知られざる巨大鉄道王国・岩手ご当地鉄道事情
面積は全国で2番目、縦横に旅情あふれる路線
- 全国47都道府県のなかでいちばんでっかいのは、北海道である。ならば、2番目にでっかい都道府県はどこなのか。これもまあ、有名な問いかけの1つではあるが、答えは岩手県だ。
- 盛岡駅が開業したのは1890年のこと。私鉄の日本鉄道によってはるばる東京の上野から延伸してきて到達した。
- 悲しいかな東北本線の旅は盛岡駅で終わらざるを得ない。2002年に東北新幹線が八戸駅まで延伸したのに合わせて、東北本線の盛岡以北は第三セクターに経営分離。いまではいわて銀河鉄道線として走っている。
- その銀河鉄道線に乗り継いでしばらく行くと、好摩駅という小さな駅がやってくる。石川啄木の生家にもほど近いこの駅からは、花輪線が分かれている。
- 宮沢賢治に石川啄木と、何かと文学に縁のある岩手県の鉄道。
- 岩手県の鉄道を旅しようとするならば、宮沢賢治や石川啄木といった文学に触れ、小岩井農場で馬や牛と戯れ、そして三陸へ出て三陸鉄道へ。時間はかかるが、そんな旅をするくらいのゆとりはほしいものである。(2022-11-17 東洋経済ONLINE)
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