〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

講座「石川啄木と女性」世田谷 7/2

講座「生誕130年 石川啄木と女性〜恋愛・結婚・家族〜」

  • 2016年7月2日(土)午後 2 時〜
  • 講師 西連寺 成子
  • 場所 世田谷文学館2階(東京都世田谷区南烏山1-10-10)(電話 03-5374-9111)
    • 交通 京王電鉄芦花公園」駅下車徒歩5分(新宿より20分程度・各駅停車のみ停車・改札口などに地図が掲示
  • 主宰 世田谷文学館友の会(会長:平出 洸)
  • 参加 自由(受講料:資料代として700円)


◎西連寺成子 講師からのメッセージ

今年は石川啄木の生誕130年にあたります。
啄木は1886(明治19)年に生まれ、1912(明治45)年、26歳という若さでこの世を去りました。啄木の生涯は明治時代後半期にほぼ重なりますが、この時代の日本では、恋愛について新しい考え方が提示され、女性観や家族観、性に対する捉え方にも注目すべき動きが生じていました。啄木の人生には恋愛結婚をした妻節子をはじめ印象深い数人の女性が登場しますが、それらの女性たちが啄木にどのように関わり、影響を与えたのか、こうした時代背景を参照しながら探っていきます。
また、同時代に生き、啄木と関わりを持った文学者たちの恋愛や結婚もあわせて見ていくことで、明治時代の女性・恋愛・結婚・家族をめぐる事情も考えてみたいと思います。