〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 ホームシックは万国共通 《ふるさとの訛なつかし》 石川啄木

[シナアブラギリ] 「新大久保で耳を澄ます」(天声人語) 「事故防止のため階段や通路は右側を歩いて下さい」。東京のJR新大久保駅で は構内放送を20以上の言語で流す。駅の案内に使う外国語の数では世界でも指折りの多さだろう。発案者は前駅長の阿部久志さ…

 光子を通して見た啄木 石川啄木記念館企画展 1/30〜5/13

石川啄木記念館 企画展 新収蔵資料展「啄木の妹・三浦光子」 開催期間 平成30年1月30日(火)〜平成30年5月13日(日) 入館料・料金 一般:300円 高校生:200円 小中学生:100円 ※市内に住所がある65歳以上と小中学生は無料 場所 石川啄木記念館展示室 企画展示…

 岩手の文学「賢治や啄木だけじゃない」

[ユーカリ] 「天地人」[東奥日報] 「青森といえば太宰や寺山はすごいね」「いやいやそちらには賢治や啄木がいるでしょう」。お隣岩手の友人とは、互いの古里を代表する文人を褒め合って盛り上がる。もちろん、青森代表は太宰治と寺山修司、岩手代表は宮沢賢…

 漫画家3人展「啄木・賢治」の書き下ろしも

[イヌツゲ] ゆかりの漫画家知って 啄木・賢治青春館で作品紹介 盛岡市中ノ橋通のもりおか啄木・賢治青春館は企画展「盛岡ゆかりの漫画家3人展 田中美菜子×竹谷州史×そのだつくし」を開いている。盛岡の文化風土の中で生まれ、作家の個性が光る漫画作品を紹介…

 14人の石川啄木が出ている・・・ 

[キンカン] 埼玉とともに 支局開設90年・県版発行100年 人気コーナー「歌俳欄」 選者に聞く /埼玉 毎日新聞埼玉版で現在毎週木曜日に掲載している通称「歌俳欄」は半世紀以上続く長寿の人気コーナーだ。投稿数は毎週200通、年間で1万通にも及ぶ。短歌の水野…

 啄木の愛人(?)小奴の肉声が収められたテープ見つかる

[キンズ] HTB NEWS 石川啄木の「釧路の愛人」不倫じゃなかった!? 明治を代表する歌人の一人・石川啄木。北海道の釧路に赴任中に「小奴」という芸者の女性と恋に落ちたとされていますが…新たにみつかった小奴の肉声から定説を打ち消す内容が分かりました。 …

 啄木と交流した文人たちが残したもの・交流の様子 2/20〜6/11

[クリスマスローズ] 盛岡てがみ館 第55回企画展「文人たちから見た啄木」 開催期間 2018年2月20日(火)〜6月11日(月) 場所 盛岡てがみ館 展示室 盛岡出身で、日本を代表する歌人である石川啄木。啄木は短い生涯の間に、母校・盛岡中学校の同窓生をはじめ…

 啄木しのぶ「雪あかりの町」釧路

[サンドピクチャー] かるたで感じる啄木の足跡 釧路で「雪あかりの町」 古里岩手の「せんべい汁」も 漂泊の歌人・石川啄木が釧路停車場に降り立った1908年(明治41年)1月21日を記念したイベント「啄木・雪あかりの町・くしろ」が20日、釧路市南大通周辺で開…

 直木賞『銀河鉄道の父』に出てくる石川啄木

[カモメ] 第158回直木賞 受賞作 『銀河鉄道の父』 著者 門井慶喜 講談社 7 あめゆじゅ 小学生のころは、教室で、担任の八木先生にエクトール・マロ『家なき子』を読んでもらって感動した。感動のあまり自分でも話をこしらえて寝る前にトシに聞かせたりした。…

 太宰治と石川啄木 小林茂雄がふたりを結んだのではないか

[カリフラワー・ロマネスコ] 「われ道化だじゃい」①没後70太宰と岩手 明治と昭和への「惜別」 太宰治と石川啄木 級友の小林茂雄 魯迅を仲立ちふたり結ぶ今年は太宰治(1909―1948)の没後70年。青森県出身の太宰は啄木に感化され、盛岡出身の作家の石上玄一郎…

 文芸誌「視線」『一握の砂』−その成立と構造の考察」

[トベラ] 近藤典彦さんの「一握の砂」論考掲載 文芸誌「視線」8号【函館】 函館の文芸誌「視線」(和田裕編集長)の第8号がこのほど、完成した。巻頭には特別企画として、元国際啄木学会会長の近藤典彦さんが「『一握の砂』−その成立と構造の考察」と題した…

 「さいはての駅に下り立ち 雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」啄木 1/20

[カレイドスコープ] 啄木来釧110年盛大に 20日にイベント「雪あかりの町」 1908年(明治41年)1月21日に歌人・石川啄木(1886〜1912年)が釧路停車場に降りたってから今年で110年。来釧記念日前日の20日には、ゆかりの地を氷のキャンドルで照らす「啄木・雪…

 文芸誌「視線」 「教科書に掲載の啄木歌」 <その2 おわり>

[ヤツデ] ◎文芸誌 「視線」第8号 2018.1 <その2> (「視線の会」発行 坂の町 函館から発信する 新しい思想 新しい文学 新しい生活) 評論『「教科書に掲載されている啄木の歌」 栁澤有一郎 研究の目的 今回、調査するにあたり、小学校・中学校・高校の全校…

 土佐の高知から「あけましておめでとう」

[「2017年 → 2018年」 高知市 坂本龍馬像 撮影 岡林一彦さん] 龍馬さんの銅像の前で、カウントダウン。 大政奉還150年から明治維新へ。 [「2018年 初日の出」 撮影 岡林一彦さん] 高知市 種崎の浜の初日の出。

 大逆事件と啄木と杢太郎

[ホワイトサローワトル] 【書評】 歌人・川野里子が読む『不可思議国の探求者・木下杢太郎 観潮楼歌会の仲間たち』丸井重孝著 近代日本の危うさ照らす光 木下杢太郎(もくたろう)とは何者であろうか? 北原白秋、斎藤茂吉、石川啄木らとともに森鴎外邸で開…

 特別企画『一握の砂』論考 文芸誌「視線」 <その1>

[センリョウ] ◎文芸誌 「視線」第8号 2018.1 <その1> (「視線の会」発行 坂の町 函館から発信する 新しい思想 新しい文学 新しい生活) 特別企画 『一握の砂』論考 ◯ 『一握の砂』 ──その成立・構造の考察──── 近藤典彦『一握の砂』の成立 啄木は1910年…

 映画『苦い銭』「はたらけど はたらけど猶わが生活…」

[キヅタ] 新作ドキュメンタリー映画ワン・ビン監督 『苦い銭』 ◎ヴェネチア国際映画祭 脚本賞受賞 & ヒューマンライツ賞 受賞 中国の巨匠、ワン・ビン監督作品 故郷を離れ彼らは言う「苦い銭を稼ぎにいくんだ」。 出稼ぎ労働者が8割を占める街、中国の浙江…

 顧客リストに啄木も 理髪店「喜多床(きたどこ)」 

漱石も啄木も ここで七三分け?<街> 今年で創業147年となる理髪店がある。移転を重ねながら街の移ろいを見つめてきた。いまは渋谷に店がある理髪店。森鴎外や夏目漱石、石川啄木……。顧客リストには名だたる文化人が名を連ねる。モノクロの写真に残る髪形は…

 興味深かったのは啄木と節子の回「歴史秘話ヒストリア」

[アラカシ] 歴史上の人物に会えるなら、あの女性に 井上あさひアナ 歴史上の人物や出来事の知られざる側面に焦点を当てるNHKの「歴史秘話ヒストリア」(金曜夜8時)。2009年に始まった番組は18年4月で10年目に突入します。現在、番組の「案内役」をつとめる…

 新年のご挨拶!

あけましておめでとうございます。「啄木の息」へ訪れてくださいましてありがとうございます。 旧年中は大変お世話になりました。 明治43年、23歳の啄木 前年に東京朝日新聞社に入社。苦悩のローマ字日記を書く。一人住まいから、妻、母、娘を迎えて床屋の二…