2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧
[ヤツデ] 《作品に登場する啄木》 『しろばんば』 井上靖 著 新潮文庫、2004年 五章 (つづき)旅館には客らしい者のすがたは見えなかった。そのくらいだから浴場はまったくふたりのものだった。犬飼は風呂につかりながら大きな声で歌をうたった。 ──東海の…
[ホオノキ] 啄木記念館の名物学芸員、山本さんあす退職 盛岡 石川啄木記念館の学芸員山本玲子さんが30日で退職する。1990年から約24年間、独自の視点で歌人石川啄木の人間性と文学を研究し、恋文形式で啄木の感性への共感をつづった著書などが話題を呼んだ。…
[カゴノキ] 《作品に登場する啄木》 『しろばんば』 井上靖 著 新潮文庫、2004年 五章 その間に、蘭子は啄木の歌を知っているかときいた。そんな人の名まえは、もちろん、洪作にははじめてのものだった。 「知らないな。」 「まあ、知らない !? おどろいた。…
[ユリノキ] 高田松原に石川啄木の歌碑 岩手 被災者の心支える詩の力 東日本大震災の被災地にゆかりのある人々の詩が、被災者らを励まし続けている。昨年、没後100年を迎えた県内出身の歌人、石川啄木の記念歌碑が今月、陸前高田市高田松原に建立された。被災…
[カキ] 疲れた心を包む「愛」 おもてなしの歴史と誇り 「僕の家には何もごちそうはないけれども、岩手山と北上川がごちそうだ」 岩手県のほぼ中央にある渋民(しぶたみ)村で幼少時を過ごした詩人、石川啄木は旧制盛岡中学校時代、友人を故郷に招いてはそう…
[ソテツ] 焼酎「津志田」リニューアルへ 盛岡でサトイモ出荷式 とろけるような食感が特徴の盛岡特産のサトイモ「津志田芋」で作る焼酎「津志田」の仕込みに向けて14日、盛岡で出荷式が行われました。来年7月には味わいと価格をリニューアルした里芋焼酎が完…
[ドウダンツツジ] 【メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調・作品64」】 感情の抑揚が音に滲み音楽の不思議を感じさせる 11月の声を聞けば、地球温暖化の影響で暖冬も珍しくなくなったとは言え、やはり日に日に肌寒さが強まって来る今日この頃です。 …
2014年の1月18日(土)、25日(土)の2週連続 夜9:00-10:13、NHK総合にて放送されるドラマ「足尾から来た女」の取材会が行われ、出演者の尾野真千子、鈴木保奈美、柄本明、北村有起哉が登壇した。 本作は明治末、栃木の足尾銅山の鉱毒に田畑を汚染された谷中村に…
[カエデ] 没後50年 田子一民を紹介 盛岡市先人記念館 大正から昭和半ばにかけて活躍した盛岡出身の政治家、田子一民を紹介する企画展が盛岡市先人記念館で開かれています。 田子一民は、衆議院議長や農林大臣も務め、冷害や震災で苦しむ昭和初期の東北の振興…
約24年にわたり、盛岡市玉山区渋民の石川啄木記念館で学芸員を務めた山本玲子さんが今月末で退館する。啄木をこよなく愛し、同記念館を拠点にその独自の世界観を掘り下げ、伝え続けてきた。 「啄木の日記に『啄木は林中の鳥なり 風に随つて樹梢に移る』とあ…
[カエデ] 「釧路の魅力」旅行誌に/地元で取材協力 総合旅行誌で最大部数を誇る月刊「旅行読売」(旅行読売出版社)12月号の連載で、石川啄木や石炭産業、夕焼けなど、釧路の見どころが3ページにわたって紹介されている。 連載は脚本家で作家の東多江子さん…
[ヤブミョウガ] 陸前高田に啄木歌碑建立 震災犠牲者への思い重ねる 陸前高田市の名勝・高田松原に建立され、住民に親しまれながら、チリ地震津波(1960年)と東日本大震災による津波で2度流失した詩人・石川啄木の歌碑が再建された。 啄木のふるさとで採ら…
近代文学研究家の森 義真さんから、啄木歌碑の情報をいただきましたのでご紹介します。 <高田松原・長部浜・三陸町吉浜の啄木歌碑> 「高田松原の啄木歌碑」 11月14日、高田松原の旧キャピタルホテル跡において、啄木歌碑の仮設式がありました。 「石川啄木…
[ネズミモチ] <小社会> 高知新聞 「ジョン万 銀座で死す」。先日の高知新聞に躍った見出しに引きつけられた。幕末の偉人、ジョン万次郎は1898(明治31)年11月12日、京橋区弓町8番地で亡くなっている。それが銀座2丁目の一等地であることを東京の研究会が…
[ビナンカズラ] 天地人> 東奥日報 一流のプロとなれば、仕事に対する気迫もすさまじい。漫画家・絵本作家の馬場のぼるさんが12年前に亡くなった時、つくづくそう思った。胃がんで体が弱っていたので、1枚描いては少し休み、また描いては休む。そんな状態で絵…
[カクレミノ] 「2014晶子フォーラム・国際啄木学会2014年度堺大会」 日時 2014(平成26)年5月31日(土)・6月1日(日) 場所 サンスクエア堺ホール「サンスクエアホール」(大阪府堺市) 大会テーマ 「21世紀に伝えたい、晶子と啄木の現代的意義」(案) #…
[エンジェルトランペット] 函館市文学館 石川啄木直筆資料展「明治40年9月の書簡(札幌)より」 平成25年10月14日(月)~平成26年4月2日(水) 会場 函館市文学館2階展示室 今年度は、明治四十年九月の書簡を展示いたします。 ふるさとを追われるようにして移り住…
[シモツケソウ] 啄木の旅、時刻表から解明 札幌の太田さん出版 札幌市在住で札幌啄木会代表の太田幸夫さんが、歌人石川啄木の旅を当時の時刻表を探し出すなどして丹念に調べ、「石川啄木の“旅”全解明」(富士コンテム刊)にまとめ上げた。啄木の旅の軌跡を時…
[ドウダンツツジ] 時空つなぐ「じぇじぇじぇ」 賢治・啄木もつぶやいた? 『あまちゃん』の台詞(せりふ)にあらわれ、方言ながら全国的に愛用され、今年一番の流行語となった「じぇじぇじぇ」。もともとは舞台となった久慈市でもお年寄りの間で細々としか話…
[カエデ] 年収800万円以上の「エア節約」 “プチ贅沢”で家庭不和の悲劇も 年収800万円以上アッパー・ミドルの家計が急速に悪化している。このままだと彼らの行き着く先はいったいどこになるのか? 年収が高くなるほど日常生活のなかで無駄遣いをする人が増え…
[クコ] [日曜に書く] 論説委員・清湖口敏若者よ、顔を上げて歩こう 最近の若者の歩行の遅さといったら、一部ではあるにせよ目に余る。 大抵がスマートフォン(スマホ)に夢中になっているのである。目がスマホの画面にくぎ付けになっているものだから、歩行…
[ギョリュウバイ] <ちえりあ学習ボランティア企画講座> 明治から大正の青春群像の物語〜懸命に社会とむきあった青年たちのお話し〜長い封建時代が明治維新で終わり、…民衆からは強権的な政治姿勢に対して自由民権運動がおこり、その思想を文学や文芸などで…