〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2015-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬に頭の体操 イチ ニ サンッ!   

[マチルダ] [基礎学力検査 国語] 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。「(A)がみな 我よりえらく見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ」は、詩集『(B)』にある、石川啄木24歳の時の作品である。啄木はこの頃、『東京朝日新聞』の校正係となってい…

石川啄木の "食事" で元気になろう!

[ブルーバユー] ○都立駒込病院 栄養科 田端・文京地区ゆかりの文芸家たちの食事 「石川啄木 いかごはん」駒込病院のある田端・文京地区には明治以降、たくさんの文芸家たちが集まりました。また、その中から、多くの名作が生まれました。 入院生活に潤いを持…

〈鏡屋の前に来て/ふと驚きぬ/…〉石川啄木

[イングリッド ウェイブル] 鏡 <卓上四季> 北海道新聞 人は自分の顔を直接見ることができない。鏡に映して初めて、その特徴が分かる。鏡の中はありのままの自分であるとともに、外からの視点が加わる。 石川啄木にこんな一首がある。〈鏡屋の前に来て/ふ…

明治三陸大津波と石川啄木の義父・堀合忠操

[ニシキ] 啄木義父と津波 関連探る 国際啄木学会盛岡支部の月例研究会は23日、いわて県民情報交流センターで開かれた。同支部長の小林芳弘さんが「明治三陸大津波と堀合忠操」と題し、明治三陸大津波と石川啄木の義父との関連を紹介した。 堀合忠操(1858〜1…

生誕130年!「啄木かるた大会」 2/20

[クリスマス] 啄木生誕130年記念 啄木生誕祭 第14回「啄木かるた」大会 開催日 平成28年2月20日(土) 場所 渋民文化会館(姫神ホール)(岩手県盛岡市玉山区渋民字鶴塚55) 料金 無料 対象 小学生以上 郷土の歌人石川啄木の短歌を用いた「啄木かるた」を使った…

啄木が働いていた地に高級ホテル 東京・銀座

[クリスマス] {テレ朝news} 朝日新聞跡地に高級ホテル建設へ 周辺開業目白押し 明治時代の文豪、夏目漱石や石川啄木らが働いていた東京・銀座の新聞社跡地に外資系高級ホテルがオープンすることになりました。 銀座6丁目に、2018年1月に開業するのは高級ホテ…

有吉反省会 "金田一央紀さんの禊"

[クリスマス] ◎ 有吉反省会 2015-12-20放送 日本テレビ 自腹で金田一家の功績を巡る改心の旅 「金田一央紀様への禊」 旅の始め Q「どういう風に自分を変えたいと思うか」 A「お金を大切につかう人になったらいいのかな、ハハハッ」 全財産の3万円を持って岩…

啄木の来釧を記念して -釧路- 1/23

[クリスマス] 第13回 啄木・雪あかりの町・くしろ2016年1月23日(土) 17:00〜20:00 開催場所 南大通、入舟 大町界隈 行事内容 釧路啄木会 雪あかり講演会 啄木一人百首、拓本体験コーナー 点灯式 南大通、入舟、大町界隈に700 点の灯 りのアート展示。 フォト…

「船に酔ひてやさしくなれる/いもうとの眼(め)見ゆ…」石川啄木

[クリスマス] 風土計 -岩手日報- 「船に酔ひてやさしくなれる/いもうとの眼(め)見ゆ/津軽の海を思へば」。1907(明治40)年、妹光子を伴い北海道・函館に渡った時を詠んだ石川啄木の歌。 慣れない船旅は大変だったろう。波が立ち船酔いが多かったようで…

「石川啄木―短歌にみる生と死の表現―」公開講座

[クリスマス] ◎公開講座 第10回 「石川啄木―短歌にみる生と死の表現―」福田 周 2016年2月13日(土) 16:20〜17:50 会場 東洋英和女学院大学大学院 201 教室 六本木駅(日比谷線徒歩 10 分)麻布十番駅(大江戸線徒歩 5 分、南北線徒歩 7 分) 参加費 連続講座各…

「石川啄木生誕130周年〜啄木文学の世界」公開講義 1/23

[クリスマス] ◎神戸婦人大学 公開講義 平成27年度第3期の公開講義石川啄木生誕130周年〜啄木文学の世界 2016年1月23日(土) 10:00〜 講義者 立命館大学文学部教授 田口 道昭 氏 学習場所 神戸市男女共同参画センター3階の神戸婦人大学キャンパス (神戸市中央…

本当の啄木の姿 『石川啄木入門』

◎ようこそ本の森へ<331> 岩手日報 『石川啄木入門』 伝わる魅力と人間像 石川啄木は歌集『一握の砂』や『悲しき玩具』で知られた歌人です。望郷の歌人という名で呼ばれたりもします。時には借金ばかりをしていた人と問題にされたりもします。でも本当の啄…

『名作百年の謎を解く』出版

『名作百年の謎を解く』同時代社 近藤 典彦 著 上杉 省和 著 出版年月 2015/11 定価 本体2,300円+税 虚構のなかに隠された作家の真意を読み解き、名作小説の新しい魅力を発掘する。近代名作八編への案内書 樋口一葉「たけくらべ」」(上杉)(近藤) 石川啄…

来年は石川啄木生誕130年 -いわての学芸回顧-

[クリスマス?] いわて 2015 ③ 学芸回顧 (啄木関係の話題) 来年の石川啄木生誕130年、宮沢賢治生誕120年を前に、本県が生んだ2人の文学者に関する話題が相次いだ。 歌人石川啄木が生涯を閉じた東京都文京区小石川5丁目に「終焉の地」を記念する歌碑と顕彰…

雑誌『明星』に 白秋や啄木らが作品を寄せた

[敷石] ○今週の本棚 川本三郎・評 『「フランスかぶれ」の誕生−『明星』の時代1900-1927』=山田登世子 著「日本語の近代」語る熱い著者の筆 近代日本の文学者の多くは西洋、とりわけフランスへ憧れた。 永井荷風は「嗚呼(ああ)わが仏蘭西(フランス)。自…

台湾の石川啄木研究No.1 林丕雄名誉教授 叙勲

[ガマズミ] 石川啄木研究の台湾学者に叙勲伝達 「感激もひとしお」 日本政府による2015年秋の叙勲で旭日中綬章を受章した林丕雄・淡江大学名誉教授に対する勲記と勲章の伝達式が9日、日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所代表公邸(台北市)で行われた…

庶民の感情を残すのが歌人の役割  -歌人がシンポジウム

[ミスターリンカーン] 強権的な「政治の言葉」に危機感 「傍観から関与」へ 歌人がシンポ 本来、政治の言葉は直截的で分かりやすくあるべきだが、最近安倍政権のは強権的、情緒的でさえある。これに危機感を感じた歌人が12月6日、東京で「時代の危機と向き合…

石川啄木の手紙も参考に…

[ヒオウギ] 『文豪に学ぶ超一流の手紙術』 亀井ゆかり サンマーク出版 お礼状、詫び状、お祝い状、依頼状、お悔やみ状、案内状といった、あらゆる種類の手紙。相手に失礼になることなく、かつ思いの伝わる文章を綴りたいものですが、気の利いたフレーズが思…

現代にふさわしい作品を……啄木コンクール 応募〆切 1/31

[モッコク] 2016年度「啄木コンクール」作品募集! 新日本歌人協会 時代と暮らしを見据えた、意欲的で清新な現代にふさわしい短歌作品と作者の、おおくの応募と登場を、心から歓迎し、期待します。◎ 応募要項 作品 20首 テーマ 主題、内容は自由 表現形式 定…

あさって(12/6)まで…石川啄木の実像に迫る

[シデ] 石川啄木の実像に迫る…方の会、「われ泣きぬれて」 劇団「方の会」は「われ泣きぬれて〜石川啄木〜」を12月2〜6日、東京・銀座みゆき館劇場で上演する。 歌人・石川啄木の人間的な部分に着目し、金田一京助、森鴎外らとの交流も描く。「啄木は周りの…

石川啄木の日誌は正確な表現をして…「陸奥丸」の観測記録

[コナラ] 石川啄木の「東海の小島の磯の白砂」 明治43年(1910年)12月1日、東雲堂書店より「一握の砂(いちあくのすな)」が刊行されています。石川啄木の第一歌集です。「一握の砂」の巻頭歌が「東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる」で…

「金田一家の功績を巡る改心の旅」金田一央紀氏

“言語学の権威“金田一家4代目ダメ男に、大久保佳代子「久々にこんなクズ見た」 毎回さまざまなゲストが登場し、自身の衝撃的過去を反省する「有吉反省会」(日本テレビ・読売テレビ系)。11月28日の放送では、言語学者・金田一秀穂氏の息子で演出家の金田一…

石川啄木《我々日本の青年はいまだかつてかの強権に対して……》「時代の危機と向き合う短歌 」

[シダレモミジ] 「時代の危機と向き合う短歌」 6日、緊急シンポジウム 海外での戦争参加への道を開く安全保障関連法を与党が強行成立させるなど、戦後七十年の今年、守り続けてきた日本の平和主義は大きな転換点を迎えた。そんな時代状況と「言葉の危機」を…

みゆき館最後の公演 『われ泣きぬれて〜石川啄木〜』12/2~6

[もみじの洗濯物] 劇団 方の会 第57回公演 『われ泣きぬれて〜石川啄木〜』 2015年12月2日(水)〜6日(日) 会場 銀座みゆき館劇場(東京都中央区銀座6-5-17銀座みゆき館ビルB1) 《銀座みゆき館劇場閉館のため、最後の舞台となる》 明治が終わる年−。26年の生…

赤貧を詠んだ啄木の歌が100年前のものだったとは…

[紅葉] 正平調 -神戸新聞- 石川啄木は労働を題材に、こんな歌を詠んだ。「こころよき疲れなるかな/息もつかず/仕事をしたる後(のち)のこの疲れ」。 啄木は新聞社で働いたことがある。締め切り間際まで原稿と格闘し、ゲラを点検する。刷り上がった新聞を…

「有吉反省会」に石川啄木が…… 11/28

[ハナゾノツクバネウツギ] 「有吉反省会」日本テレビ 放送日時 2015年11月28日(土) 23時30分〜23時55分 反省人 金田一央紀様 (金田一京助のひ孫にあたる)(京助→春彦→秀穂→央紀) 稲村亜美様 内容 言語学者・金田一京助特集。京助ゆかりの土地を巡る。 …

「地図の上 朝鮮国にくろぐろと…」石川啄木

[ニシキギ] 潮流 -しんぶん赤旗- 山に遊びにきた3人の男の子が、もっと仲良しになろうと、それぞれに国の名前を付けて同盟しようといいだします。そして、仲間を増やして世界同盟をやろうと皆に声をかけます。いじわるも、いばりっこもなし。対等につきあい…

<はたらけど/はたらけど猶わが生活楽にならざり…> 石川啄木

[カシワ] 〈はたらけど/はたらけど猶わが生活楽にならざり…〉 【三山春秋】 〈はたらけど/はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり/ぢつと手を見る〉。いくら働いても暮らしはよくならない。じっと手を見るばかりだ。石川啄木はこの歌を詠ん…

雨に濡れし夜汽車の窓に 映りたる… 石川啄木

[アスパラガス] 夜道 卓上四季 -北海道新聞- 夜の山道をしばらく車で運転していると、人家らしい明かりを見つけて、ほっとすることがある。雪降る冬は、不思議とぬくもりさえ感じる。 環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意で農家は突然、夜道を歩かされるかの…

石川啄木と北海道の縁  -道・北東北知事サミット-

[コムラサキ] 道新幹線:4知事、観光の活性化で一致 北海道・北東北知事サミットが16日、函館市で開かれ、来年3月の北海道新幹線開業をいかした交流拡大について話し合った。4知事は道内唯一の国特別史跡・五稜郭を視察。両地域の魅力などを発信し、観光の活…