〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「石川啄木の世界 その生涯と作品」オープンカレッジ


新潟国際情報大学オープンカレッジ

  • 2012年11月1日 〜 11月29日(木) 全5回 10:30〜12:00
  • 新潟中央キャンパス 新潟市中央区上大川前通7番町1169
  • 講師 塩浦 彰 国際啄木学会会員・元理事


1912(明治45)年石川啄木は26歳の短い生涯を閉じました。その生の証しとして残された詩歌、小説、評論、そして日記や書簡のそれぞれが、没後百年のいまなお持ち続ける魅力とは何か。そして明治時代の状況を鋭く批判した啄木の言葉が、実は現代日本の姿も予言したようにみえる秘密とは何なのでしょうか。啄木の生と文学を愛した人々は、有名無名を問わず数多くいますが、「啄木を受け継ぐ」とはどういう意味を持つのでしょう。
それらの問題を、啄木の生涯と作品に添ってつぶさに考えてみたいと思います。

第1回 11月1日(木) 序説 没後百年を迎えて ―知られざる継承者たち
第2回 11月8日(木) 誕生から立志の第一回上京まで
第3回 11月15日(木) 敗残の帰郷から北海道漂泊まで
第4回 11月22日(木) 再度の上京から思想大転換期へ
第5回 11月29日(木) 飛躍の作家活動から無念の終焉まで