〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

釧路 啄木22歳の新聞記者時代 - 心ときめく76日間 <1>

◎啄木文学散歩・もくじ https://takuboku-no-iki.hatenablog.com/entries/2017/01/02 港文館前の石川啄木像(2018年) 釧路 啄木22歳の新聞記者時代 - 心ときめく76日間 <1> (「啄木の息HP 2006年夏」からの再掲 + 2018年夏 ) ・写真について 撮影年が…

声のふしぎ-啄木短歌を大船渡の土地言葉に訳す-

[ワレモコウ] 啄木短歌を土地言葉に訳す ~埼玉大学連続市民講座part9「現代社会を生きる」第3回~ 埼玉大学と読売新聞社さいたま支局との共催による連続市民講座part9「現代社会を生きる」の第3回を9月22日(土)に開催しました。 今回は、大学院人文社会科…

基調講演「石川啄木と大逆事件」大逆事件サミット 10/6

[アケビ] 和歌山)大逆事件サミット、10月6日に新宮で開催 明治時代末に全国で社会主義者らが弾圧された「大逆事件」の犠牲者を顕彰する「第4回大逆事件サミット」が、10月6日に和歌山県新宮市で開かれる。大逆事件サミット連絡会議の主催で、新宮市を拠点に…

〈霙降る石狩の野の汽車に読みし…〉啄木

[ナナカマド] 小社会 石川啄木は20代の初め、函館、札幌、小樽、釧路と北海道を転々とし新聞社に勤めながら文学を志していた。そのころの短歌に〈霙(みぞれ)降る石狩の野の汽車に読みしツルゲエネフの物語かな〉。 車窓から見える広大な原生林。19世紀ロシ…

企画展「啄木第一号歌碑建立物語」 10/2〜1/20

[関連講演会「啄木歌碑建立の背景」 チラシ] 企画展詳細 第10回企画展「啄木第一号歌碑建立物語」 開催期間 平成30年10月2日(火)~平成31年1月20日(日) 入館料・料金 一般:300円 高校生:200円 小中学生:100円 ※市内に住所がある65歳以上と小中学生は無料…

啄木資料展 & 映画『石川啄木~負けん気強がり~』9/14~11/18

[ケイトウ] 企画展 第33回 啄木資料展「第72回読書週間」(10月27日~11月9日)に合わせ、過去2年の間に当館が新たに収集した石川啄木関連資料を一堂に集めて展示します。 平成30年9月14日(金曜日)~11月18日(日曜日) 会場 アイーナ4階 岩手県立図書館 企画…

交通安全 啄木に影響を与えた晶子の「君死にたまふことなかれ」

風土計 秋の全国交通安全運動が実施中だ。本県でも例年、交通関係者が、のぼり旗などで啓発を繰り広げる。 道路で見かける看板で気になる存在がある。「君死に給ふ(う)ことなかれ」と書かれたもので、安全啓発に相違ない。 浅学のため、何かの教えからの引…

新しい「啄木の息」にようこそ!

デザインが変わりました。これからもよろしくお願いします。 ページのURL https://takuboku-no-iki.hatenablog.com/

 啄木コンサート 盛岡 岩山展望台 9/29

◎ 啄木コンサート 啄木が愛した岩手山と盛岡を望む 啄木短歌による歌曲の[望郷と愛]の世界 岩手山と盛岡の絶景から岩手一の夜景の移り変わりをご覧いただきながら、啄木の歌曲をお聴き下さい。ドリンク付でお気軽にお楽しみいただけます。オール啄木、解説…

 啄木の「なつかし」断絶の感情

「現代短歌むしめがね」 ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく 石川啄木『一握の砂』(1910) 山田 航(歌人) 石川啄木のこの歌に詠まれている「停車場」が現在のJR上野駅を指していることはけっこ う有名であり、実際に上野駅の構内に…

 函館大火に遭った啄木の資料を見て 8時間後…

備えあれば 6日午前3時すぎ、枕元の携帯電話に、7年前の東日本大震災の発生後に何度も聞いた嫌な着信音が鳴り響き、妻と共に目が覚めた。画面には「緊急地震速報」の文字。すぐに激しい横揺れがやってきた。テレビをつけて震源地を確認していると、停電にな…

 啄木は平易でわかりやすい ほとんど暗唱した

蔵書拝見 市田忠義氏/上 「新編 啄木歌集」 叙情性・革新性に共感 10歳のころに父が亡くなり家は貧しかった。新聞小説や短歌が好きだった母の影響で自分も文学に興味を持つようになった。 石川啄木にひかれたのは、中学校の国語の授業がきっかけだ。「たは…

 啄木の歌は バカバカしいくだらぬ歌の方が多い 若山牧水

[コムラサキシキブ] 「風土計」 若山牧水が友人・石川啄木の歌を評した一文は、なかなか面白い。「バカバカしいくだらぬ歌の方が多い」「どこがいいのか解らないようなところに彼の偉がある」。 けなしているのか、褒めているのか。こう牧水は言っている。「…

 啄木に関する7つのシナリオを巡る 秋田県鹿角市

[ヒガンバナ] 啄木の縁の地を巡るミニツアー 鹿角市 歌人、石川啄木と鹿角のつながりを知ってもらおうというミニツアーが、15日に鹿角市で行われました。 啄木は、曾祖母が鹿角市毛馬内の出身で、また母のように接した姉が小坂町に嫁ぐなど、鹿角とつながり…

 『評伝 平出 修 而立篇』鉄幹・晶子や啄木、鴎外との交流

[ヤマボウシ] 『評伝 平出 修 而立篇』 塩浦 彰 著/ 新潟日報事業社 言論の自由と平和を奪われること― その非情さを知らない世代へ いま、伝えたい人物 1910年に起きた「大逆事件」弁護人として知られる平出修。 「法律と文学」二筋の路(みち)を歩んだ、…

 明星研究会・国際啄木学会東京セミナー 10/14

[ヤマボウシ] 2018年 明星研究会・国際啄木学会東京セミナー 期日 2018年10月14日(日) 会場 明治大学駿河台校舎 研究棟2階 第9会議室 10:30 理事会(研究棟4階 第3会議室) 12:15 総会(以後、研究棟2階 第9会議室) 12:45 休憩 13:00 開会あいさつ 池田 …

 市立函館高文芸部 短歌甲子園で二重の受賞

「短歌甲子園」 市函館高3位 江川さん話題作品賞 二重の喜び 歌人石川啄木の故郷、盛岡市で8月19日に開かれた「第13回全国高校生短歌大会」で市立函館高文芸部の江川さくらさん(3年)と佐久間このみさん(3年)、竹駒省吾さん(1年)の編成チームが同高とし…

 啄木母校のユニークな学校案内 「もりょーが」「いちコう」

[クサギ] 賢治の学び舎、ユニークな学校案内 どなたもどうかご覧ください−。宮沢賢治や石川啄木、金田一京助ら多くの文人を輩出し、県下一の進学校としても知られる盛岡一高(盛岡市上田)のホームページで、盛岡弁を紹介したユニークなページがある。学校へ…

 岩手県ゆかりの作家 目覚ましい活躍

展望台 「文学の国岩手」に、またまたホットなニュースが飛び込んできた。宮古市の日上秀之さんが新人の登竜門とされる文芸賞を受賞。本県ゆかりの作家の活躍は目覚ましい。沼田真佑さん、続いて若竹千佐子さんが芥川賞を受賞。 柚月裕子さん(今春映画化「…

 講座「啄木・賢治と平泉」 平泉町 10/16

[ヨウシュヤマゴボウ] 平成30年度 文に親しむ講座「啄木・賢治と平泉」 日時 2018年10月16日(火)13:30〜15:00 会場 平泉町役場 201会議室 講師 森 義真(よしまさ)先生 近代文学研究家(石川啄木記念館館長、国際啄木学会理事 他) 著書「盛岡中学校時…

 <明治150年>石川啄木 生活詠の源流 講座 11/11

[フジバカマ] 〇 朝日カルチャーセンター 名古屋教室 【新設】<明治150年>石川啄木 生活詠の源流 講師名 東海学園大教授 加藤 孝男 講座内容 26歳で夭折し、明治という時代を駆け抜けた啄木。『一握の砂』『悲しき玩具』などの作品鑑賞とともに彼の一生を…

 企画展「石川啄木 作品とその生涯」一関

啄木の魅力に迫る 大東図書館で企画展一関市大東町の大東図書館は、企画展「石川啄木 作品とその生涯」を開いている。 10月8日に盛岡市で開催する「移動文学の旅〜啄木を訪ねて〜」の関連企画で、さまざまな視点から早世の歌人・石川啄木の魅力に迫っている…

 「石川啄木と北海道」自費出版文化賞 大賞に

[センニンソウ] 自費出版文化賞、各賞決まる 第21回日本自費出版文化賞(日本グラフィックサービス工業会主催、朝日新聞社など後援)の各賞が5日、決まった。 大賞には507点の応募作の中から、福地順一さん(札幌市)の研究・評論「石川啄木と北海道―その人…

 文庫本はいつも 石川啄木の「一握の砂」だった

[ツリフネソウ] 窓辺の時間 詩の時間 「母が心を寄せた啄木」 石田 千(作家) 長椅子のわきに、りんごの木箱がある。きょうの新聞と、雑誌の切りぬき帳、編みものの教科書、読みかけの本が入っている。引越しが多く、本棚を持たない。りんごの箱からあふれ…

 近代詩歌の名作に親しむ秋〜石川啄木・・ 10/3

[ヒガンバナ] 大阪府豊中市 庄内公民館・庄内図書館連携文学講座 近代詩歌の名作に親しむ秋〜石川啄木・宮沢賢治・高村光太郎〜 日時 1. 平成30年10月3日(水) 午後1時30分から午後3時 2. 平成30年10月12日(金) 午後1時30分から午後3時 3. 平成30年10月21…