〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

講演「石川啄木の青森・函館」

[レースフラワー] 特別展「青函を旅した文人たち」イベントのお知らせ 第1回文学講座 日時 2016年7月24日(日) 13:00~16:00 会場 青森県総合社会教育センター 大研修室(青森市荒川字藤戸11-9-7) 講演 「与謝野寛・晶子、海峡をわたる思い」 13:00~14:20 櫛…

啄木が人々を結びつけてくれた 高知での学会

啄木セミナーで感謝 声ひろば<高知新聞 【若林敦 大学教員=啄木学会事務局長】 国際啄木学会高知セミナーを6月18日に県立文学館ホールで開催した。地元の方を含め120人あまりの参加者があり、盛会のうちに終えることができた。啄木学会より心からお礼を申…

「啄木 賢治の肖像」岩手日報(㉖ 時代(下))

[サルトリイバラ] 「啄木 賢治の肖像」 ㉖ 時代(下) 大逆事件の真相追究 「幸徳秋水等陰謀事件発覚し、予の思想に一大変革ありたり。これよりポツポツ社会主義に関する書籍雑誌を聚む」。啄木は日記の1910(明治43)年中重要記事6月の項に、こう書いた。 …

「啄木に乾杯!」函館市文学館講演会

[クリ] 函館での啄木足跡たどる 新井満さんと桜井健治さん対談 生誕130年記念 石川啄木の生誕から今年で130年になるのを記念した「函館市文学館講演会 啄木に乾杯!」が25日、市公民館(青柳町)で行われた。約160人が来場し、啄木の日記や短歌を通じて109年…

「現代に生きる啄木」講座 7/29

生誕130周年に読み直す 現代に生きる啄木 2016年7月29日(金) 13:00-15:00 朝日カルチャーセンター 芦屋教室 兵庫県芦屋市船戸町4-1-408 ラポルテ本館4階 講師 歌人・松村 正直 講座内容 今年で生誕130年を迎える石川啄木は、最も人気のある歌人の一人と言…

講座 “石川啄木の単純な日本語短歌に秘められた思想の深さ" 7/23、8/27、9/24

[フジ] ◎「近代短歌〜美しく力強きメロディー」 講座日 2016年7/23、8/27、9/24の各第4土曜13:00〜14:30 講師 関西大学名誉教授・第20回角川短歌賞受賞、鵜飼 康東 受講料 全3回 7,460円 会場 毎日文化センター・大阪 大阪市北区梅田3丁目4番5号 毎日新聞…

「やり場にこまる拳をもて、お前は誰を打つか」啄木

◎コラム「透視図」<北海道建設新聞 「無差別殺人」 ニュースを見て、「またか」と嘆息した人も少なくなかったろう。「イオンモール釧路昭和」で21日起こった無差別殺人である。容疑者の男には自分の人生を終わりにしたい願望があり、「人を殺して死刑になり…

熱気にあふれた“国際啄木学会セミナー" in 高知

[スイカズラ] 展望台 < 岩手日報 国際啄木学会セミナーを取材するために先日、高知市を訪れた。啄木自身は関東より西に行ったことはなかった。しかし父一禎は、次女トラの夫である山本千三郎の赴任先の同市で晩年を過ごし、76歳で亡くなる。 妻や、息子らに…

富山「啄木と富山ゆかりの二人の女性」文芸サロン 7/17

高志の国 文芸サロン´16夏 話題提供者 米田憲三・テーマ「啄木と富山ゆかりの二人の女性」 課題図書 『一握の砂・悲しき玩具−石川啄木歌集(新潮文庫)』からの抜粋資料 日時 平成28年7月17日(日)13:30〜15:30 場所 高志の国文学館101研修室 (富山市舟…

啄木の世界に魅せられて -ブラジル人が短歌集発刊

[ヤナギハナガサ] 伯人女性が短歌集発表=啄木の世界に魅せられて 詩人・石川啄木の短歌の魅せる世界に心酔し、伯国人女性のネイデ・ロッシャ・ポルトガルさんがポ語短歌集『トレス・テンポス―三つの時間』(中田みちよ訳)を出版した。これまでに俳諧集も20…

講座「石川啄木と女性」世田谷 7/2

講座「生誕130年 石川啄木と女性〜恋愛・結婚・家族〜」 2016年7月2日(土)午後 2 時〜 講師 西連寺 成子 場所 世田谷文学館2階(東京都世田谷区南烏山1-10-10)(電話 03-5374-9111) 交通 京王電鉄「芦花公園」駅下車徒歩5分(新宿より20分程度・各駅停…

「啄木 賢治の肖像」岩手日報(㉕ 時代(上))

[ユキノシタ] 「啄木 賢治の肖像」 ㉕ 時代(上) 反骨精神で世に問う 啄木にとって文学上の進むべき方向を指し示す光となったのが、与謝野鉄幹の主宰する東京新詩社の機関誌「明星」。盛岡中学校(現盛岡一高)の先輩である金田一京助から借りて読み、感化…

幸徳秋水の処刑、作品に影 -啄木学会セミナー-

[アジサイ] 「啄木と大逆事件」探る 高知で国際学会セミナー 幸徳秋水の処刑、作品に影 真相の究明図り記録化 高知市で18日に開かれた国際啄木学会セミナーのシンポジウムは、「啄木と大逆事件・幸徳秋水」がテーマ。 同学会元会長で名誉会員の近藤典彦さん…

釧路 港文館 7/23

「春の啄木歌碑めぐり」 2016年7月23日(土)午前10時〜正午 集合 9時50分 港文館前 案内役 北畠立朴氏(釧路啄木会会長) 参加費 無料 歩きやすい服装で、ご参加ください。 申し込み・問い合わせ 港文館(0154-42-5584)

語り継ぎたい日本の歌 〜夏〜 7/9

日本の歌には美しいふるさとがあります。松本薫のソプラノで「石川啄木の世界」へご案内します。 日時 平成28年7月9日(土) 開場 13:30 開演14:00 出演 松本 薫(ソプラノ) 加戸あさ子(ピアノ) 会場 千葉市文化センター 千葉市中央区中央2−5−1 千葉…

平出修研究会 事務局移転記念講演会 6/30

2016年6月30日(木) 午後1時30分から4時 会場 シルバーピア石山 内容 記念講演会「平出修と石川啄木ー出会いと広がり」 講師 山下多恵子(国際啄木学会理事ほか) 研究講演会「大逆事件ー新村善兵衛を追う〜判決とその後〜」 講師:石山幸弘(群馬県立女子大学非…

新井満さん、「啄木」テーマに講演 6/25

石川啄木生誕百三十年記念 文学館講演会 「啄木に乾杯!」 平成28年6月25日(土)14:00〜 会場 函館市公民館 講師 新井満氏・櫻井建治氏 合唱「ふるさとの山に向ひて」 講演と歌唱 新井満氏「啄木と音楽との出会い--もし啄木の短歌にメロディーをつけたなら…

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ……石川啄木

有明抄<佐賀新聞「花とまちづくり」 流浪と赤貧の果てに、26歳で逝った詩人の石川啄木(たくぼく)。ひどい窮乏生活の中でも、よく花を買う人だったらしい。<友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ>。そんな歌を残している。 先ご…

「石川啄木と高知のえにし」 啄木学会セミナー

[アジサイ] 秋水の影響受けた 国際学会セミナーに120人 /高知 歌人・石川啄木(1886〜1912年)の研究者やファンが集う国際啄木学会のセミナーが18日、高知市丸ノ内の県立文学館ホールで開かれた。 啄木の父・一禎(1850〜1927年)は、旧国鉄職員だった次女の…

「梅」-啄木の歌に登場する花や木についての資料-

-石川啄木の歌に登場する花や木についての資料- 梅 ひと晩に咲かせてみむと、 梅の鉢を火に焙りしが、 咲かざりしかな。 初出「創作」明治44年2月号 一晩のうちに梅の花をなんとか咲かせてみようと思って、梅の鉢を火にあぶったが、咲かなかったことだ。 (…

川端康成や石川啄木に愛された神谷バー

浅草・神谷バー名物「デンキブラン」のデンキって何? TOKYO FM+ 未来の日本も気になるけれど、昔からある伝統もこれからの日本にしっかりと残していきたい! というわけで今週は「東京老舗街歩き」。3回目の今回は、浅草から。たくさんの文豪が通った「日…

「賢治と啄木の世界に遊ぶ」フルートコンサート 6/30

吉川久子フルートコンサート「賢治と啄木の世界に遊ぶ」 2016年06月30日 13:30開始 〜 事前申込みが必要 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3−6 100年たっても日本人のこころをとらえて離さない東北の地に生まれた2人の巨人、宮沢賢治と石川啄木。童話…

「小説を書きたかった男、石川啄木」文学教室 7/29

[クレマチス] ◎夏の文学教室第53回 夏の文学教室 〈文学の明治―時代に触れて〉明治の文学は移りゆく社会をどう映したか、 そこに生きた作家、生まれた作品を通して考えます。 2016年7月25日(月)〜30日(土)有楽町よみうりホール(ビックカメラ7F) 〇 7/29…

「啄木 賢治の肖像」岩手日報(㉔ 手紙と日記(下))

[キョウチクトウ] 「啄木 賢治の肖像」 ㉔ 手紙と日記(下) 人間の苦悩、喜び克明 明治時代の文学作品中、私が読んだかぎり、私を一番感動させるのは、ほかならぬ石川啄木の日記である」コロンビア大名誉教授で日本文学研究者のドナルド・キーンさんは、著…

落語家が語る「啄木の人生のうた」広島 7/1

◎コミュニティ・アカデミー上幟(かみのぼり) 社会人落語家が語るユーモアのある人生論 2016年度 春期講座「啄木の人生のうた」 講演者 渡邊 一雄 (元岩手県立大学教授、社会人落語家三遊亭大王) 日時 平成28年 7月 1日(金) 13:30−15:30 会場 アステ…

「啄木ゆかりの地巡り」+ 啄木定食 7/9

[チゴユリ] ◎石川啄木記念館 講座・ワークショップ 啄木ゆかりの地巡りバスツアー 開催日時 平成28年7月9日(土) 午前9時10 分〜午後3時15分 講師 石川啄木記念館 館長 森 義真 料金 2,000円(昼食代、写真代、傷害保険料、資料代) 当日のコース 石川啄木記念…

薄幸の石川啄木が住んだ終焉の地 “陸の孤島”

東京の“陸の孤島”を歩くSPA! ――最寄り駅から15分以上かかる街は独自の発展を遂げている!?過密気味のダイヤで縦横無尽に地下鉄が走っている東京都心にもかかわらず、なぜか最寄りの電車や地下鉄の駅から離れている「空洞地帯」と言えるエリアがある。多様な人…

かるた活用「ふるさとの山に向ひて…」

[マユミ] 短歌かるた活用を 啄木祭実行委、児童施設に寄贈 今年生誕130年を迎えた石川啄木の啄木祭実行委は9日、盛岡市上厨川の土淵児童センターに「啄木かるた100首」を贈った。同実行委はかるたを市内の児童センターや学童クラブなど計77カ所に寄贈し、児…

書評『石川啄木』=ドナルド・キーン

◯今週の本棚 小島ゆかり・評 『石川啄木』=ドナルド・キーン著(新潮社・2376円) 芸術は不道徳の非難を恐れぬこと 評伝である本書の進行に沿って石川啄木の生涯を追体験するうち、いつのまにか啄木の生きた時間の奥深くへ入り込むような錯覚を覚える。 啄…

教科書で出会った名歌「ふるさとの訛なつかし…」啄木

[マユミ] ◯ 本 よみうり堂 トレンド館 教科書アンソロジー文庫 続々 近年、教科書に載った小説や俳句、詩などを集めたアンソロジー文庫が、続々と刊行されている。 『教科書名短篇ーー少年時代』(中公文庫)、『教科書でおぼえた名文』(文春文庫)、『筑摩…