〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大事なものは若さじゃなくて

大事なものは若さじゃなくて 素顔のままのしなやかな日々 振り向くほどに人生は悪くない 明日を・・・信じるならば 「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」サザンオールスターズ 「DIRTY OLD MAN」は、ちょっとちょっとだけど。 「人生は悪くない」って、桑田佳祐さん…

石川啄木が登場する盛岡版「夫婦善哉」12/2-12/3

年末恒例の盛岡文士劇公演のキャスト・スタッフ顔合わせ会が28日に開かれた。今年の現代物は八幡街の芸者や石川啄木が登場する盛岡版「夫婦善哉」。 公演は盛岡市の盛岡劇場で12月2日〜3日に行なわれる。 (2006-09-29 IBC NEWS ECHO、岩手日報)

「啄木と明治の盛岡」ユニークな啄木

「啄木と明治の盛岡」門屋光昭・山本玲子著 川嶋印刷 2000円 啄木のユニークな発想や豊かな好奇心を伝える作品の一節や逸話を軸に、盛岡の魅力を探っている。 11月5日まで盛岡市では「ザ・啄木展」が開かれている。特に青春館のテーマはまさに「啄木と明治の…

M-Vロケット7 打ち上げ!「ひので」と命名

本日06:36、SOLAR-B衛星を載せたM-Vロケット7号機が鹿児島の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。そして(たった今!)SOLAR-Bは「ひので」と命名された。 ライブ中継で見ていた。打ち上げ2分30秒後くらいから、ロケット搭載カメラの映像に地球の縁が…

「啄木資料展」開催 10/27-11/19

『第27回 啄木資料展』岩手県立図書館 期間 2006年10月27日(金)〜11月19日(日) 場所 岩手県立図書館 4階企画展示コーナー 時間 09:00 - 20:00 隔年ごとに行ってきた「啄木資料展」。今年は2004年3月以降、岩手県立図書館に寄せられた石川啄木に関する…

国際啄木学会 東京大会レポート<プライベート>

草壁焔太氏は語りました。 石川啄木に逢いたいと思いません? 私が、今、一番会いたい人は啄木だ。 啄木は周りの人を生き生きとさせる人だった。 さわやかで気品のある人だった。 つづきはこちら→「国際啄木学会東京大会レポート」

まっとうな人「佐賀のがばいばあちゃん」

「佐賀のがばいばあちゃん」 監督 倉内均 原作 島田洋七 出演 吉行和子 鈴木祐真 池田晃信 池田壮磨 三宅裕司 工藤夕貴 2006 日本 新幹線の中で、母と別れたため泣きじゃくる男の子がいた。それを見ている会社員が、自分の過去と少年の姿を重ね合わせていく…

「当たり前のありがたさ」松井秀喜さんの言葉

僕ができることは決まっている。与えられた中でベストを尽くすだけ。出るときはベストを尽くし、出ないときは出るときのために準備をしておくだけ。 ケガするまでの1768試合、ずっと出ていたから。当たり前の日々がこんなにもうれしくて、ありがたいものだと…

「忘れな草」の山下多恵子さんが語る啄木の妻・節子

山下多恵子さんが「忘れな草−啄木の女性たち」を発刊した。山下さんは岩手県雫石町に生まれ、北海道内を転々とし、小6から高校卒業まで再び岩手で過ごした。啄木をめぐる女性たちに心引かれ、一途に「愛する」啄木の姿に感動し、最後は妻節子にたどりついた…

そくほう!「国際啄木学会・東京大会」

国際啄木学会・東京大会が9月9日〜10日と明治大学駿河台校舎で開かれた。 9日の開会式では、近藤典彦・国際啄木学会会長が「前回の東京大会と比べると、日程的にはコンパクトだがきっと成功します」と話された。 約200人の参加者を前に、3人による研究発表、…

アンジェラ・アキさんの言葉

アメリカでウェートレスをしながらバーのライブ回りをしていた時代。 始めは演奏を聞いていた客も、だんだん酔ってくると騒いだりして全然聞かなくなる。それが悲しくて目をつぶる。“ここにはわたしの演奏を聴きにに来た人だけがいる。終わればみんな拍手を…

本家が“HAPPY BIRTHDAY!”

あとちょっとで、本家「啄木の息」が6周年を迎える。途切れるか・・・というときもあったが、なんとかかんとか。 この「ブログ版」のほうは始めてから1カ月あまり。まだ混沌とした状態は続いている。 ・よろしかったら本家にも遊びに来てください。 ・ブログ…

『忘れな草 啄木の女性たち』山下 多恵子

『忘れな草 啄木の女性たち』山下 多恵子 著 未知谷 版 2006年09月05日 発行 2,400円+税 Vergiss mein nicht(フェルギス・マイン・ニヒト)とは「我を忘るな」の意のドイツ語である。明治四十三年の創作ノートに、啄木は上手な筆記体でこの文字を書き、そ…

文字盤の向うの世界

電波時計が止まった。電池を入れ替えると、失われた時を取り戻すかのように必死で動き始めた。1時間を30秒ほどで廻る。少し離れてから戻ってみたら、あらぬ時刻を指していた。 おいおいキミはどこの世界へ行ってしまったんだい。 ここと違う世界で、そこの時…

「思想性の特質解明」若林 敦

新潟日報 2006年8月6日 <にいがたの一冊> 「思想性の特質解明」若林 敦 池田功・著『石川啄木 国際性への視座』(おうふう)の紹介 啄木の歌「地図の上朝鮮国にくろぐろと墨をぬりつゝ秋風を聴く」この歌は<亡国>を悼む歌であると著者は言う。 <亡国>…

「石川啄木研究と一般読者」 池田 功

雑誌「詩と思想」(土曜美術社)2006年9月号 特集<現代詩の現在> エッセイ 「石川啄木研究と一般読者」 池田 功 1 啄木詩の世界と現在の研究 2 教科書に採用された作品とは 3 国際啄木学会と各地の啄木会 4 外国における啄木研究と受容 5 新聞記事や一般読…

「石川啄木と小樽」 平出 洸

『Pen・友』第35号 2006年4月1日発行(日立グループOB同人誌)寄稿 史跡・伝承の地を訪ねて No.30 「石川啄木と小樽」 平出 洸 小樽に合計で三カ月と三週間しか住まなかった啄木ではあったがこれが非常に重要な時期であった事を再認識した。そのあたりを啄木…