2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
◎学芸余聞 <岩手日報 啄木の世界に浸る歌・朗読 石川啄木生誕130年にちなむ歌と朗読の会は仙台市でこのほど開かれ、約140人が啄木の世界に浸った。 盛岡一高出身者を中心に仙台市の「朗読のひととき三人会」、「盛岡市の「ひびき」が共催した。玉懸洋子さん…
[バラ] ◎潮流 <しんぶん赤旗 きょうの潮流 「今日(こんにち)我々の中(うち)誰でもまず心を静めて、彼(か)の強権と我々自身との関係を考えて見るならば、必ずそこに予想外に大きい疎隔の横たわっている事を発見して驚くに違いない」。 石川啄木が「時…
「自分は最低」とは思いすぎ 「心貧しき」は幸いであるから (江上剛) 「つい自分と同僚を比較して憂鬱になります。あいつは頭がいい、こいつは我慢強い......それに比べて自分は最低のように思えます」 「友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て …
「吉田几布 写真展」啄木の世界 鮮やかに 花巻市大迫町の写真愛好家、吉田几布(やすひろ)さんの写真展は30日まで、紫波町彦部の野村胡堂・あらえびす記念館で開かれている。石川啄木の歌集から11首を選び、自らが撮影したイメージ写真を「フォト短歌」とし…
[秋深む] ◎論説 < 岩手日報 「貧乏物語」100年 深刻な格差は今もなお 経済学者、社会思想家の河上肇が「貧乏物語」を新聞に連載したのは100年前。「貧困」「格差」を鋭く問う内容は大きな反響を呼んだ。 読み継がれる本を手にすると考え込んでしまう。1世紀…
啄木 漂流の北海道 東京への思いやまず 盛岡市渋民の石川啄木記念館(森義真館長)の企画展「啄木と北海道〜新運命を開拓せん」は来年1月9日まで、同館で開かれている。啄木が最後の東京時代へと向かう前の約1年にわたる北海道時代に光を当て、啄木が成熟す…
[ツルウメモドキ] 興味深かった啄木・賢治企画 < オピニオン 池田 功(明治大学教授) 今年は啄木生誕130年、そして賢治生誕120年ということで、岩手県を中心に多くのイベントが行われた。その中でも、岩手日報が「啄木 賢治の肖像」と題して、1月6日から毎…
[ナンテン] 啄木かるた講座 石川啄木記念館 開催日 平成29年1月7日(土)、8日(日) ※ご希望の日をお選びください。 時間 10:00〜12:00 場所 渋民公民館 和室(7日)、都南公民館 和室(8日) 講師 石川啄木記念館 学芸員 料金 無料 定員 各36人 今度のお正月は「啄…
[平井良子さんのピアノ伴奏で歌う森田純司さん (撮影:山田武秋氏)] 啄木の思い 歌に込めて 盛岡・渋民でコンサート 石川啄木生誕130年を記念した「啄木コンサート」は20日、盛岡市の姫神ホールで開かれた。雫石町出身のソプラノ田中美沙季さんと盛岡市在…
東直子が薦める文庫この新刊! 『湯川秀樹歌文集』 湯川秀樹著 講談社文芸文庫 1728円 湯川秀樹が詩歌にも造詣(ぞうけい)が深かったことが分かる。「素粒子の世界の謎を解きあぐみ旅寝の夢も結びかねつつ」と歌に詠み、目には見えない世界を追求しつつ、言…
[コウテイダリア] <啄木コンサート>聴衆、歌声に酔いしれ 盛岡 盛岡市渋民出身の詩人、石川啄木の生誕130年を記念した「啄木コンサート」が20日、同市の姫神ホールであった。雫石町出身のソプラノ歌手、田中美沙季さんと、盛岡市のテノール歌手、森田純司…
[オリーブ] ◎古書通信 < 八木書店 宮沢賢治 菊の俳句短冊【日本古書通信 編集長だより11】 30年近くも前の、昭和63年明治古典会七夕市に、啄木の短冊「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」が出品され、真贋をめぐりテレビのニュースにもな…
盛岡りんごフェアin文京シビックセンター12月1日から2日までの2日間,石川啄木ゆかりの地である、東京都文京区で盛岡りんごの展示販売を開催します! 盛岡りんごの生果のほか、盛岡りんごのワインやジャムなどの加工品も販売します。是非お越し下さい。 平成…
[アノダ・クリスタータ] 朗読劇「詩人・石川啄木入門」など 「市民みんなの文化祭」〇 2016年11月27日(日)午後1時半〜 「明日を紡ぐ大地の会」の結成5周年記念事業の最後を飾る「市民みんなの文化祭」が、11月27日(日)午後1時半から山口県立山口図書館(…
[アノダ・クリスタータ] 風土計>岩手日報 石川啄木が生まれた時、日本という国に憲法はなかった。生誕の3年後、1889(明治22)年に明治憲法は発布されている。自分より年若の最高法規に対する思い入れは強かったようだ。 「日本は今、立憲国である。東洋唯…
-石川啄木の歌に登場する花や木についての資料- 浜薔薇 (ハマナス) 潮かをる北の浜辺の 砂山のかの浜薔薇よ 今年も咲けるや 初出「一握の砂」 潮のかおる北の浜辺の砂山のあの浜なすの花よ。今年も美しく咲いていることであろうか。 大森浜の海岸の砂山の…
[石川啄木記念館敷地内の渋民小学校、斎藤家の紅葉 (撮影:山田武秋氏)] 明日の考察 ㊤ 国際啄木学会盛岡大会 ◎講演 「村岡花子と啄木」三枝昻之氏 村岡花子短歌へ影響 暮らしに近い作品共感 日本歌人クラブ会長、山梨県立文学館館長の三枝昻之さんが行っ…
短歌解釈や劇など 盛岡で啄木学会 歌人・石川啄木(1886〜1912年)の業績について、国内外の研究者が議論する「国際啄木学会」の盛岡大会が5日、盛岡市渋民の姫神ホールで開かれ、約300人の市民や文学ファンが参加した。 啄木の生誕130周年を記念し、出身地…
[講演する 三枝昻之氏 (撮影:山田武秋氏)] 研究者やファン集う 盛岡で国際啄木学会 | IBC NEWS 国際啄木学会は平成元年、啄木研究を世界に広げようと、国内の研究者により設立されました。大会は講演や研究発表を通して、啄木に対する理解を深めます。 渋…
130年超えて明日の考察 5年ぶり盛岡大会 国際啄木学会 5年ぶりの盛岡大会。開会行事には同学会員、地元の小中学生を含む一般市民約400人が参加。日本歌人クラブの三枝昻之会長の講演もあり、今を生きる人たちの心にも投じる啄木短歌の魅力を再認識した。 開…
[6日 夕方の岩手山 (撮影:山田武秋氏)] 啄木生誕130年、考察深め 盛岡で国際学会 石川啄木生誕130年と盛岡市玉山村合併10周年を記念する国際啄木学会盛岡大会(同会、同会盛岡支部主催)は5日、2日間の日程で盛岡市渋民の姫神ホールで開幕した。「明日の…
ドナルド・キーンが語る石川啄木 AFPBB Newsアメリカ合衆国出身の日本文学研究者ドナルド・キーン氏が1日、2月に刊行された評伝『石川啄木』について都内の日本外国特派員協会で講演し、記者らの質問にコメントをした。 啄木は天才的だった。5年間で何千もの…
『一握の砂』『悲しき玩具』─編集による表現─ 大室精一 著 (株)おうふう出版 序(『一握の砂』『悲しき玩具』形成論の現在) 『一握の砂』、及び『悲しき玩具』 は魅力溢れる歌集である。その魅力の源泉は、刊行後百年以上を経過した現在においてなお、多…
11月20日に「啄木コンサート」 声楽で短歌の世界 石川啄木の生誕130年を記念した「啄木コンサート」は11月20日、盛岡市渋民の姫神ホールで開かれる。雫石町出身のソプラノ田中美沙季さんと同市在住のテノール森田純司さんが出演。歌を通して啄木の魅力を伝え…
[2016年 国際啄木学会盛岡大会] 地元だからこそ啄木知って 11月5、6日はどうぞ晴れますように、全国から集まる啄木研究者や愛好者に、美しい岩手山、姫神山が顔を見せますようにと、毎日祈るような思いでいる。 今年は啄木生誕130年。5、6日に「明日の考察〜…