〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

啄木「どんよりと くもれる空を見てゐしに 人を殺したくなりにけるかな」


[ラン] 「怖い短歌」倉阪鬼一郎著 「恐ろしい風景」をはじめ、「死の影」や「負の情念」などをテーマにした「怖い短歌」を集め、解説する異色アンソロジー。 国民歌人として親しまれる石川啄木だが、負の感情を露骨に表現した作品も詠んでいる。そのひとつが…

山川登美子と与謝野晶子・石川啄木のつながり

[バンクシア・エリキフォリア] 福井県ふるさと文学館 冬季企画展 山川登美子と『明星』歌人展 期間 平成31年1月26日(土)~4月7日(日) 観覧無料 小浜出身の歌人・山川登美子は、明治33年に与謝野鉄幹によって創刊された文芸誌『明星』の同人として短歌…

雨情は啄木と交友を結び 童謡「赤い靴」を実らせた

[オタフクナンテン] トピックス 母も子も赤き靴はき雨情の忌−歳時記をたのしむ 本日1月27日は、野口雨情の忌日でした。雨情は1882(明治15)年に生まれて詩人、童謡・民謡作詞家として多くの名作を残し、終戦の年の1945(昭和20)年、62歳で亡くな りました…

播磨坂で 石川啄木の歌碑を探す「路線バスで寄り道の旅」

[バラ] 路線バスで寄り道の旅 テレビ朝日 放送予定 2019年1月27日(日) 15:20 ~ 16:25 ◇番組概要のんび~り旅を味わうために選んだのは“路線バス"。今回、目指すのは護国寺~神楽坂~千駄木で坂の街・文京区を満喫旅。 ◇番組内容徳さんと田中律子、橋本マナ…

「朝日歌壇」選者は石川啄木 創刊から140周年

[花束] 読者と歩んだ140年 朝日新聞創刊140周年 創刊から140年。この間に2度の世界大戦がありました。大きな災害もありました。社会を取り巻く環境は大きく変わりましたが、ニュースの隣には いつも、読者の「コトバ」がありました。「朝日俳壇」「朝日歌壇…

松浦武四郎や榎本武揚、石川啄木ら紹介 『ほっかいどう先人探訪』

[サザンカ] 北海道ゆかりの人物53人を紹介 様々なジャンルで活躍した北海道ゆかりの人物を紹介する『ほっかいどう先人探訪 北の歴史を彩った53人』が 9日、柏艪舎(はくろしゃ 札幌市)から刊行された。北海道命名150年を記念し、昨年、本紙北海道版で連載し…

「余は日本一の代用教員」啄木はここで学び 教えた

[チラシ] 石川啄木記念館 収蔵資料展「啄木と渋民尋常小学校」 ・開催期間 2019年2月5日(火)~5月12日(日)・入館料・料金 一般:300円 高校生:200円 小中学生:100円 ※市内に住所がある65歳以上と小中学生は無料 ・場所 石川啄木記念館展示室 企画展示コー…

啄木とともに事件に向き合った和貝彦太郎の墓参も 大逆事件

[ネズミモチ] 「大逆事件」犠牲者を追悼 顕彰する会が墓参り 社会主義者らが不当に弾圧された1910~11年の「大逆事件」で和歌山県新宮市の医師大石誠之助が刑死した1月24日を前に、「『大逆事件』の犠牲者を顕彰する会」の会員26人が20日、新宮市や田辺市本…

「啄木・雪あかりの町・くしろ」“啄木一人百首”など

[バラ] 啄木ゆかりの地、幻想的に 雪あかりの町・くしろ 好物?の軍鶏鍋を再現 明治末期に76日間釧路に滞在した歌人石川啄木ゆかりの地をキャンドルで照らすイ ベント「第16回 啄木・雪あかりの町・くしろ」が19日、市内南大通周辺で開かれた。今年は、啄木…

啄木青年と芸者の小奴 雪あかりの町・くしろ

[バラ] 啄木、氷に灯 歌人の石川啄木が釧路市に滞在していたことをしのぶイベント「第16回啄木・雪あかりの町・くしろ」が19日、同市の旧市街地の南大通かいわいであった。 啄木青年と、芸者の小奴(こやっこ)に扮した男女が午後5時過ぎ、啄木の像の前でア…

啄木・賢治に扮し絶妙トーク 日本劇作家大会 1/24〜27

[トウガラシ] 日本劇作家大会 2019 大分 ・2019年1月24日(木)~27日(日) ・メイン会場 J:COM ホルトホール大分 啄木と賢治から ~劇作家大会盛岡から20年~ ・1月27日(日) 10:00―12:00《201》岩手のプロデューサーと劇作家が啄木・賢治に扮し絶妙トーク…

漱石と啄木 二人は同時代に朝日新聞で仕事をしていた

[トウガラシ] ・連載 (生老病死)煩悩系、漱石のこころ変わり 山折哲雄 大和ことばの「こころ」と「心」が、すでに千年の歴史を刻んでいたことをいった。その大きな二つの記憶の流れを、明治の幕開けに鮮やかな形でのぞかせてくれるのが、意外なことではあ…

啄木と恩師〔よく叱る師ありき 髯の似たるより山羊と…〕講演会 2/24

[チラシ] 啄木生誕記念 石川啄木記念館館長講演会「啄木と冨田小一郎」 ・開催日 平成31年2月24日(日)・時間 13:30~15:30・場所 渋民公民館 2階大会議室・講師 石川啄木記念館館長 森義真・料金 無料・定員 50人 ・お申込み・受付方法 当日直接会場にお越し…

漱石、四迷、鴎外、啄木 登場 「文学とは何か」鶴屋南北戯曲賞

[フユザクラ] 第22回鶴屋南北戯曲賞は平田オリザ「日本文学盛衰史」 第22回鶴屋南北戯曲賞を平田オリザ「日本文学盛衰史」が受賞した。 高橋源一郎の同名小説を大胆に改編した「日本文学盛衰史」は、昨年2018年に平田率いる青年団により上演された作品。夏目…

啄木の友 宮崎郁雨の正体露呈 文芸誌「視線」

[スイセン] 「郁雨は啄木最悪の友となった」文芸誌「視線」 近藤典彦(国際啄木学会元会長) 「評伝 石川啄木」を書き継いですでに14年余、1911年の啄木を研究しているうちにとんだ真実を発掘してしまった。宮崎郁雨の正体が露呈したのである。啄木研究史に…

「啄木の魅力を歌うコンサート」&うたごえ喫茶 2/26

[アロエ] 相模原に懐かしの空間が登場!「うたごえ喫茶」 「啄木の魅力を歌う小川邦美子(盛岡ふるさと大使)コンサート」&うたごえ喫茶 ともしび歌集の啄木の代表歌「初恋」を始めとする今読んでもみずみずしい歌の数々。また時代を鋭い視点で歌った「働け…

石川啄木をしのぶイベント 釧路 1/19

啄木しのぶランタン作り 釧路、雪明かりの催し 歌人・石川啄木をしのぶイベント「啄木・雪あかりの町・くしろ」が19日、釧路市の南大通かいわいで催される。 道建築士会釧路支部や釧路工業高の生徒ら10人ほどが14日、会場のろうそくを飾るランタン作りをした…

幸田露伴・夏目漱石・石川啄木の歌碑などを巡る 余市ICから文学散歩

余市ICから文学散歩 開建が提案「日帰りで後志満喫」 小樽開建地域振興対策室は昨年12月の北海道横断自動車道小樽ジャンクション (JCT)―余市インターチェンジ(IC)間の開通を受け、文学をキーワードにおすすめスポットを周遊する「後志文学ツーリズ…

「郁雨は啄木最悪の友となった」文芸誌「視線」

文芸誌「視線」第9号発行 過去最大ボリュームに【函館】 函館の文芸同人「視線の会」が発行する文芸誌「視線」の第9号が完成した。客員同人で、国際啄木学会元会長の近藤典彦さんが「郁雨は啄木最悪の友となった-絶交とその後の真実-」と題して特別寄稿。…

啄木縁に「交流を」 文京区と盛岡市

[ベゴニア] 文京区と盛岡市 来月友好都市に 盛岡市は2月、地元出身の歌人、石川啄木が晩年過ごした文京区と友好都市協定を結ぶ。谷藤裕明市長は7日の定例記者会見で「本市と深いつながりがあり、これを機にさまざまな交流を広げたい」と話した。 4月に市制施…

「ふるさとの山はありがたきかな」十勝 ポロシリ岳

[ツワブキ] 大地に根 百姓続けたい【農業・歌人 時田則雄】 エゾノギシギシ 私の農場は十勝平野のほぼ中央に位置する帯広の郊外にある。耕地面積は40㌶。コムギ、ダイズ、ナガイモ、ニンジン、タマネギなどを栽培してい る。農場からは十勝幌尻岳(ポロシリ…

「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ」啄木

[ベゴニア] 働く意義 足元の価値見直したい 「こころよく/我にはたらく仕事あれ/それを仕遂げて死なむと思ふ」 石川啄木がこう歌ったように、生きがいのある仕事を求め、それに人生をかけたいと願う人は多いだろう。「働く」とは、「仕事」とは、何だろう…

啄木の縁で東京都文京区と友好都市協定を締結 今年2月に

市制施行130周年 全国に盛岡を発信/岩手 市制施行130周年を迎える盛岡市で、谷藤裕明市長が今年初めての定例会見を開き、様々な記念事業に向けた決意を語りました。 会見で谷藤市長は、石川啄木の縁で今年2月に東京都文京区と友好都市協定を締結することや…

〜「盛岡中学空前の秀才なさうで」(啄木日記)〜 特別講座 2/2

平成30年度盛岡市先人記念館特別講座 「石川啄木と小野清一郎」 石川啄木記念館館長・森義真氏を講師に招いて講演会を行います。 ・日時 平成31年2月2日(土) 午後 1:30〜3:00・場所 盛岡市先人記念館地下ホール・講師 森 義真 氏(石川啄木記念館館長)…

「啄木短歌の魅力」講座 世田谷文学館 2/1

[ベゴニア] 講座 啄木短歌の魅力 ・日時 2019年2月1日(金)午後2時~4時 ・講師 大室 精一氏(元・佐野日本大学短期大学教授、国際啄木学会副会長) ・会場 世田谷文学館2階 講義室 ・参加費 会員800円 会員以外1,000円 ・申込締切日 2019年1月22日(火)必…

よい年の予感! だるま朝日

2019年 初日の出 高知県高知市種崎海岸の景色 太陽がのぼる前 「だるま朝日」 「だるま朝日」は、太陽の蜃気楼。 海水は熱しにくく冷めにくいから、海面近くの空気は暖かい。上の冷たい空気との温度差で光が屈折し下に広がるように見える。 そのため、太陽が…

新年のご挨拶!

あけましておめでとうございます。 「啄木の息」に訪れてくださり、ありがとうございます。 「HP 啄木の息」から数えますと、始めてから19年目になります。 お読みくださるみなさまのお陰と、感謝しております。 絶対に続けよう、と思うのでははなく「今日も…