〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

寒村を襲った赤痢の恐怖の中で男は─ 石川啄木「赤痢」

f:id:takuboku_no_iki:20201127154215j:plain

ハナミズキ

朝日カルチャーセンター 京都教室

文豪と流行病 露伴・啄木・晶子 近代文学の世界

・講師 古澤 夕起子(同志社女子大学非常勤講師)
・日程 2021/1/16, 2/20, 3/20 回数 3回
・曜日・時間 第3週 土曜 13:00~14:30


2020年は新型コロナウィルスのために大きな影響を受けた一年でした。近代日本にも、コレラ赤痢スペイン風邪などが猛威をふるいました。文学者たちも、小説に、随筆に、戯曲に、病気の流行を描いています。今期はご一緒に、幸田露伴の評論、石川啄木の小説、与謝野晶子の評論を読んでいきましょう。くれぐれもマスクをお忘れなく。

  • 第1回 幸田露伴「一国の首都」1899 「一国の首都はたとえば一人の頭部のごとし」120年前の都市論

 

申し込み・詳細

文豪と流行病 露伴・啄木・晶子 | 京都教室 | 朝日カルチャーセンター

「港文館」石川啄木の生涯と釧路での生活を知る

f:id:takuboku_no_iki:20201124153017j:plain

港町・釧路のことがわかる休憩所「港文館」

釧路港を眺められる釧路川沿いに、レンガ造りのレトロな雰囲気の建物があります。こちらが港文館です。あの石川啄木が勤務していた旧釧路新聞社の社屋を復元した建物で、港湾休憩所と石川啄木の資料を展示する資料館の2つの側面を持っています。

1階のカフェスペース

  • 落ち着いた空間でコーヒーを飲みながら、石川啄木の本を読むことができます。啄木ココアや啄木トーストなどオリジナルメニューもありますよ。

2階で石川啄木の生涯と釧路での生活を知る

  • 2階は石川啄木の関連資料やパネルが展示されています。内容は、釧路の啄木研究家が調べた資料などで、釧路における啄木の足跡を学ぶことができます。

知的好奇心を刺激してくれる場所

  • 石川啄木が暮らした釧路という街がどのようなところなのか。釧路港がどのような役割を果たしてきたのかなど、過去と未来が繋がり、知っているようで知らなかった釧路を知ることのできる場所です。知的好奇心を刺激してくれる港文館。気になった方は、いつか訪れてみてくださいね。石川啄木の像も建っていますよ。

 ・港文館(こうぶんかん)
   所在地:釧路市大町2丁目1-12

(2020-11-23 ひがし北海道 Style )

 

https://eastern-hokkaido-style.jp/archives/story/koubunkan/

「啄木・雪あかりの町・くしろ」延期

f:id:takuboku_no_iki:20201124152121j:plain

コキア

啄木・雪あかりの町、感染防止で1年延期

  • 啄木・雪あかりの町・くしろの会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来年1月23日に予定していたイベントを1年延期。

(2020-11-24 釧路新聞

 

啄木・雪あかりの町、感染防止で1年延期 – 釧路新聞電子版

盛岡には啄木の「全国高校生短歌大会」があって……

f:id:takuboku_no_iki:20201123142021j:plain

クコ

 俵万智、短歌でホストや高校生とつながる「若い人のリズム感ってすばらしい」

 短歌を通じてホストや高校生といった若者世代とも交流のある歌人俵万智さん。作家・林真理子さんとの対談では、若い人の表現方法の一つになった短歌の話で盛り上がりました。


林:新聞のほかにも、いろいろ選者をなさってるんでしょう?

俵:そうですね。若い人たちにも短歌がすごく盛んになってきていて、宮崎で「牧水・短歌甲子園」という高校生の短歌の大会の審査を10年ぐらいやっています。盛岡には啄木の「全国高校生短歌大会」があって、大伴家持ゆかりの高岡(富山県)では「高校生万葉短歌バトル」というのがあります。今月この三つの大会の優勝校が宮崎の音頭で交流戦をするんです。学生短歌会という大学生の短歌会もどんどんできていて、若い人にここまで広がっている要因の一つは、SNSの影響かなと思います。

林:俳句は夏井いつき先生という方が出てきて、けっこう皆さんに浸透した感じですけど、短歌はちょっとハードルが高いというか、おハイソな方がやるものだという感じがあるじゃないですか。俳句はまだ庶民的な感じがしますけど。

俵:枕詞とか序詞(じょことば)とか、古い技法はいろいろありますが、短歌は俳句の季語のような決まりはなくて、五・七・五・七・七の型だけが決まりなので、そんなに難しく考えなくても大丈夫です。

(構成/本誌・松岡かすみ 編集協力/一木俊雄)

週刊朝日  2020年11月27日号より抜粋

(2020-11-23 週刊朝日

 

俵万智、短歌でホストや高校生とつながる「若い人のリズム感ってすばらしい」 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

啄木の岩手県での幼少期 青春期を辿る

f:id:takuboku_no_iki:20201122160222j:plain

トチノキ

中央区観光協会オフィシャル

【遠足シリーズ第26弾】石川啄木の足跡を辿って

こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
先日新型コロナウイルス感染症対策を講じ、密を避け、食事はテイクアウトに、移動は車に限定したうえで岩手県に行ってきました。

  • お寺の入口には金田一京助の揮亳による「石川啄木生誕之地」の碑があり、彼らの関係の深さを知ることができます。今回は見学しませんでしたが、啄木が宝徳寺に転住するまで過ごした部屋の一部も復元保存されています。

中央区と啄木の関係>

  • 現在銀座6丁目の朝日新聞社跡地には、石川啄木歌碑が設置されており、そこには「京橋の 瀧山町の新聞社 灯ともる頃の いそがしさかな」という歌が刻まれています。
  • 病および困窮した生活から若くして人生に幕を閉じた啄木。岩手県で過ごした彼の幼少期、青春期を知ることで、作品への興味が深まりました。

(2020-11-17 中央区観光協会

 

【遠足シリーズ第26弾】石川啄木の足跡を辿って by Hanes | 中央区観光協会特派員ブログ

七飯の団体「石川啄木記」上演 野田中3年生 廃タイヤの太鼓演奏

f:id:takuboku_no_iki:20201121160201j:plain

ハンカチノキ

復興への気持ち太鼓に込め 七飯の団体と岩手・野田中3年生が交流演奏

  • 渡島管内七飯町内で和太鼓の演奏活動をする「七飯男爵太鼓創作会」と岩手県野田村にある野田中の3年生との太鼓演奏を通じた交流会が17日夜、町文化センターで開かれた。創作会の関係者が野田中の指導をしてきた縁。
  • 修学旅行で道南を訪れた機会に合わせて企画。野田中の廃タイヤの太鼓は震災時に津波で失った太鼓の代わりに作ったもの。3年生28人はオリジナル曲「野田中ばやし」などを力強く演奏した。
  • 創作会は和太鼓朗読劇「石川啄木記」を上演。和太鼓と笛の演奏とともに、石川啄木が詩や手紙につづったふるさとへの思いを熱演した。

(2020-11-18 北海道新聞

 

復興への気持ち太鼓に込め 七飯の団体と岩手・野田中3年生が交流演奏:北海道新聞 どうしん電子版

[おくやみ]照井栄氏 盛岡市岩山の石川啄木像などを制作

照井 栄 氏

 照井 栄 氏(てるい・さかえ=彫刻家)

11月8日、老衰のため東京都の自宅で死去、88歳。岩手県北上市和賀町出身。

石を直(じか)彫りする人物像により、北の風土を表す作風で知られた。盛岡市の岩山に設置されている石川啄木像や、岩手日報随筆賞の最優秀賞受賞者に正賞として贈られるブロンズ像「星の雫」を制作した。

(2020-11-10 岩手日報

 

訃報 | 岩手日報 IWATE NIPPO

 

辻 「函館にいたので啄木が好きでした. 俵さんが好きな歌人は?」

f:id:takuboku_no_iki:20201119155326j:plain

スモークツリー

ザ・インタビュー「日々を丁寧に生きるための短歌教室①」

  辻 仁成 作家 パリ

 実は、ぼく、短歌の本を一冊丸ごと読んだのは初めてなんです。函館に住んでいたことがあるので石川啄木の短歌は暗唱できるくらいなのですが、正岡子規にしても、与謝野晶子にしても、名前は知っていても学校で習ったくらいで、短歌だけずっと素通りをしていたという。

それで、今回初めて俵さんの「未来のサイズ」という本を一冊完読して、衝撃的な面白さでした。

 

○ 今日のザ・インタビュー。歌人、俵 万智に迫ります。

 僕は函館にいたので石川啄木が好きでしたが、俵さんが好きな歌人は?

 啄木とも仲の良かった若山牧水は大好きですね。
「白鳥は哀しからずや空のあを海の青にも染まずただよふ」

 啄木にちょっと似てますよね。

 あまり知られてませんが、啄木が亡くなった時、家族以外にその場にいたのは牧水だけだったんです。それくらい親しい仲でした。

 僕は函館で思春期を過ごしたので、石川啄木から受けた影響は割とあって、啄木は函館に4ヶ月しかいなかったのに、函館の良いところをいっぱい歌っている。僕もそういう風に函館を書きたかったんです。

 啄木は本当は小説を書きたかったんですよ。小説をなんとか書きたいと思っていたけれど、うまくいかず、短歌のことはまあまあ軽んじてるっていうか、肩の力が抜けていたとも言えます。今日も屁なぶってやったって感じ。それであんないい歌ができたんですから、皮肉なものですね。

(2020-11-15 designstories THE INTERVIEWS)

 

ザ・インタビュー「日々を丁寧に生きるための短歌教室①」 | Design Stories

f:id:takuboku_no_iki:20201118154856j:plain

カエデ

啄木顕彰 初心忘れず

  • 盛岡市渋民の石川啄木記念館(森義真(もりよしまさ)館長)は15日、開館50周年を記念する催し「石川啄木記念館の歩みと啄木顕彰について」を渋民公民館で開いた。
  • 2部構成の第1部は森館長が「啄木顕彰の初心を受け継いで−」と題し講演した。森館長は「1970年に当記念館(旧館)が開館した背景には、4次にわたる啄木ブームもあった。第1次は『啄木遺稿』などが出たことによる21,22年で、旧渋民村(現盛岡市)住民による啄木第1号歌碑建立へと至る。この『啄木の魂をふるさとに迎え入れよう』との思いが顕彰の初心だ」と解説。「記念館は啄木と渋民のつながりの象徴で、ひいては岩手・盛岡の人の心のよりどころとなっている。初心を大事にしながら、これからの顕彰を効果的に進めていきたい」と決意を新たにした。

(2020-11-17 岩手日報

 


 

「苦しいとき浮かぶ歌」

  • 盛岡市渋民の石川啄木記念館の開館50周年を記念した企画「石川啄木記念館の歩みと啄木顕彰について」が15日、渋民公民館で開かれた。
  • 講演で森義真館長は、東日本大震災津波や、新型コロナなど現代のさまざまな困難を取り上げ、「苦しいとき、心に浮かぶのは啄木の歌。それだけ、啄木は魅力ある作家だった」と説いた。
  • 第2部の座談会で、同館8代目館長を務めた菅原氏は、2010年に高知県坂本龍馬記念館とコラボ展示を開催したことを振り返り、「二人の偉人には共通点があった。未来を見詰め、歩むという信念を持っていた」と回想する。
  • 元玉山村職員の玉山邦夫氏は、1993年の啄木祭について解説。この年の啄木祭は、これまでで唯一、渋民公園で開催された。「屋外で、岩手山をバックにしてコンサートを開き、あんべ光俊さんが素晴らしい歌を披露してくれた」と当時の情景を思い返した。
  • 同館では、開館50周年を記念した企画展「啄木顕彰のあゆみ」を2021年1月17日まで開催中。

(2020-11-16 盛岡タイムス)

生れて初めての大風雪。雪は全く人間を脅迫して居る。-啄木-

f:id:takuboku_no_iki:20201117150702j:plain

お天気~3分15秒~

【北海道の気象災害】第11回 啄木が おののいた連続爆弾低気圧の”脅迫”

気象予報士の国田です。

連載モノの、「忘れてはならない北海道の気象災害100」。第11回目の今回は、明治41年3月の連続低気圧による全道暴風雪です。
最初に、この暴風雪を体験した、あの歌人の言葉をごらんいただきましょう。

生れて初めての大風雪、形容も何も出来たものぢやない。雪は全く人間を脅迫して居る。

これは、1908年(明治41年)3月9日の石川啄木の日記に記された一文。
釧路新聞の記者として釧路に住んでいた啄木は、8日、猛吹雪で取材先の小学校から帰宅できなくなり、そのまま一泊。翌9日に雪による家屋倒壊と圧死者が多数出ていることを知り、庇まで達している雪や、玄関から雪のトンネルを掘ってようやく人が外に出てきている光景を目撃。日記にこのように記したのでした。

この二日後、啄木はまた暴風雪に遭遇します。

・・・今日も亦終日の大吹雪、八日程ではないけれど午后は全く交通杜絶。辛うじて社から帰つた。籠城の準備の葡萄酒を買つて。
 八日以来各地との連絡全く杜絶、全道の鉄道不通、通ずるのは電信許り。・・・

2回の暴風雪は釧路だけではなく、全道に大きな爪痕を残しました。
道防災計画(資料編)の災害年表には、死者・行方不明者が1回目の暴風雪で111名、2回目の暴風雪で214名にのぼったと記されています。

啄木も日誌に記したとおり、8日になると全道各地で線路の上に大きなふきだまりが生じ、次々と不通になっていきました。
1)行き倒れによる凍死・・・岩見沢・厚岸
2)積雪による家屋倒壊・・・釧路
3)雪崩による家屋倒壊・・・積丹木古内、室蘭、根室
4)函館・古武井鉱山の惨事
5)汽船・第11観音丸の遭難(知内)

まさかの”連続爆弾低気圧”は、北海道の陸で、海で、多くの墓標を築いていったのです。

啄木が「人間を脅迫している」と書いた暴風雪。それをもたらした急発達する低気圧。
これから100年が経過しましたが、道民は、その脅迫をはねつけられるほど強く・賢くなっているでしょうか・・・?

(2020-11-15 お天気~3分15秒~)

 

【北海道の気象災害】第11回 啄木がおののいた連続爆弾低気圧の”脅迫” - お天気~3分15秒~