2012-01-01から1年間の記事一覧
[サクラ] 歌人・石川啄木の生涯を学ぶ勉強会住民有志でつくる学習グループ「尋常浅間学校かづの分校」が、一般公開授業として行う。岩手県雫石町出身で新潟県在住の啄木研究家山下多恵子さんが「啄木の魅力を語る−26年の生涯を概観しながら」と題して講演す…
[ストロベリーツリー 実] 第 27 回 第二部 漂泊の旅路(11) 萩浜(宮城県石巻市) 上京途中 短い春体感○ 「飄泊の一年間、モ一度東京へ行つて、自分の文学的運命を極度まで試験せねばならぬといふのが其最後の結論であつた」 古里を離れ、北海道に渡って1年…
会期 2012年12月14日(金)〜12月20日(木) 会場 八重洲ブックセンター 本店8階ギャラリー JR東京駅八重洲南口 徒歩3分 東京メトロ銀座線京橋駅7番出口(明治屋出口) 徒歩4分
[ジャケット] 『啄木の親友 小林茂雄』を読む -「啄木の息」管理者 「はじめに」より 茂雄の人生にとっての啄木の存在とは、そして啄木との交友を青春時代の思い出として抱き続けた茂雄の人生とは、筆者は、その問いを胸に抱きながらペンをすすめた。 一人の…
「石川啄木と静内」 新ひだか文芸刊行委員会は13日、新ひだか町公民館で「石川啄木と静内」の講演会を開いた。 釧路石川啄木会の北畠立朴会長(国際啄木学会理事)と新ひだか文芸刊行委員会の成田達夫さんが、啄木と静内にまつわる人々とのつながりについて…
[ストロベリーツリー 花] 東日本大震災復興支援・啄木没後100年 石川啄木WEEK 〜絵画・彫刻・本・講演でふれあう石川啄木〜啄木の歌はいま、東日本大震災で被災された方や多くの若者に読まれ、その心を元気づけています。「石川啄木WEEK」は、啄木をテーマと…
石川啄木記念館の啄木没後100年記念企画展「啄木と節子のモダニズム〜見よ、今日も、かの蒼空に飛行機の高く飛べるを。〜」は盛岡市玉山区の同館で開かれている。明治の新しい教育を受けて独自の哲学と文学論を持ち、幸福で新しい時代の到来を願い続けた夫婦…
近眼(ちかめ)にて/おどけし歌をよみ出でし/茂雄の恋もかなしかりしか(「一握の砂」所収) 明治期の歌人、石川啄木の友人で歌にも詠まれた医師、小林茂雄(1886〜1952)の初の評伝が出版された。旧制盛岡中学(現・盛岡一高)時代から啄木と親交が深かっ…
啄木文学散歩・もくじ 千葉県我孫子市に啄木を訪ねて <その 3 (終)> 「澤の家」 大正11年に新築したもので、現在記念館にある建物の中では一番年代が古い。門から入ると、左手に母屋(記念館)、右手の坂を下って「澤の家」という配置になる。 展示 ◎ 啄…
「ふるさとの訛(なまり)なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく」は石川啄木の「一握の砂」にある一首。停車場は駅、操車場、信号場などの総称だそうだが、蒸気機関車と重なる印象がある。 ともかく、啄木が詠んだ都会の停車場とは違って、田舎のは…
樋口一葉、二葉亭四迷、国木田独歩、正岡子規、石川啄木、森鴎外。いずれも名だたる明治以降の文豪である。加えて、肺病(肺結核)を得て生涯を閉じた点が共通する。 結核は明治の産業革命とともに国内で流行が始まった。昭和10〜25年には国民の死亡原因の第…
啄木文学散歩・もくじ 千葉県我孫子市に啄木を訪ねて <その 2 > 「サロン」 サロンは明るく広い。楚人冠が「ジャーナリズム文庫」「新聞紙文庫」と名付けた蔵書などが収められている。 写真の反対側には楚人冠自慢の大きなマントルピースがある。 「日の差…
啄木文学散歩・もくじ 千葉県我孫子市に啄木を訪ねて <その 1 > 「我孫子市ゆかりの文化人紹介板 JR 我孫子駅前」 杉村 楚人冠(すぎむら そじんかん) 1872年(明治5) - 1945年(昭和20)。 新聞記者、随筆家、俳人。本名 杉村 廣太郎(すぎむら こうた…
編集手帳 読売新聞 そうだよね…と、多くの人がうなずくだろう石川啄木の歌がある。<気の変わる人に仕えて/つくづくと/我が世がいやになりにけるかな> 程度の差はあれ、気の変わる上司はどこにでもいるが、この役所にはかなうまい。「不認可」−「新基準を…
明治天皇の暗殺を計画したとして、幸徳秋水ら社会主義者、無政府主義者12人の死刑が執行された大逆(たいぎゃく)事件を描いた記録映画が完成した。「100年の谺(こだま) 大逆事件は生きている」で、女性で唯一処刑された管野(かんの)須賀子を中心に据え…
[ヤブミョウガ] 啄木が見た渋民の原風景 岩手が生んだ漂泊の歌人・石川啄木が没して今年で100年。近代短歌に新たな世界を切り開いた啄木のふるさと渋民村(現盛岡市玉山区)を今秋、訪れる機会があった。 『ふるさとの山に向かひて/言ふことなし/ふるさと…
石川啄木没後100年を記念した資料展。 会場 ワークショップ陽だまり(北海道日高管内新ひだか町静内吉野町2) 2012年11月9日〜11月25日 午前10時〜午後6時 入場 無料 主催者 新ひだか文芸刊行委員会
[紅葉] 講演会「石川啄木と静内」石川啄木没後100年を記念し、釧路啄木会会長の北畠立朴さんと新ひだか文芸刊行委員会の成田達夫さんが、函館時代の啄木と静内の関わりについて話をする。 2012年11月13日 午後6時より 新ひだか町公民館 (北海道 日高管内新…
函館市文学館<文学の夕べ>第4回「雅号“啄木”の定着をめぐって」 日時 2012年11月20日(火) 18:30〜 講師 竹原三哉(函館市文学館説明員) 第5回「啄木と江差追分」 日時 2012年12月18日(火) 18:30〜 講師 北村克夫氏(八雲啄木会会員) ・函館市文…
[マユミ] 短歌をつくってみませんか 締切は11月30日◎ JR 高知駅南側に立つ石川啄木と父一禎の歌碑建立 3周年記念 ☆ 短歌作品募集中 テーマ 「家族」「龍馬」「路面電車」「自由題」。 各テーマ1首、未発表作品に限る。 部門 「短歌のみ」、「短歌と写真のコ…
[カキ] 「啄木の親友」一代記を出版 小林茂雄に着目 近代文学研究家で国際啄木学会理事・事務局長の森義真さん(盛岡市)は「啄木の親友 小林茂雄」を刊行した。 盛岡中学で石川啄木の1学年下で、文学を通して交友のあった小林茂雄は仙台に進学し医師になっ…
「天地人」 かつては先生から通知表を受け取ると、期待と不安を胸にそっと開けて見たものだ。 ところが、いま横浜市の小中学校では事前に通知表のコピーを渡すという。成績や出席日数などを家庭で確認してもらうためとか。 小中高で実際より低い評定を書き込…
[セイタカアワダチソウ] 第6回<徹底パネルディスカッション> 「詩歌が思想と出合うとき〜晶子・啄木・白秋の20世紀」 今年は与謝野晶子、北原白秋の没後70年、石川啄木の没後100年に当たります。それを記念して、この3人の優れた文学者が、彼らの生きた…
特集 啄木に学ぶ 没後100年特別講座 立命館大阪キャンパス ◎2012年11月14日(水) 14:00〜15:40(90分の講演と10分の質疑応答)(全3回‐1) テーマ 石川啄木が見た夢、生きた現実 〜小説と詩歌をめぐって〜 講師 瀧本和成 啄木は小説家になりたかった。そし…
今年で没後100年の歌人・石川啄木に焦点を当てた写真パネル展や講演会、資料の展示など。 清田図書館 札幌市清田区平岡1条1 11月8日(木)2時、関連資料などを紹介する「司書によるブックトーク」。 11月11日(日)2時、北海学園大人文学部准教授の田中…
わずか26歳で1912年に夭逝したが、没後100年を迎えて、石川啄木(1886〜1912年)の評価あらためてが高まっている。「ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく」「たはむれに母を背負ひて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず」などの短歌…
森鴎外が晩年を過ごした東京都文京区千駄木に来月 1日、区立森鴎外記念館がオープンする。生誕150年を記念して作られたもので、収蔵資料は約 1万4000点。鴎外に関する資料の収蔵数としては国内最大だ。 記念館は鴎外が60歳で亡くなるまでの30年間を過ごし、…
「はたらけど/はたらけど猶なおわが生活(くらし)楽にならざり/ぢつと手を見る」。詩人、歌人・石川啄木の晩年の作である。没後100年の日本。世界に例のない経済成長を遂げたはずが、労働環境は啄木の赤貧時代に舞い戻ってしまった 文学の道に希望を抱いた…
石川啄木・一禎の歌碑:家族思う心歌に 建立3周年記念の短歌募集 高知 歌人石川啄木の父一禎が晩年を過ごした高知市に父子の歌碑を建立した「啄木の父石川一禎終焉の地に歌碑を建てる会」は、建立3周年記念短歌大会を開き作品を募集している。応募は11月30…
[ナンテン] 吉井勇記念館開館10周年記念講演会 「啄木名歌の謎を解く〜なぜ、3行書きか〜」吉井勇記念館では、吉井勇と交友のあった歌人石川啄木についての講演会を開催します。入場は無料です。 2012年11月17日(土)13時30分〜 場所 猪野々集会所(記念館…