〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

石川啄木が首席で卒業し 教えた校舎 渋民尋常小学校

[ひな祭り] みちのく建物探訪 盛岡・旧渋民尋常小学校 啄木、学び教えた校舎「ふるさとの 山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」 歌人・石川啄木が古里の旧渋民村(盛岡市玉山区渋民)から見える岩手山を詠んだ歌。その故郷にある石川啄木…

石川啄木が訪ねたこともある三陸の津波碑

「後世への訓戒」津波碑 三陸沿岸に200基超 三陸ジオパークの特色に挙げられるのが、東日本大震災をはじめとする地域の津波災害遺構のジオサイト、ジオポイントだ。被災した建造物遺構と並び、犠牲者の供養や鎮魂、教訓を刻んだ津波碑は本県三陸沿岸に200基…

石川啄木の魅力の一つは交友関係の広さ 盛岡で講演会

[ひな祭り] 啄木と交友関係 ふるさと人紹介 盛岡で講演会 「石川啄木生誕の日」特別講演会は2月20日、盛岡市の渋民公民館で開かれた。石川啄木記念館館長の森義真さんが、「『啄木 ふるさと人(びと)との交わり』をめぐって」と題して講演。 森さんは、啄木…

石川啄木の縁で出版『明月(クリスタルムーン)』台湾のベストセラー

[『明月』] 台湾文化 知る小説 紫波町の桜出版 ベストセラーを翻訳 台湾のベストセラー小説を日本語に翻訳した『明月(クリスタルムーン)』は、このほど出版された。出版した桜出版(岩手県紫波郡紫波町)によると、台湾の現代小説を翻訳、出版するのは日本…

NHK 石川啄木が登場か 小樽 3/6

[ひな祭り] NHK BS プレミアム 新日本風土記 「小樽」 2015年3月6日(金) 21:00 ~ 22:00 年間700万人が訪れる北の観光都市・小樽。旅人を魅了する運河やノスタルジックな町並みは明治・大正時代に建てられたもの。運河からは道内でとれたニシンや石炭が昼も…

石川啄木の歌碑・顕彰室の設置 終焉の地 3/22

[ひな祭り] 文京区 区政会館だより 最新号 平成27年2月発行 299号 第4回〈文京区〉文京ゆかりの文人たち 〜明治の文豪・森鴎外と天才歌人・石川啄木〜 ◎石川啄木の歌碑・顕彰室の設置 岩手県盛岡市から上京し、区内各地に暮らし作品を生み出した歌人・石川啄…

石川啄木と釧路と取り巻く女性たち 3/7

[ヒマラヤユキノシタ] 勉強会「漂白の詩人石川啄木を語る」 [中標津町]講義などを通じて石川啄木の理解を深める勉強会。石川啄木が76日間滞在した釧路と取り巻く女性たちがテーマで、釧路啄木会の北畠立朴さんが講師を務める。 勉強会は全4回で、2回目以降は…

口で筆をとって石川啄木の詩を書に 盛岡

[ミモザ] 寝たきり男性、悲願のバイト始める あごでロボ遠隔操作 4歳の時に交通事故にあって首から下が動かなくなり、22年間、自宅のベッドに寝たきり。そんな盛岡市の男性が、アルバイトを始めた。あごでパソコンを動かして遠く離れた東京にあるロボットを…

小社会 -高知新聞-

6年前、JR高知駅南側に装いを新たにして設置された「啄木の父 石川一禎終焉(しゅうえん)の地」を示す歌碑。あらためて見ると「穏やかな晩年を過ごし、一九二七年二月二〇日に所長官舎で76歳の生涯を閉じた」とある。 穏やかな晩年を過ごし、というくだりに…

啄木は「生徒には人気のある先生だった」 啄木青春の地 渋民

[ミモザ] 渋民 盛岡市 歌集手に啄木青春の地 中日新聞 カテゴリー:東北 | 歴史や文化を学びたい | 街歩き・散歩 「ふるさとの山に向(むか)ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」 都会の生活に疲れると石川啄木の歌が心にしみる。啄木のふるさ…

『鉄くず拾いの物語』ボスニア・ヘルツェゴビナの映画

[ガラス模様] 『鉄くず拾いの物語』Epizoda u životu berača željeza 監督 ダニス・タノヴィッチ 出演 ナジフ・ムジチ セナダ・アリマノヴィッチ 2013年 ボスニア・ヘルツェゴビナ フランス スロベニア ボスニア・ヘルツェゴビナの映画。 小さな村に住むロマ…

石川啄木の活動を支えた金田一京助 盛岡てがみ館 2/24~6/15

[デンタータ・ラベンダー] 盛岡てがみ館 第46回企画展 「金田一京助の手紙」 2015年2月24日(火)〜6月15日(月) 盛岡出身の言語学者・金田一京助(1882〜1971)はアイヌ語研究に生涯を捧げました。 その一方、歌人石川啄木の親友として啄木の活動を支えた…

啄木短歌に心打たれた女性が思い出す「十五の心」

[コブシ] 雁須磨子の最新刊は、国語の教科書を題材に紡がれるオムニバス 雁須磨子の新刊「こくごの時間」が、2月16日に秋田書店から刊行された。 「こくごの時間」は季刊誌・もっと!(秋田書店)にて連載された、国語の教科書に掲載されている作品を題材と…

啄木の雅号「白蘋(はくひん)」近藤典彦

[小さな白い水草] 真生(SHINSEI)2015年 no.296 「石川啄木と花」 近藤典彦 第一回 白蘋 啄木のお父さんは曹洞宗のお坊さんでした。石川一(本名)がその幼少期を過ごした家は、北岩手郡渋民村の宝徳寺でした。 石川一は「啄木」の前に「白蘋(はくひん)」…

啄木かるた大会で270人が熱戦 盛岡

石川啄木の短歌を使ったかるた大会が14日、盛岡市玉山区の姫神ホールであり、小中学生らの91チーム計約270人が熱戦を繰り広げた。 啄木生誕の20日を前に毎年開かれており、今年で13回目。「馬鈴薯(ばれいしょ)のうす紫の花に降る――」などと上の句が読み上…

津波から救出した資料を初公開 啄木書簡など 宮城 2/14~3/29

[ソテツ] <被災資料>鴎外、漱石らの生原稿を初公開 宮城県亘理町教委と文化財の研究者が東日本大震災の津波や揺れで損壊した町内の家屋から救出した資料を集めた企画展「東日本大震災と救い出された資料」が14日、町郷土資料館で始まった。旧家や神社など…

「ふるさとの “駅弁” なつかし、停車場の…」

[カランコエ・ラクシフローラ] ご当地で売っていない駅弁の謎 ― 木村和久の「オヤ充のススメ」その57 ― 最近、新幹線や特急列車に乗る機会が増え、やや鉄ちゃんが入っている初老のオヤジとしては嬉しい限りだ。そこでの楽しみといえば、そりゃ駅弁でしょ。 …

「土」(長塚節)が朝日新聞に連載時、校正係は石川啄木

[ミツマタ] 長塚節、永遠の魅力 没後100年で講演、「土」上映 常総市出身の歌人で小説家、長塚節の没後100年の記念講演・上映会が8日、同市新石下の地域交流センターで開かれ、歌人で文芸評論家の三枝昂之氏が「鋭敏な自然描写に命の意識が加わり、身をもっ…

月9ドラマ“高等遊民” 啄木は『無駄話を事業として生活している人』を遊民と呼んだ

[ツバキ] 月9ドラマで注目される「高等遊民」早くも流行語大賞見えた? 杏と長谷川博己の共演で話題のフジテレビ系の月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」が今クールの連続ドラマで視聴率トップのスタートを切った。恋愛力ゼロの男女のラブコメデ…

石川啄木生誕の日 記念講演会 2/20

[ウメ] 「石川啄木記念館 館長講演会 啄木生誕の日」 2月20日の石川啄木の生誕の日を記念して講演会を行います。 演題 『啄木ふるさと人との交わり』をめぐって 期日 平成27年2月20日(金)14:00〜16:00 会場 渋民公民館 2階大会議室 講師 石川啄木記念館 館…

BS-TBS「僕たちは昭和を生きた」啄木登場か 2/7、2/14

BS-TBS 2015年2月7日(土)<#32> 17時30分〜18時00分 2月14日(土)<#33> 17時30分〜18時00分 昭和を生きた各界の著名人が、昭和の時代を過ごした思い出の地を歩きながら、青春時代を語る。 ゲスト 「日本語学者・金田一秀穂 名門の三代目が苦しんだ青…

土岐善麿は啄木とともに歌壇のホープとして注目された 杉村楚人冠(10)

[ウメ] 房総の作家 千葉日報 土岐善麿が入社 杉村楚人冠(10) 幸徳秋水事件は、楚人冠や石川啄木のみならず、多く文学者に影響を与える。 大正になって我孫子に住む柳宗悦や志賀直哉や武者小路実篤らが、明治43年2月に『白樺』を創刊するのも、この事件と日…

津波耐えた石川啄木らの書簡やはがき発見

[レモン] 芥川や白蓮の肉筆、津波耐えた 家屋から発見 東日本大震災で被災した宮城県亘理町荒浜の旧家から、森鴎外や夏目漱石、芥川龍之介ら明治から昭和初期に活躍した文豪のものとみられる生原稿や書簡など約700点が、流失を免れて見つかった。資料は宮城…

「あなたが知らない啄木」“地域研究”発表

専門学校生が“地域研究”発表 (岩手県) 盛岡市にある上野法律ビジネス専門学校の学生たちが取り組んできた「地域研究」の発表会が、開かれた。この専門学校は、「地域研究」の授業の一環として盛岡の魅力を若者の力で発信していこうと、グループごとに現地…

援助惜しまなかった啄木の義弟 宮崎郁雨 --新潟日報--

[アセビ] 文化の記憶 先人のふるさと (44) 「才に心酔 援助惜しまず」 歌人 石川啄木の義弟 宮崎郁雨(1885〜1962) 「函館なる郁雨宮崎大四郎君 同国の友文学士花明金田一京助君 この集を両君に捧ぐ」 石川啄木の歌集「一握の砂」は、巻頭の献辞にあるよ…

歌人・石川啄木の生涯振り返る 岡山 2/1~3/15

岡山・吉兆庵美術館で企画展 岡山市北区幸町の吉兆庵美術館で1日、企画展「石川啄木展−心に響く歌」が始まった。3月15日まで。 著名な作家や詩人など文化人の生誕月に合わせて、昨年3月から1年間行ってきた企画展の最終回。今回は歌集「一握の砂」などで知ら…

啄木「一握の砂」に「思うに任せぬこと」を感じた

[ヒマラヤスギ] < 私が出会った詩 > 借金暮らしの石川啄木「一握の砂」に「思うに任せぬこと」を感じた 細見和之さん語る(昨年10月に大阪文学学校の第3代校長に就任した詩人) 「もう何書いたらいいのよお?」 夏休みの読書感想文の宿題のときなどに、小…