2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
啄木文学散歩・もくじ この秋の佐野厄除け大師 正面が田中正造の墓。 「嗚呼慈侠 田中翁之墓」と彫られている。 左側の四角の石碑には啄木の歌。 背後から田中正造が啄木を見守っている。 夕川に葦は枯れたり 血にまどふ民の叫びの など悲しきや 石川啄木碑…
紅葉 子孫ら紡ぐ、啄木物語 盛岡文士劇 12月3、4日上演 地元作家やアナウンサーらが出演する盛岡文士劇は12月3、4の両日、盛岡市松尾町の盛岡劇場で上演される。6年ぶりの東京公演も見据える今回は、石川啄木を描く物語を啄木らの子孫が演じる注目の…
紅葉 短歌のこと 石川啄木と橘智恵子 恋愛に似た思慕の相聞歌 函館の代用教員時の同僚の女教師、橘千恵子を詠んだ22首。わずか3か月程度の「心のふれあい」であったと思われます。 頬の寒き流離の旅の人として路問ふほどのこと言ひしのみ 現代語訳 頬に当た…
アニメ『啄木鳥探偵處』展 フライヤーPDF 企画展「見よ、友情の翼、高く飛べるを アニメ『啄木鳥探偵處』展」 萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館 会期 2022年10月15日(土) ~ 2023年01月22日(日) 会場 3階 オープンギャラリー 観覧料 無料 内容 2…
ユリノキ ブログ紹介 <安宅夏夫のBLOG> 石川啄木と平出修、秋瑾 ―内田弘『啄木と秋瑾 - 啄木歌誕生の真実』を読んで その1 (2013-12-08) 石川啄木研究は、現在「国際啄木学会」ができていて、今やグローバル化しています。研究者も時代を追って新鋭が現…
プルメリア 岩手県立図書館 映画会のご案内 企画展「第35回啄木資料展」関連 としょかん特別映画会(再上映) 定員39名(当日先着順)。満席になり次第締め切らせていただきます。車いすでの入場可。 ・日時 令和4年12月5日(月曜日) 13時30分開場/14時00分開演…
2023年度「啄木コンクール」作品募集! 新日本歌人 時代と暮らしを見据えた 意欲的で 清新な短歌を募集します 応募要項• 作品 短歌1人1編、20首• 応募料 1000円(定額小為替)• テーマ 主題、内容は自由• 表現形式 定型、口語・自由律を問いません• 応募資格…
落葉 短歌のこと 君に似し姿を街に見る時のこころ躍りをあはれと思へ 石川啄木 現代語訳 君に似た人の姿をまちに見かけるときに、胸が躍るのをかわいそうだと思ってください 解説と鑑賞 「君」は、同僚の女性教師を指す。啄木は函館で代用教員として務めたが…
返り咲きのトキワマンサク 知られざる巨大鉄道王国・岩手ご当地鉄道事情 面積は全国で2番目、縦横に旅情あふれる路線 全国47都道府県のなかでいちばんでっかいのは、北海道である。ならば、2番目にでっかい都道府県はどこなのか。これもまあ、有名な問いかけの…
アメジストセージ 好書好日 「フルベッキ伝」書評 近代日本動かしたお雇い外国人 [著]井上篤夫 明治天皇や明治政府に厚遇され、滞在すること40年。日本の近代化に大きな役割を果たしたフルベッキの知られざる生涯を、生地オランダも含めたゆかりの地での…
フヨウ お知らせ 【旧石川啄木記念館解体工事のお知らせ】 石川啄木記念館では、玉山歴史民俗資料館との複合施設として、令和6年度の開館を目指し、令和5年度に改修工事を予定しております。この度、それに伴う旧石川啄木記念館解体工事のため、当館中庭及…
スイレン 短歌のこと 手套を脱ぐ手ふと休む 何やらむ こころかすめし思ひ出のあり 石川啄木 解説と鑑賞 「一握の砂」の多くの短歌は、回想がモチーフとなっています。今の言葉でいうと、いわゆる「デジャビュ」のような感覚でしょうか。 何かなつかしい記憶…
ホトトギス 軍医vs文豪──森鷗外の二面性 大逆事件下「心の内」を精神科医が読む 小出将則 ,OFFICIAL COLUMNIST ことしは森鷗外の没後100年。偉大な文豪にして軍医の「二生」を生きたひとへの、元新聞記者の精神科医による探究シリーズ第3回は、明治末期に起…
リンドウ NIIKEI著名人コラム 新潟が生んだ近現代小説家(2) 平出修『逆徒』(春秋社1965年刊『定本 平出修集』他) 片岡豊 我が家から歩いて15分ほど、上越高田の商店街本町通の裏手に築100年を優に超えている「平出修旧宅(新婚の家)」が修築・…
スナゴケ 博報賞功労賞に輝く 言葉の力向上 短歌通じた敎育 栄誉 花巻・桜台小の柳原千明教諭は、公益財団法人博報堂敎育財団(東京都)の第53回博報賞の功労賞(国語教育)に選ばれた。短歌創作を通じた多角的な敎育活動を長年積み重ね、児童の豊かな「言葉…
ハナゾノツクバネウツギ 山は博物館 祖国の未来のため特攻死 有明山に別れ告げた自由主義者 <ふるさとの山に向ひて云(い)ふことなしふるさとの山ハありがたきかな> 太平洋戦争で特攻死した長野県有明村(現安曇野市)の上原良司氏(1922~45年)は、遺書…
バラ 【ゆっくり解説】愛された天才歌人「石川啄木」その生涯とクズと言われた人間性 このチャンネルはカムイに模した動物のキャラクターたちが北海道について解説します。 今回はクズと言われている天才歌人「石川啄木」について解説します。 亡くなってか…
シャリンバイ 文豪・石川啄木の墓はなぜ北海道にある?その謎と悲劇の歌人の生涯を追う【後編】 ライフスタイル / 人物 歴史 好き太郎 東京での奔放な生活 彼の北海道での生活は1年ほど続き、その間に家族も呼び寄せています。しかし、あくまでも文学家とし…
カエデ 14色のペン 方言考 西郷隆盛と勝海舟は、どんな「共通語」でしゃべった? 22日は「方言の日」でした。方言といえば、「ジャンボカッタガ」。初任地にいた20年ほど前、週明けの朝一番に言われたせりふです。どういう意味?? 現代でさえこの調子ならば…
モミジバフウ 文豪・石川啄木の墓はなぜ北海道にある?その謎と悲劇の歌人の生涯を追う【前編】 ライフスタイル / 人物 歴史 好き太郎 なぜ墓が北海道に? 歌人・石川啄木(いしかわ・たくぼく)は岩手県で生まれ、東京で亡くなりました。しかしその墓はなぜ…
エンジェルストランペット 【漂泊の歌人 石川啄木】 ライカ北紀行 ―函館― 第96回 西野 鷹志 エッセイスト・写真家 日が暮れ、石川啄木夫人、節子が質草をもちこんだ。彼女が盛岡から持ってきた着物が入った行李(こうり)であった。訪れたのは入村質店(現在…
ハンカチノキ 令和人国記 啄木に通じる郷土愛の強さ 短歌甲子園で最優秀作品賞 盛岡一高2年の伊藤蓮人さん 夭折(ようせつ)の歌人、石川啄木にちなんで出身地の盛岡市で毎年、開かれている短歌甲子園。盛岡一高2年の伊藤蓮人さん(17)は今夏、最優秀作…
スモークツリー 文人の薫り見て感じて きょうから浜松文芸館で収蔵展 石川啄木(一八八六~一九一二年)の自筆の手紙や作家の藤枝静男さん(一九〇八~九三年)の愛用品、シンガーソングライター・小椋佳さんの手書きの寄稿文を間近に見られる収蔵展が一日、…
クチナシ 啄木ブロンズ像など特別展示 道立釧路芸術館 道立釧路芸術館は、「若き石川啄木」のブロンズ彫刻と、幣舞橋に設置されている「道東の四季」の像4体の5分の1スケールの習作の計5点を同館ロビーで展示している。 11月6日に開催する「啄木ウオ…
飛び立つ「カワウ」 ぶっくまーく岩手 #78 「もりおか啄木賢治青春館」岩手県盛岡市【歴史建造物編】 IBC岩手放送 6BOX 岩手県盛岡市。 1910年に銀行として建てられ、現在は観光文化施設に生まれ変わり保存活用されている建物があります。「もりおか啄木…