〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

啄木忌法要 宝徳寺にて 4/13

[グミ] 第102回啄木忌法要日時 2013年4月13日(土)午前10時から場所 宝徳寺(盛岡市玉山区渋民) 法要 10:00 〜 11:00(「コールすずらん」による献歌「玉山吟詠会」による献吟を含む) 講話 11:00 〜 12:00 講師 森 義真 氏(近代文学研究家・国際啄木学会…

終焉の地 記念講演会 4/13

[ポスター] 啄木忌記念講演会「石川啄木と文京区」 没後100年を過ぎても尚、多くの人々の心を掴んで離さない歌人、石川啄木。その啄木終焉の地に程近い小石川図書館において、啄木と文京区との関わりについて語る講演会です。講師 近藤典彦氏(元群馬大学教…

山梨県立文学館の館長に歌人三枝さん 初の県内出身者

山梨県は、県立文学館の館長に甲府市生まれの歌人、三枝昂之(たかゆき)氏を任命し、発表した。1989年に開館してから県立文学館で県内出身者が館長を務めるのは初めて。 三枝氏は1992年に歌誌「りとむ」を創刊した。文芸評論家や宮中歌会始の選者としても活…

「花散れば 先づ人さきに白の服…」石川啄木

[サクラ花 傘花] <金口木舌>「平和の歌」はいつ いつもより早まった桜の話題で新聞もテレビも持ちきりだ。青空にハラハラと散る薄桃色の花びらの美しさは格別で、花の下で宴をする習慣のない沖縄人としてはうらやましい光景だ。 入学式、入社式。新しい季…

先人の言葉から道徳学ぼう 独自の教材作製 公立小向けに都教委が初

都教育委員会は、小学生向けの独自の道徳教材を作った。2013年度から、都内の全公立小学校約千三百校で使う。 低学年用では十八人の言葉を紹介。やなせたかし氏の歌詞「手のひらを太陽に」や、石川啄木の短歌「ふるさとの山に向(むか)いて 言うことなし ふ…

短歌月評:規範の再確認=大辻隆弘

近代短歌の選歌集が二冊、新書として発行された。 永田和宏著『近代秀歌』(岩波新書)と、岡井隆・馬場あき子・永田和宏・穂村弘選『新・百人一首』(文春新書)である。 二冊に共通するのは、明治以降に作られた短歌の規範を確認しようとする明確な意志で…

啄木をテーマにした菓子 国際啄木学会・釧路大会のお土産に 9/7~9/8

[サクラ] 「啄木愛菓」に舌鼓 釧路 釧路観光協会は22日釧路市観光国際交流センターで、石川啄木をテーマに釧路菓子商組合の加盟各店が考案したオリジナル商品「啄木愛菓」の試食展示会を開いた。 「啄木愛菓」は、今年9月に市内で開催される国際啄木学会の第…

恋、繚乱−恋はどう詠まれ、語られたか 4/7

第7回 与謝野寛・晶子を偲ぶ会 恋、繚乱−恋はどう詠まれ、語られたか 〜晶子、登美子、らいてう、かの子 文学の20世紀の出発は、与謝野晶子の『みだれ髪』に代表される〈恋の歌〉にあったといっても過言ではありません。時代は女性たちの自我を目覚めさせ、…

啄木忌に終焉の地で講演会 4/13

[サクラ] 小石川図書館 啄木忌記念講演会「啄木と文京区」 日時 2013年4月13日(土)午後2時〜3時30分 講師 近藤典彦氏(元群馬大学教授) 会場 小石川図書館4階 ※エレベーターはありません 定員 80名(当日先着順) 対象 どなたでも 費用 無料 お問合せ先…

「啄木終焉の地」歌碑等建設にご協力を!

呼吸すれば、 胸の中にて鳴る音あり。 凩よりもさびしきその音! 眼閉づれど 心にうかぶ何もなし。 さびしくもまた眼をあけるかな 「啄木終焉の地」歌碑等建設にご協力ください 石川啄木は 1912 年(明45)4月13日、小石川区久堅町 74の46(現・文京区小石川…

現在の「石川啄木終焉の地」 東京都文京区小石川 <1>

啄木文学散歩・もくじ <動画 52秒>(街の音はありますが、音声はありません)啄木終焉の地 啄木は、明治44年(1911)8月7日、喜之床の二階からこの地の借家に移り、翌明治45年4月13日午前9時30分、病没するまで居住した。 地下鉄丸ノ内線「茗荷谷」駅から…

東日本大震災 3・11からの復興を考えるフォーラム 啄木の言葉交え講演 盛岡

「3・11からの復興を考えるフォーラム」が20日、盛岡市中央公民館で開かれた。石川啄木や宮沢賢治の思想から復興をひもといた講演や被災地の実情を訴える報告があった。 ジャーナリストの外岡秀俊さんが啄木、賢治の言葉や沿岸被災地で見聞きした話を交えて基…

啄木一家が間借りした喜之床跡 東京都:文京区<2>

啄木文学散歩・もくじ <動画 39秒>(街の音はありますが、音声はありません)喜之床跡 = 理容 アライ本郷三丁目角の「かねやす」を過ぎ、春日通りを後楽園方向に進む。200mほど歩くと左側に「理容 アライ」の三色ねじり棒が見えてくる。この二階に啄木は…

「石川くん。」枡野浩一さんのページ紹介

ほぼ日刊イトイ新聞「石川くん」 番外編6● 2013年3月14日 THU 最後になるかもしれない手紙 「こんにちは、石川さん。」で始まる枡野浩一さんの手紙。44歳の枡野さんは啄木に自分のことをしみじみと綴っている。 今年の春から使用される高校の教科書に、代表…

青山ワンセグ開発「バトル3 ファイナル」の結果

3月15日、青山ワンセグ開発、生放送のバトルで「石川くん」は「ドチャック」と「僕にはまだ友だちがいない」と闘った。「石川くん」は、残念ながら負けてしまった。 枡野さんは番組の中で、もし勝利して続きが作れるなら「啄木にはいい歌がたくさんあるので…

女性に寄せた啄木の思い 公開へ

[ヒマラヤユキノシタ] 函館時代の啄木資料を寄贈 親族から盛岡・記念館へ 盛岡市出身の歌人石川啄木が函館時代の同僚で多くの歌のモデルとなった橘智恵子に贈った、署名入りの歌集「一握の砂」など自筆資料4点が17日、生まれ故郷の石川啄木記念館に親族から…

切通坂の啄木歌碑 東京都:文京区<3>

啄木文学散歩・もくじ 湯島天神 切通坂の歌碑 切通坂 右が春日通り、左側が湯島天神の石垣。 左手前にあるのが石川啄木歌碑。目立たないので、通り過ぎてしまいそうになる。 切通坂(きりどおしざか) 湯島三丁目30と四丁目6の間 「御府内備考」には「切通は…

森鴎外記念館 東京都:文京区<4>

啄木文学散歩・もくじ 文京区立 森鴎外記念館 記念館の正面外観(大観音通り) 記念館は生誕150年を記念して、森鴎外の旧居「観潮楼」の跡地に2012年11月1日オープンした。地下2階には約 1万点に上る資料があり、石川啄木からの書簡なども収蔵されている。 1…

「杢太郎が特に啄木、茂吉と親交を深めた…」 杢太郎記念館

[サンシュユ] 木下杢太郎の活躍紹介 伊東の記念館 伊東市出身の文学者、医学者の木下杢太郎の歌人としての活躍を紹介する特別展「木下杢太郎と観潮楼歌会」が12日、同市湯川の市立木下杢太郎記念館で始まった。5月12日まで。 杢太郎は東京・本郷の森鴎外邸「…

「本郷喜之床」理容遺産に 明治村の理髪店、認定

博物館明治村(犬山市)に保存されている明治時代の理髪店「本郷喜之床(きのとこ)」が、全国理容生活衛生同業組合連合会から理容遺産に認定され、12日、関係者ら100人が集まって記念碑の除幕式が行われた。 喜之床は1910年頃に東京都文京区に建てられた理髪…

東京銀座 朝日新聞社跡の啄木歌碑と風景印

啄木文学散歩・もくじ 啄木歌碑の風景印朝日ビル内郵便局で押印。 啄木歌碑・街灯・朝日ビルとその周辺が描かれている。 啄木歌碑の建っているすぐ前のビルが朝日ビル。 朝日ビル内郵便局(地下1階) 東京都中央区銀座6-6-7 銀座並木通りの啄木歌碑<碑文…

啄木忌前夜祭 盛岡・おでってホール 4/12

国際啄木学会盛岡支部(小林芳弘支部長)主催の第 9回啄木忌前夜祭は、4月12日午後 6時から盛岡市のおでってホールで開かれる予定。石川啄木の業績や足跡をしのぶ。 第 1 部はパネルディスカッション「留学生は『啄木』をどう読むか」。 第 2 部は松田晃さん…

東日本大震災2年 いわて銀河プラザ

岩手県のアンテナショップのぼり旗も勇ましい「いわて銀河プラザ」入口。 岩手日報 2013年3月11日 東日本大震災特別号外 岩手再生 本格復興へ一歩一歩 前へ──。 「啄木かるた」 石川啄木没後100年を記念してつくられた「新 啄木かるた」。 今年 4月の歌舞伎…

“長男の宿命”が啄木の文学を創り上げた

[ウメ] 【倉橋健一の文学教室】(43) 石川啄木『一握の砂』 社会との葛藤が生み出した歌 石川啄木は斎藤茂吉と並び、近代歌人のなかでいまなお多くの読者を持ち、文学のみならず、社会思想の観点からも長く論じられてきました。その没後の人気の高さとは対…

「ああ 雪の天国,そは我が故郷」啄木…ポスター受賞

[シダレウメ] 「啄木没後100年」のポスターが岩手広告賞を受賞 盛岡市が郷土の詩人・石川啄木の没後100年を記念し作成した,盛岡ブランド「啄木没後100年」のポスターが,第44回岩手広告賞(岩手広告協会主催)のポスター部門で,岩手広告賞を受賞しました。…

啄木は、日々のおつけものみたいな身近な詩をつくろうとした人 青山ワンセグ開発 2/28

[クリスマスローズ] 2月28日放送分 NHK Eテレ青山ワンセグ開発 「石川くん」枡野浩一が挑む 日本を代表する歌人石川啄木の短歌を、枡野浩一が現代語訳。 歌の意味と、ひととなりに迫る。 最後にコレだけは言いたい! 放送作家 ゴウヒデキ 石川啄木の短歌には…

こころよく
 我に働く仕事あれ  啄木

[クロガネモチ] 早春賦の思い〜教育の現状に寄せて 大田尭・東京大名誉教授退職手当の引き下げ前に地方自治体職員が「駆け込み退職」する例が相次いでいる。年度途中に退職者が急増したため、現場で人手不足が生じるなど問題は深刻化している。戦前から、94…

啄木・賢治通して震災考える 盛岡で20日フォーラム 3/20

岩手を代表する二大作家の石川啄木、宮沢賢治を通して震災と新たな地域づくりを考えるフォーラムが20日、盛岡市中央公民館で開かれる。 ジャーナリストで元朝日新聞編集局長の外岡秀俊さんが講演する。外岡さんは、朝日新聞入社前に書いた小説『北帰行』で、…

映像による教養講座3月分受講生募集 3/12,19,26

2013年 3月12日(火) 啄木の酒・賢治の酒 3月19日(火) 啄木の短歌・賢治の短歌 3月26日(火) 啄木の魅力・賢治の魅力 時間 午前10時から正午 会場 府中市生涯学習センター 語学室 対象 平成9年4月1日以前生まれの市民、市内在勤・在学の方 問合せ 東京都…

「ふるさとの訛」啄木

[雅] <コラム> 水や空 方言 〈ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく〉。東北生まれの石川啄木は明治43(1910)年に出した歌集「一握の砂」で、そう詠んだ。 よく知られた一首だが、「ふるさとの訛」、言い換えれば方言が全国…