 明石海人 自宅療養時代-日記の…

バンソーコー オバケ

「これはベビーパウダーのようなもの?」と店員に聞いている人がいた。 「いや、それはキラキラ光るものが出てくるスプレーです」 「じゃ、ちょうどいい。今日はお化け大会やるから」 尋ねたその人は《剃り上げピカピカ頭》だった。しかも、てっぺんには絆創…

「啄木の風景」 連載始まる

北海道新聞で「啄木の風景」- 生誕120周年記念企画 -が始まった。 天才詩人とうたわれた石川啄木。ひたすらに文学を追求した啄木と彼を取り巻く人々について、函館在住の啄木研究家・桜井健治さんが綴る。 「啄木の風景」 http://www5.hokkaido-np.co.jp/bun…

中年の人々に「一握の砂」を

・札幌中島公園の北海道立文学館で開催中の啄木の特別展(8/27まで) ・現在、年間三万人を超える自殺者を法律で防止しなければならない。 ・「一握の砂」は古びるどころか、むしろ切実に読まれる時代なのではないか。 (卓上四季)(2006-07-31The Hokkaido…

石川啄木“ゆかりのツアー”たまやま

盛岡市は「たまやま魅力発見バスツアー」を企画。 第1回ツアーは石川啄木ゆかりの地を中心に、石川啄木記念館、旧渋民尋常高等小学校、渋民公園、啄木の生誕地である常光寺などを訪れた (2006-07-31THE WEB IWATE NIPPO)

「日本沈没」大切なものは何?

「日本沈没」 監督 樋口真嗣 出演 草なぎ剛 柴咲コウ 吉田日出子 柄本明 2006 日本 小松左京の原作を大幅に変え、最新の学説で日本列島の沈没を描く。駿河湾の大地震、プレートの断裂、阿蘇の噴火。「んっ??」満載だが・・・。生きていく上で何が大切か、…