〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 野口雨情展 歌人石川啄木ら文壇関係者との交流 〜7/22

[アジサイ] 雨情の生涯 振り返る 永眠の地・宇都宮で企画展 晩年の一時期を宇都宮市で暮らした童謡詩人の野口雨情(1882〜1945年)を振り返る企画展が、同市中里町の上河内民俗資料館で開かれている。愛用品や写真パネルなど約100点を展示。落款、朱肉や筆な…

 啄木は普段着の歌を求めた

短歌の力、可能性探る 日本歌人クラブ創立70周年記念シンポジウム第1弾「短歌は救済になり得るか」は23日、盛岡市のプラザおでってで開かれた。講演やトークセッションを通じ、現代社会の中で短歌がもたらす力や可能性を探った。 同クラブ会長の三枝昻之(さ…

 牧水は死後も啄木に寄り添う

学芸余聞 啄木と牧水 2人の絆強調 石川啄木記念館で開催中の企画展「啄木と若山牧水」の講演会は盛岡市渋民の渋民公民館でこのほど開かれた。森義真館長が2人の交流や牧水の岩手訪問などについて紹介した。 森館長は牧水の歌「虚無党の一死刑囚死ぬきはにわ…

 啄木の縁 八幡平市と函館市の小学生が交流 

[ハルジョオン] 啄木が結ぶ友情の旅 八幡平市・平舘小が函館訪問 八幡平市平舘の平舘小の6年生22人は、28日に修学旅行で訪れる北海道函館市の弥生小の5年生29人と同世代交流を行う。平舘小がある平舘地区は盛岡市出身の歌人石川啄木の父・一禎(いってい)の…

 啄木と樹人の青春が鹿角によみがえる! 秋田県

「石川啄木と小田島樹人 鹿角ゆかりの地ガイドマップ」鹿角市内や小坂町に点在する14カ所を写真と解説で紹介。 ◎ 芸文かづの 第44号(平成30年3月31日発行 秋田県鹿角市芸術文化協会) 啄木と樹人の青春に想いを馳せる ──地域の歴史を掘り起こしたコンサート…

 米内光政の手紙 冨田小一郎宛 吉田孤羊宛など

企画展 盛岡てがみ館 元首相・米内光政、没後70年 手紙ににじむ器量、見識 恩師への書簡など展示 盛岡 /岩手 盛岡出身の元首相で海軍大将、米内光政(1880〜1948年)の生涯と業績を直筆の手紙や関連史料で紹介する企画展「米内光政の手紙〜良識の提督の生涯…

 啄木・賢治・太宰「働けど、雨にも負けず、すみません」とかなんとか

[アジサイ] 天窓 「東北文学の御三家」 太宰治没後70年の連載を終え、分からなかったのは賢治との関わり。賢治37歳の没年に太宰デビューし38歳まで生き、作家としては入れ替わりの人生だった。賢治は太宰こと津島修治を知らなかったはず。 しかし太宰と賢治…

 講座 啄木と牧水「歌の魅力」宮崎

[カモガヤ] 短歌実作講座 啄木の短歌と比較解説 若山牧水記念文学館館長・伊藤一彦さん講演 歌人で若山牧水記念文学館(日向市東郷町)館長の伊藤一彦さんの今年度短歌実作講座が20日、日向市中央公民館で始まり、伊藤さんが「歌の魅力」と題して講演した。 …

 「文学の国いわて〜啄木、賢治から未来へ〜」7/29

[カンパニュラアルペンブルー] 文学の国いわて推進事業 講演会・シンポジウム本県出身の芥川賞作家の若竹千佐子氏を招いて、講演会及びシンポジウムを実施します。県民の皆様も聴講可能です。 日時 平成30年7月29日(日) 13:00〜15:20 (12:30開場) 場所 …

 賢治・啄木の縁が文化交流を深めるきっかけになれば

[シロバナヤエウツギ] フェリーが結ぶ文人の足跡…宮古―室蘭就航で交流期待 宮古市と北海道室蘭市を結ぶ定期フェリーが22日に就航する。宮古市と北海道は、岩手が生んだ歌人の石川啄木(1886〜1912年)と童話作家の宮沢賢治(1896〜1933年)にゆかりがあり、…

 啄木のように 尾崎豊さんがなれたらいいな…… 尾崎豊を育んだプロデューサー

[カヤ] 尾崎豊と音楽プロデューサーが1冊のノートで育んだ17歳の魂の叫び 【10時のグッとストーリー】 きょうは「私の大好き!アーティスト 初めて買ったこの一曲」にちなんで、特にリクエストが多く寄せられたアーティスト・尾崎豊さんの担当ディレクターに…

 明治のクリエイターズ 二葉亭四迷、島崎藤村、森鴎外、石川啄木などを展示 〜7/8

[シラン] 鎌倉文学館「明治150年」で特別展 近代の作家に焦点 明治時代が始まって百五十年を記念した特別展「明治、BUNGAKUクリエイターズ」が鎌倉市長谷一の鎌倉文学館で開かれている。日本の近代文学黎明(れいめい)期の作家たちの葛藤を描いた高橋源一郎…

 講演「今を生きる啄木―閉塞に立ち向かうもの―」6/24

2018関西啄木祭へのおさそい 新しき明日の来(きた)るを信ずといふ 自分の言葉に 嘘はなけれど―― 啄木の詩や短歌に親しみ 時代閉塞の今を生きる糧に! 石川啄木が26歳でなくなって106年。 啄木の短歌はかわることなく多くの国民から愛唱されています。 啄木…

 石川啄木の裏の顔……林先生が驚く初耳学

林先生が驚く初耳学【ショートヘアが似合うのは顔が○○cm★スキャンダル日本史】 6月17日 (日) 22:20 〜 23:14 TBS テレビ ▼降水確率40%傘持つ?家電の延長保障は?選択に迷った時のヒント ▼明治の詩人…石川啄木の裏の顔 ▼ハリウッドセレブも参考!○○の方法 ▼アノ…

 「定年って生前葬だな…」映画 “終わった人”

映画『終わった人』全国公開中「定年って生前葬だな…」 仕事一筋だったから、定年になってやることがない。グチをこぼしたら、妻や娘に「恋でもしたら?」とからかわれる。 文学を学ぼうと訪れたカルチャースクールで出逢った女性と恋の予感が…。 監督 中田…

 牧水の人生における啄木の存在の大きさ 

若山牧水との交友は 没後に岩手を3度訪れる 石川啄木記念館の森義真館長の講演会「啄木と牧水・牧水と岩手」は5月27日、盛岡市の渋民公民館で開かれた。石川啄木(1886〜1912年)と啄木の最期を見届けた歌人・若山牧水(1885〜1928年)。森館長は2人の交友に…

 2018 啄木祭 啄木との出会いや魅力を語る

[公演中のロジャー・パルバースさん(撮影:山田武秋氏)] 啄木英訳 魅力伝える 顕彰祭 パルバースさん講演 盛岡市出身の歌人・詩人石川啄木を顕彰する啄木祭は9日、渋民の姫神ホールで開かれた。市民ら約350人が参加。啄木や宮沢賢治作品の英訳を手がけた作…

 歌人石川啄木は東京朝日新聞の校正係として働いていた

校正者は役目を終えたのか (3)ワープロ導入で持ち上がった「校閲不要論」 現在の朝日新聞は、1879年1月に大阪で創刊し、9年後の1888年7月に東京で「東京朝日新聞」を創刊した。明治時代の歌人石川啄木が、東京朝日新聞の校正係として働いていたことは、割…

 函館に魅せられた石川啄木にとっての「ロシア」とは? 7/28

[アリッサム] キャンパス・コンソーシアム函館の主催する「函館学」 公開講座「ロシア人から見た函館と石川啄木,与謝野晶子の短歌」 日時 2018年7月28日(土) 13:30〜15:00 講師 スレイメノヴァ・アイーダ ロシア極東連邦総合大学函館校准教授 会場 ロシア…

 杢太郎にとって白秋と啄木は気になる存在だった 7/27

[浮雲] 講座 木下杢太郎と白秋・啄木 - 明治末期における交流を探る - 講師 丸井重孝氏白秋と啄木は杢太郎にとって生涯気になる存在だったようです。観潮楼歌会・パンの会(啄木の参加は一回のみ)・「スバル」創刊など、まさに疾風怒涛の時代に交流を深めた仲…

 啄木ゆかりの地巡り 盛岡天満宮・新婚の家など 7/1

学芸短信 「啄木を訪ねる道ウォーク」参加募集 石川啄木記念館主催。 平成30年7月1日(日) 午前9時から。盛岡天満宮や新婚の家など盛岡市内の啄木ゆかりの地を森義真館長の解説付きで巡る。 参加費1500円(昼食代込み)。往復はがきで石川啄木記念館に申し込む…

 啄木祭 パルバースさん講演「我が友 石川啄木」 6/9

[コティヨン] 盛岡で9日「啄木祭」 講演や対談 盛岡市渋民出身の歌人石川啄木をしのぶ啄木祭は9日午後1時半から、盛岡市渋民の姫神ホールでひらかれる。 作家、劇作家、演出家のロジャー・パルバースさんが「我が友 石川啄木」と題し講演。パルバースさんと…

 東北絆まつりの東京五輪開会式出演に向けて力添えも

啄木が紡ぐ縁 東京・文京区長 市役所訪れる 東京都文京区の成沢広修区長は1日、盛岡市役所を訪れ、歌人・詩人石川啄木を縁とした交流の推進を谷藤裕明市長と確認した。交流が活発な両市区は、来年2月に友好都市協定を結ぶ方針だ。 同区は啄木が晩年を過ごし…

 啄木と牧水の深い交流 岩手とのつながり 〜9/17

牧水 啄木と深き友情 石川啄木記念館企画展 交流伝える資料紹介 石川啄木記念館(森義真館長)の企画展「啄木と若山牧水」は、盛岡市の同館で開かれている。牧水が来県した際に書いた歌幅などの資料が北上市の個人宅に残されており、16点を初展示。啄木が寄…

 啄木は「推敲魔」として有名 その具体例は… <2(おわり)>

[イエロー・シンプリシティ] 現代短歌 2018年6月号 特集 歌人の推敲 「石川啄木の推敲」 <2(おわり)> 大室 精一 〇 慟哭の真一挽歌 実は誕生歌の改変か? 真白なる大根の根の肥ゆる頃 うまれて やがて死にし児のあり 『一握の砂』546この歌は『一握の砂…