<啄木であい道><その 4 (終) >
初秋やまさぬ一夜を髪を梳き/かなしとききぬ歌やこほろぎ
石川節子
啄木の父一禎
〈注:五行ほどあるが「啄木の父一禎」のほかは読みにくい〉
朝日影/流石に雲井に/輝きて/岩手の山の/峰のしら雪
石川一禎
我が娘今日も一日外科室に/遊ぶと言ふが悲しき一つ
石川節子
血に染めし/歌をわが世の/なごりにて/さすらひここに/野にさけぶ秋
石川白蘋
市の公園管理の方が掃除などの手入れをしてくださっていた。
盛岡駅から徒歩数分で到着できる。少し憂いのあるとき、少し迷いのあるとき、少し余裕のあるとき、北上川の流れを見ながら啄木をおもうのにおすすめ。 o^―^o