2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
[クサギ] 「啄木旧居宅」修理工事報告会 修理中の「旧斎藤家啄木旧居宅」で、12月4日に茅葺き屋根の棟上に伴って神事と餅まき、 現場報告会と見学会が行われることになった。 神事と餅まきの会場は石川啄木記念館内の旧斎藤家にて13時〜。(子供たち優先) …
[桜紅葉] 「祖父と啄木」ユーモア交え 盛岡で講演 岩手県立図書館は27日、開催中の「啄木資料展」に合わせて講演会を開いた。石川啄木と親交が深かった金田一京助の孫で杏林大外国語学部の金田一秀穂教授が、自身から見た祖父の姿や啄木の魅力を語った。 啄…
[12月号 表紙] 大特集『一握の砂』刊行100年 はじめての石川啄木 ○「短歌 12月号」 角川学芸出版 ○ 2010年11月25日発売 特別定価 910円 なぜ啄木は今なお光り輝いているのか。12月で刊行100年となる『一握の砂』を中心に石川啄木の魅力をさまざまな視点から…
[ヤツデ] 編集手帳 -読売新聞- 夜行寝台の列車に乗っていて途中で目が覚めるのは、停車して静まり返ったときである(英文学者の外山滋比古さんの随筆)。 旅に限るまい。失言、陳謝、失言、陳謝…菅運転士・仙谷車掌コンビが走らす列車の絶え間ない振動と騒音…
啄木の郷里にある石川啄木記念館敷地内で、現在「旧斉藤家」の茅葺きの葺き替え工事を行っている。 工事期間中は建物の内部は見られない。葺き替え作業を見るいい機会で、現在は3段目の平葺き作業が行われている。
[ツタの絡まる…] 発刊100年の記念パーティーも 石川啄木の歌集「一握の砂」発刊100年を来月1日迎えるにあたり、歌をパネルで紹介した企画展「一握の砂を示しし人」が、盛岡市玉山区の石川啄木記念館で開かれている。節目を機に、作品世界を視覚的にも楽しめ…
[浅草の凌雲閣(浅草寿町)] 我を愛する歌 (P.42) ことさらに燈火を消して まぢまぢと思ひてゐしは わけもなきこと 浅草の凌雲閣のいただきに 腕組みし日の 長き日記かな <ルビ>燈火=ともしび。凌雲閣=りよううんかく。腕組み=うでくみ。日記=にき。 (P…
[コムラサキ] 死者と自分と出会うために 新井満さん『お墓めぐりの旅』出版 私のお墓の前で/泣かないでください/そこに私はいません/死んでなんかいません 有名な「千の風になって」の翻訳と作曲を手がけた作家の新井満さんが「お墓めぐりの旅」を出版し…
[紅葉] 近代日本文学講座〜石川啄木 その生き方と文学の魅力 国民読書年記念・近代日本文学講座が12月8日から5回にわたって情報館で開催される。 講師 山下多恵子さん 場所 十日町情報館(新潟県十日町市西本町2) 申し込み 十日町情報館(電話025-750-5100…
[紅葉の寺] 『谷村新司 ココロの巡礼「昴」30年目の真実』 放送 2010年11月5日 テレビ東京 「昴(すばる)」誕生は1980年。あれから30年。あの時なぜあの歌をつくったのか。自分の求める昴はどこにあるのか。答えを求めて中国、インド、熊野を巡る。 1980年…
[ハナミズキ] 『啄木と郁雨』山下多恵子 著 (未知谷、2,500円) 評・本郷和人 母は願う。息子よ、ひとかどの人物となっておくれ。妻は信じる。あなたは芸術家として花開く方だもの。 不仲の母と妻、それに娘を北海道に残し、石川啄木は東京に出る。仕送りを…
[見上げれば…] 我を愛する歌 (P.40) 目の前の菓子皿などを かりかりと噛みてみたくなりぬ もどかしきかな よく笑ふ若き男の 死にたらば すこしはこの世のさびしくもなれ <ルビ>菓子皿=くわしざら。 (P.41) 何がなしに 息きれるまで駆け出してみたくな…
2011年1月22日(土) 函館市中央図書館視聴覚ホール 【内容】啄木と一握の砂に関するセミナー型イベント
[ダンギク] 短歌と写真でつづる わが街、函館 石川啄木"一握の砂"刊行100周年記念 石川啄木・フォト短歌コンクール フォト短歌とは 「短歌」(五、七、五、七、七の31音)と「写真」を組み合わせた作品 募集テーマ「わたしの好きなもの」 応募締め切り 201…
[ダイモンジソウ] 盛岡天満宮の高台 啄木の歌碑修復 盛岡市の盛岡天満宮の市街地を見渡せる高台に、「啄木望郷の碑」がある。77年前に建てられ老朽化していたこの歌碑を、有志らの手できれいによみがえらせた。提案したのは、盛岡市の産婦人科医、小林高さん…
[ホオズキ] 我を愛する歌 (P.38) 死ね死ねと己を怒り もだしたる 心の底の暗きむなしさ けものめく顔あり口をあけたてす とのみ見てゐぬ 人の語るを <ルビ>己を怒り=おのれをいかり。 (P.39) 親と子と はなればなれの心もて静かに対ふ 気まづきや何ぞ …
[ジュズダマ] 三谷幸喜新作「ろくでなし啄木」発売56分で完売 三谷幸喜氏作・演出、藤原竜也主演で来年1月開幕の舞台「ろくでなし啄木」東京公演の前売りチケットが6日発売され、全36公演、計3万枚が56分間で完売した。 「ろくでなし啄木」は藤原と中村勘太…
[京都タワー・街の灯台] 『一握の砂』徹底討論と研究発表 窪田空穂は、「みなさんに読んでほしい歌集の第一は啄木である」ということを述べている。 空穂の作品 大正4年5月『濁れる川』 啄木の歌よみつぎつほほ笑みてあればいつしか悲しくなりぬ たぶん『悲…
[ソバとキバナコスモス] リニア中央新幹線を下りて…[斜面] 〈何となく汽車に乗りたく思ひしのみ/汽車を下りしに/ゆくところなし〉。明治期の歌人石川啄木が詠んでいる。地方に鉄道が整備された時代。線路の先にあるように思えた希望が、実際は幻想にすぎな…