〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

石川啄木が見た夢、生きた現実 -立命館 11/14、11/21,11/28

特集 啄木に学ぶ 没後100年特別講座 立命館大阪キャンパス ◎2012年11月14日(水) 14:00〜15:40(90分の講演と10分の質疑応答)(全3回‐1) テーマ 石川啄木が見た夢、生きた現実 〜小説と詩歌をめぐって〜 講師 瀧本和成 啄木は小説家になりたかった。そし…

講座・講演「没後百年石川啄木の世界」10/25〜11/13

今年で没後100年の歌人・石川啄木に焦点を当てた写真パネル展や講演会、資料の展示など。 清田図書館 札幌市清田区平岡1条1 11月8日(木)2時、関連資料などを紹介する「司書によるブックトーク」。 11月11日(日)2時、北海学園大人文学部准教授の田中…

日経Biz「没後100年を迎えた『石川啄木』」

わずか26歳で1912年に夭逝したが、没後100年を迎えて、石川啄木(1886〜1912年)の評価あらためてが高まっている。「ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく」「たはむれに母を背負ひて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず」などの短歌…

鴎外記念館、東京・千駄木の自宅跡地に開設

森鴎外が晩年を過ごした東京都文京区千駄木に来月 1日、区立森鴎外記念館がオープンする。生誕150年を記念して作られたもので、収蔵資料は約 1万4000点。鴎外に関する資料の収蔵数としては国内最大だ。 記念館は鴎外が60歳で亡くなるまでの30年間を過ごし、…

「忙人寸語」

「はたらけど/はたらけど猶なおわが生活(くらし)楽にならざり/ぢつと手を見る」。詩人、歌人・石川啄木の晩年の作である。没後100年の日本。世界に例のない経済成長を遂げたはずが、労働環境は啄木の赤貧時代に舞い戻ってしまった 文学の道に希望を抱いた…

「短歌」と「短歌と写真のコラボ」募集 〜11/30

石川啄木・一禎の歌碑:家族思う心歌に 建立3周年記念の短歌募集 高知 歌人石川啄木の父一禎が晩年を過ごした高知市に父子の歌碑を建立した「啄木の父石川一禎終焉の地に歌碑を建てる会」は、建立3周年記念短歌大会を開き作品を募集している。応募は11月30…

「啄木名歌の謎を解く」吉井勇記念館 11/17

[ナンテン] 吉井勇記念館開館10周年記念講演会 「啄木名歌の謎を解く〜なぜ、3行書きか〜」吉井勇記念館では、吉井勇と交友のあった歌人石川啄木についての講演会を開催します。入場は無料です。 2012年11月17日(土)13時30分〜 場所 猪野々集会所(記念館…

「啄木は、特に男性に人気があった」中江有里

[フヨウ] NHK BS プレミアムアーカイブス 「みちのく文学散歩 石川啄木/特集 詩人・啄木の夢と青春」 2012年10月24日放送◎ 放送をみて、こころに残ったことば 関川夏央さん 金田一京助のところに啄木が来たとき、風呂敷包み一つだった。その中身は、ノート…

札幌は秋風の国なり <その 5(終) >

啄木文学散歩・もくじ 北海道札幌市に啄木を訪ねて <その 5 >「大通公園の啄木像」 坂坦道 作 1981年制作 中央区大通西3丁目 地下鉄「大通」駅6番出口 「石川啄木歌碑」 しんとして幅廣き街の 秋の夜の 玉蜀黍の焼くるにほいよ (玉蜀黍=とうもろこし) 「…

札幌は秋風の国なり <その 4 >

啄木文学散歩・もくじ 北海道札幌市に啄木を訪ねて <その 4 >「橘家庭園の前」 地下鉄東豊線「東区役所前駅」または、「環状通東駅」で下車、徒歩10分。 石川啄木が函館区立弥生尋常小学校に代用教員として採用されたとき、同じ学校に橘智惠子が訓導として…

札幌は秋風の国なり <その 3 >

啄木文学散歩・もくじ 北海道札幌市に啄木を訪ねて <その 3 >「天神山緑地」 地下鉄南北線「南平岸駅」下車、徒歩15分ほどの豊平区平岸に天神山緑地があり、その中に「札幌平岸林檎園記念歌碑」がある。 「札幌平岸林檎園記念歌碑」 右は、添碑。中央は、…

札幌は秋風の国なり <その 2 >

啄木文学散歩・もくじ 北海道札幌市に啄木を訪ねて <その 2 > 「偕楽園緑地」 札幌市北区北6条西7丁目。啄木下宿跡から西側300mほどの場所で、北海道大学のすぐ近く。 《偕楽園跡の説明板》 「明治4年(1871年)開拓使によりこのあたりに公園が設けられた…

札幌は秋風の国なり <その 1 >

啄木文学散歩・もくじ 北海道札幌市に啄木を訪ねて <その 1 > 「 JR タワー展望室 T38より北方向を望む」 北海道の天空にいちばん近い場所が、ここ。タワー最頂部の高さは 173mあり、展望フロアは 160mある。 写真中央よりやや右あたりに橘智恵子の生家(…

『一握の砂』に詠まれし親友、はじめての単行本 予約開始

[ユズリハ] 近眼にて おどけし歌をよみ出でし 茂雄の恋もかなしかりしか 石川啄木 『一握の砂』 『啄木の親友 小林茂雄』森義真 著 盛岡出版コミュニティー 2100円 A5判上製本 P345 2012年11月上旬発売 《予約開始》 - はじめに より- 茂雄の人生にとっての…

「啄木 うたの風景 第23回」岩手日報

[キンモクセイ] 第 23 回 第二部 漂泊の旅路(7) 桜井さんインタビュー 新天地で才能が開花○ 新天地を求めて津軽海峡を渡った啄木。漂泊の旅が始まった函館の132日間は、文学と人生にとって大きな節目となった。啄木に関する著作が多い、近代文学研究家の桜井…

石川啄木没後百年企画展始まる ~10/21

石川啄木が関心を寄せていたとされる社会主義の思想や当時の資料を集めた企画展が盛岡市内で始まりました。 啄木は、社会主義に関心を寄せ評論文なども書いていたということで会場には市民研究家が所蔵する明治時代後期から大正・昭和にかけての社会運動にま…

「啄木資料展」関連イベント

岩手県立図書館 企画展「第30回 啄木資料展」 ◎「大人のための語りと歌の会〜啄木の贈り物〜」 切り絵作家・朗読者として活躍中の吉田路子さんと、ソプラノ歌手・土井尻明子さんをお招きし、啄木作品に触れる、語りと歌の会です。 2012年10月28日(日) 14時00…

啄木の魅力ひもとく資料展 岩手県立図書館 〜11/25

岩手県立図書館は、第30回啄木資料展を開いている。没後100年にちなんだテーマ展示「読み継がれる啄木」コーナーと、新収蔵資料コーナーの 2本立てで啄木の魅力をひもといている。 テーマ展示では、1922(大正11)年に同市玉山区渋民に建てられた啄木歌碑の…

みぞれ降る石狩の野の汽車に読みし……啄木

石狩川 風景への旅 《 幌向 》 成功収めた越後開拓団 1882(明治15)年11月、幌内鉄道(手宮・幌内間)が全通した。これにより江別は石狩川の水運と鉄路のふたつを手に入れ、以後本格的な市街地が形成されていく。鉄道は幌内炭鉱の石炭を小樽港へ積み出し、…

企画展「楚人冠と啄木をめぐる人々」我孫子市 10/30~1/14

[ヌルデ] 杉村楚人冠記念館 千葉県我孫子市 冬期企画展「楚人冠と啄木をめぐる人々」 2012年10月30日(火)〜2013年1月14日(月・祝) 杉村楚人冠と石川啄木、大逆事件や啄木の病をめぐっての二人の交わりを振り返りつつ、朝日歌壇の選者に啄木を採用した渋…

「石川啄木と道元」曹洞宗 学術大会

曹洞宗総合研究センター第14回学術大会 日時 2012年10月24日(水)〜25日(木) 会場 曹洞宗檀信徒会館(東京グランドホテル) 第1日目 10月24日(水) 開会式 部会発表 第2部会 午前の部(10 時~11 時 40 分) 3.石川啄木と道元 ―「人生の習慣」としての仏教と…

NHK BS 「みちのく文学散歩 石川啄木」放送予定 10/24

[サルトリイバラ] NHK BS プレミアムアーカイブス みちのく文学散歩 石川啄木/特集 詩人・啄木の夢と青春◎ 10月24日(水)午前9:00〜10:25 (1)「みちのく文学散歩 石川啄木 「一握の砂」 〜岩手県・玉山村〜」 東北地方は、厳しい気象と豊かな自然の中…

『明治を生きた松本ピアノと啄木』

松本ピアノ ミニコンサート 2012年10月20日(土) 14時〜(開場13時30分) 会場 千葉県君津市民文化ホールリハーサル室 ピアノ演奏 南澤鈴華さん りんご追分・竹田の子守唄・島唄 等 朗読 石川啄木「一握の砂」、「悲しき玩具」等より…「朗読会 アンディアー…

「旭川啄木会」に衣替えし、新たな活動

[マキ] 啄木の魅力発信へ名称変更 旭川 市民らの募金で 4月に JR 旭川駅東コンコース隣に歌人石川啄木の歌碑像を建てた市民団体「旭川に石川啄木の歌碑を建てる会」が 10日、啄木の魅力を学び発信する「旭川啄木会」に衣替えし、新たな活動に乗り出した。 啄…

啄木の交友録(36 ~ 41)「街もりおか」

[「街もりおか」9・10月号表紙] 月刊誌「街もりおか」 啄木の交友録【盛岡篇】執筆 森 義真 氏 36. 及川 古志郎 2012年5月号(No.533) 及川古志郎は、明治16年、医師の長男として新潟県長岡で生まれた。後に盛岡に転居し、明治29年盛岡中に進んだ。啄木が盛…

「石川啄木の世界 その生涯と作品」オープンカレッジ

新潟国際情報大学オープンカレッジ 2012年11月1日 〜 11月29日(木) 全5回 10:30〜12:00 新潟中央キャンパス 新潟市中央区上大川前通7番町1169 講師 塩浦 彰 国際啄木学会会員・元理事 1912(明治45)年石川啄木は26歳の短い生涯を閉じました。その生の証しとし…

没後100年─屈指の啄木本の誕生を喜ぶ

紅通信 No.68(紅書房 2012-09-20発行) 竹原三哉 著『啄木の函館 ─実に美しき海区なり』鑑賞 山下多恵子(国際啄木学会理事) 石川啄木は、26年2ヶ月の生涯のうち132日間を函館で過ごした。 「石をもて追はるるごとく/ふるさとを出」た啄木が新しい生活の…

風土計 岩手日報

「東海の小島の磯の白砂に/われ泣きぬれて/蟹(かに)とたはむる」。石川啄木の歌集「一握の砂」の冒頭にあるこの歌は、今も多くの人に口ずさまれる。 北海道函館市にある啄木の墓標にも刻まれた歌。詠まれている情景は、函館の大森浜を思い描いたとされる…

啄木短歌を見つめ直して -北海道新聞-

[ジュズダマ] 《啄木特集》「音楽・映像性色濃く」・「憧れ、希望 感性今も」 ◎ 作家:新井満さん 北海学園大准教授:田中綾さん 対談(上)・(下) 石川啄木没後100年に合わせた特集の締めくくりとして、啄木の短歌を生かして「啄木・組曲」をつくった作家の…

会津の名刹「法用寺」によくマッチする「啄木歌碑」<その 3 (終)>

啄木文学散歩・もくじ 福島県会津美里町の法用寺に啄木歌碑を訪ねて <その 3 (終)> 「三重塔」福島県指定重要文化財 法用寺は、境内に入ったときから厳かな空気が漂っていた。三重塔は木組みが複雑で、つい見とれてしまうほど美しかった。 この写真でい…