伯人女性が短歌集発表=啄木の世界に魅せられて
- 詩人・石川啄木の短歌の魅せる世界に心酔し、伯国人女性のネイデ・ロッシャ・ポルトガルさんがポ語短歌集『トレス・テンポス―三つの時間』(中田みちよ訳)を出版した。これまでに俳諧集も20冊ほど出版しているが、短歌集は今回が初めて。
- 15年1月に東洋街の書店で石川啄木の歌集と出会い、人間の素直な感情を詠った啄木の世界に魅了されたネイデさんは、短期間うちに71もの歌を生み出し、今回の短歌集を完成させた。
- 本書は約100冊発刊され、短歌や俳諧などの各団体へ寄贈されるという。
(2016-06-22 ニッケイ新聞>日系社会ニュース)