〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

啄木はあまりにも多面的な人 史実に寄り添って書いた

ボタン 幻冬舎ニュース 刊行記念インタビュー 幻冬舎編集部 どんな手でも尽くすので、“推し”の主人公を知って! 宮内悠介さん著『かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖』は、明治末期に実在した耽美派サロン「パンの会」を舞台にした傑作青春ミステリ。…

南の国からのお便り

高知市種崎海岸 ・広がる砂浜は 種崎海水浴場・松林は 種崎千松公園・海の中 手前の防波堤は高知港種崎防波堤灯台への道・左上の大橋は 浦戸大橋 高知市種崎の浜の日の出 高知市にお住まいの岡林一彦さんより送っていただきました。 南の国からのお便りで、…

文学で身を立てる夢 -「東都に遠い夢」と記し啄木の心境に迫る

尾翼光る 啄木の心境を書に 佐藤紫雲展始まる/岩手・盛岡市 歌人・石川啄木の心境を書を通して表現した作品展が28日盛岡市で始まりました。 この作品展は盛岡市を中心に活動する書家・佐藤紫雲さんが企画したもので、石川啄木の短歌を書で表現した作品31点…

「一握の砂」「悲しき玩具」を手に 盛岡、函館、小樽などを訪れ…

セイロンベンケイソウ (声)青春の一冊「北帰行」思い返す 外岡秀俊さんの「北帰行」は、私が大学に入って最初に読んだ長編小説です。石川啄木の世界に心引かれて啄木漂泊の足跡をたどる青年を描き、1976年度の文芸賞を受賞した作品で読みごたえがあり…

小説「鳥影」 望郷の思いを持ち続けた啄木の姿を感じる

石川啄木記念館 収蔵資料展チラシ 石川啄木記念館 企画展 収蔵資料展「啄木と渋民~小説『鳥影』より~」 開催期間:令和4年2月1日(火)~令和4年5月8日(日) 入館料・料金:一般:300円 高校生:200円 小中学生:100円 ※市内に住所がある65歳以上と小中学生…

朔太郎の『月に吠える』は啄木短歌の影響を受けている -啄木記念館 講演会

石川啄木生誕記念 館長講演会チラシ 啄木生誕記念 石川啄木記念館館長講演会「石川啄木と萩原朔太郎」 【1/23(日)~事前申込開始】 開催日・時間:令和4年2月27日(日) 13:30~15:30 場所:渋民公民館 2階大会議室 講師:石川啄木記念館館長 森義真 料金:無…

コロナの終息と感染者の早期回復を祈願 極寒の海へ

高知市種崎海水浴場 コロナ終息願い禊(撮影者 三枚とも 岡林一彦さん) “疫病退散”を願い… 極寒の海で神職が『大寒禊』【高知】 高知市の種崎海水浴場に集まったのはふんどし姿の神職たち。2014年から県内の若手神職が毎年行っている「大寒禊」です。この神…

石川啄木「一握の砂」より「我を愛する歌」朗読・浅沼晋太郎

ホワイトサローワトル 特別朗読企画 ダ・ヴィンチ放送部 石川啄木「一握の砂」より 「我を愛する歌」 【朗読・浅沼晋太郎】 一握の砂 石川啄木 函館なる郁雨宮崎大四郎君 同国の友文学士花明金田一京助君 この集を両君に捧ぐ。予はすでに予のすべてを両君の…

講演「啄木と賢治――北方文化圏の旅」の五日後に… 池澤夏樹

スイセン ぼくは未来の親友を失った 外岡秀俊さんを悼む 寄稿・池澤夏樹 人生にはすぐ横のトラックを走る仲間を見ながら行くということがある。競走ではなく並走。 外岡秀俊はそういう相手だった。 二〇一七年、ぼくが館長を務めていた北海道立文学館で「チ…

♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<19>北海道釧路市 32

カワウ 《 いまだから 》 ♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<19>北海道釧路市 32 32 浪淘沙 ながくも声をふるはせて 釧路交流プラザさいわい前「明治34年(1901)釧路に鉄道開通。啄木が「さいはての駅に下り立ち」とうたったのはこの場所である」と表示…

♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<19>北海道釧路市 31

マンリョウ 《 いまだから 》 ♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<19>北海道釧路市 31 31 米町公園の啄木歌碑 昭和の初め頃、全国に啄木歌碑は数基しかありませんでした。そんな時期、釧路の文学愛好者たちは知人岬の高台に啄木歌碑を建てる準備会を開きま…

♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<19>北海道釧路市 30

カヤ 《 いまだから 》 ♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」<19>北海道釧路市 30 30 本行寺と石川啄木 「啄木日記」によると、明治41年3月3日「本行寺の加留多会へ衣川と二人で行って見たが、目がチラチラして居て、駄目であった。」と書いております。…

啄木の小説「鳥影」に登場する故郷・旧渋民村を紹介 石川啄木記念館 資料展

ノジギク 石川啄木記念館 収蔵資料展 「啄木と渋民~小説『鳥影』より~」 ・期間 令和4年2月1日(火)〜5月8日(日)まで・時間 午前9時〜午後5時 まで・場所 石川啄木記念館 展示室・内容 小説「鳥影」に登場する渋民尋常高等小学校や鶴飼橋,好摩駅,啄木…

啄木と妻の節子が暮らした四畳半 盛岡観光

ストック 偉人多すぎ!歩いて巡りたい盛岡駅周辺スポット12選&散歩用モデルコース 盛岡駅周辺には、歩いて楽しめる散歩向きのスポットが多数あります。駅チカに濃密なスポットが点在しているのは、盛岡旅最大の魅力ですね。 【11】啄木新婚の家 詩人・石川…

東大在学中 啄木の足跡を追う旅を描いた 外岡秀俊さん旅立つ

オオアマナ (天声人語)記者として作家として この欄に私的な感懐はなじまないと心得ているつもりだが、節を曲げても追悼の一文を捧げたい先輩記者がひとりある。外岡秀俊さん。68歳で急逝との報に、わが身を打たれるような痛みを覚えた。 初めてその文章…

- 啄木は私にとって一人の詩人であるよりも一つの事件だった - 外岡秀俊さん死去

シキザクラ 朝日新聞社の元編集委員・外岡秀俊さん死去 著書に「北帰行」など ジャーナリスト・作家で、朝日新聞社の編集委員や編集局長・ゼネラルエディター(GE)を務めた外岡秀俊(そとおか・ひでとし)さんが12月23日、心不全のため死去した。68歳だった…

函館にも住んでいた石川啄木の歌「ふるさとの 訛なつかし…」

雪姫 原種系スイセン 函館駅120年の人生劇場 岐路の出発点、運命の最終地点… 函館駅は始発駅で終着駅、陸の駅であるとともに、かつては海の駅でもあった。開業から今年で120年。人生の岐路の出発点、運命の最終地点として、どれだけの人がこの場所に立ったの…

執念のダルマ朝日 1月4日

2022.1.4 ふわっと上昇 高知県高知市種崎海岸、2022年1月4日の日の出。 2022.1.4 ポーズ 2022.1.4 ダルマ朝日 2022.1.4 ダルマ朝日 撮影者・岡林一彦さんの一言。 「今朝は、見事にダルマ朝日が昇ってくれました」 おおっ、すばらしいです! 粘り勝ちですね。…

「覆面ダルマ朝日」の日の出!

2021.12.30 覆面ダルマ朝日 迫力ハンパない覆面ダルマ。 高知県高知市種崎海岸、2021年12月30日の日の出。 2022.1.1 初日の出 今年の1月1日 初日。 2022.1.1 海上光の道 写真は高知県高知市にお住まいの岡林一彦さんに送っていただきました。 今年もよい年で…

新年のご挨拶!

明けましておめでとうございます 「啄木の息」に訪れてくださいましてありがとうございます昨年もたくさんの方々に応援していただき感謝しておりますお陰さまでふわりと22年目を迎えました 2021年は【♬ mapで楽しむ「啄木の足跡めぐり」】という新カテゴリー…