〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「啄木のまち盛岡」市政見学会

【啄木の歌碑 渋民公園】「みんなの市政見学会」盛岡市 2008年11月6日(木)・7日(金) 9:00〜16:00 内丸の県民会館際からバスで移動し「啄木のまち盛岡」をテーマに、岩山や好摩駅、渋民公園など啄木ゆかりの歌碑を見学。 担当 盛岡市役所市民活動推進課…

『買いも買ったり』何か欲しいものは

【フランス土産】 『買いも買ったり』 林望 著 光文社文庫 2001年 590円+税 リンボウ先生が選んだ「買う話」アンソロジー。気に入りをいくつか。 「みやげ物の効用」(柴田元幸) グアテマラ製の「トラブル・ドール」のお土産。2cmほどの人形6つの実用的な…

「中原中也-啄木」中原中也記念館

【汚れつちまつた悲しみに】 中原中也記念館(山口県山口市)の展示文に「啄木」という字を見つけた。 天下の人これきけといふざまをして山に登ればハモニカ吹けり つづきはこちら→啄木文学散歩「中原中也記念館」

啄木の母校「渋民小に都市景観賞」

【ススキ】 「渋民小に都市景観賞」盛岡市 盛岡市の本年度都市景観賞に渋民小が選ばれた。 昨年完成した2階建ての新校舎は、石川啄木記念館に保存されている旧渋民尋常小の校舎をイメージした。 (2008-10-25 岩手日報)

啄木流「三行詩」優秀賞10首選出

【ナンテン】 啄木流の「三行詩」で優秀賞10首選出 −来年夏には「短歌甲子園」も開催 盛岡商工会議所などが主催する「短歌のまち もりおか」推進事業は10月14日、「もりおかの短歌(うた)」の夏の部で優秀賞10首を発表した。 この後も秋・冬・春と続けられ…

「小樽ちまちま文豪展」小樽文学館

【リンドウ】 市立小樽文学館 「小樽でミニチュア人形展」 2008年10月3日(金)〜11月30日(日) イラストレーター高山美香さんが製作した偉人や文豪のミニチュア人形を紹介する「小樽ちまちま文豪展」が市立小樽文学館で開かれている。 人形は高さ10センチほど…

『啄木資料展と講演会』岩手県立図書館 10/27-11/24

【ウツボグサ】 岩手県立図書館企画展 『第28回 啄木資料展』 2008年10月27日(月)〜11月24日(月) 4階 展示コーナー 当館が収集した石川啄木関係資料(平成18年4月から平成20年7月までに受け入れたもの)を中心に、啄木作品・啄木研究等の資料を展示・紹…

「啄木をめぐる人々−part28−」盛岡てがみ館 10/16-2/9

【トウモロコシの宝石】 第28回企画展 盛岡てがみ館 2008年10月16日 (木)〜2009年2月9日(月) 「芸術家の心と作品−素顔の手紙−」 舟越保武、橋本八百二、澤田哲郎、海野経など芸術家の手紙と作品を併せて紹介。 テーマ展「啄木をめぐる人々−part28−」 石川啄…

「啄木の短歌、賢治の短歌 第80回」

【フヨウの実】 「啄木の短歌、賢治の短歌」盛岡タイムス連載中 盛岡大学長 望月善次 第80回 悲しみの両面 啄木の短歌 月の夜はいとおどけたる我が影を踏 みて笑ひきうき旅にゐて 賢治の短歌 しらくもよ夜のしらくもよ 月光は重し 気をつけよかのわるひのき …

「盛岡啄木手帳」書簡や散文を集め発刊

【ゴシキトウガラシ】 「盛岡啄木手帳」が発刊 盛岡ブランド推進の一環として、歌人・石川啄木の書簡や散文などを集めた文集「盛岡啄木手帳」が14日、発行された。 短歌や小説はあえて盛り込まず、啄木が記した日記や評論、書簡の中から古里ゆかりの17作品を…

「節子の井戸復元 除幕」

【マムシグサの青い実】 「啄木の妻・節子 生家の井戸復元 岩手大で除幕式」 岩手大学の敷地内にある古井戸が、石川啄木の妻・節子の生家の井戸だったことが分かり、復元整備され、節子の122回目の誕生日の10月14日、除幕式を行った。 節子が愛用した琴を使…

「この世界の片隅に(中)」すずは健気に生きる

【ムカゴごはん】 「この世界の片隅に (中)」 こうの史代 著 双葉社(コミック) 2008年 648円+税 周作と結婚した主人公のすずは、戦争の真っただなか昭和19年の広島に住んでいる。闇市、防空壕、空襲、配給、特高、間諜、憲兵、遊郭、・・・。日常では使…

「啄木の妻、生家の井戸 復元し14日に除幕式」

【コスモス】 「啄木の妻、生家の井戸確認 復元し14日に除幕式」岩手大 岩手大学農学部付属植物園内の旧温室近くにある古井戸が、石川啄木の妻・節子の生家の井戸であることが、同大の保存資料で分かった。 井戸は丸形で直径90センチ、深さ6メートル。関係者…

石川啄木「母方の血脈」自費出版

【秋空】 「啄木の母方の血脈」 石川啄木の母工藤カツの家系の資料を翻刻した「啄木の母方の血脈」が、国際啄木学会評議員の森義真さんら3人によって自費出版された。 翻刻の基になった資料「工藤家由緒系譜」は、カツの兄の常象が執筆した。大助は常象の三…

「啄木歌碑の拓本」-土佐からの便り-

【上野商店街の歌碑<拓本作者・岡林一彦氏>】「東京・上野の石川啄木歌碑」 土佐の高知にお住まいの岡林一彦さんから、啄木歌碑の拓本と手紙をいただいた。 空の色や雲の流れや風のにおいに、秋がいっぱいとなってきました。 道々にも、オシロイバナが白や…

「啄木と賢治イベントカレンダーより 11月.12月.1月」

【ホトトギス-紫】 「啄木と賢治イベントカレンダー2008-2009」(編集/盛岡市商工観光部ブランド推進課) <11月.12月.1月> 2008年11月24日(月) 「啄木学級 関西講座」伊丹市アイホール ・講演「啄木のローマ字日記について」講師 山本玲子学芸員 ・演劇…

余市豆本『小樽啄木餘話』第二刷発行

【豆本・表紙】 『小樽啄木餘話』第二刷 を読む -「啄木の息」管理者 水口忠 著 余市豆本の会発行 2008年10月15日発行(小樽日報の創刊日) 頒価 500円 縦横とも10センチに満たない「余市豆本」。小樽に115日間住んだ21歳の青年・石川啄木を、小樽啄木会会長…

2008年度「国際啄木学会インド大会」11/28〜

【ホトトギス-白紫】 「国際啄木学会インド大会」 〈 インドにおける啄木の国際的展開をめぐって―『あこがれ』の読み方を中心として― 〉 日印双方の研究者による講演や対談、研究発表のほか詩の朗読等もおこなわれる。 期間 2008年11月28日(金)〜29日(土…

「ローマ字日記」この六日間予は何をしたか?…

【ホトトギス-白】 「ローマ字日記 1909年(明治42)5月7日」石川啄木限りなき絶望の闇が時々予の眼を暗くした。 予は金田一君から借りて来てる剃刀で……左の乳の下を切ろうと思ったが、痛くて切れぬ。微かな傷が二つか三つ付いた。Kindaichi kun wa odoroite…

「岩手大学に節子の生家跡」

【秋の夕暮れ】 「岩手大学に啄木の妻・節子の生家跡」 井戸枠や上屋を復元し市民に公開 岩手大学植物園内にある古井戸を含む一画が、石川啄木の妻・節子の生家だったことが明らかになった。 同大は時代考証を経て井戸枠などを復元。井戸枠のふたには啄木と…