「石川啄木と静内」
- 新ひだか文芸刊行委員会は13日、新ひだか町公民館で「石川啄木と静内」の講演会を開いた。
- 釧路石川啄木会の北畠立朴会長(国際啄木学会理事)と新ひだか文芸刊行委員会の成田達夫さんが、啄木と静内にまつわる人々とのつながりについて講演した。
- 北畠さんは、「啄木が尊敬の念を抱いていた大島流人に出会わなければ、北海道時代の啄木はなかっただろう」と指摘。また、静内に住み平成20年に死去した啄木と大島流人研究家の石田鰊兵さんと「新ひだか文芸」とのかかわりなどを成田さんが紹介した。
- 北畠さんは、「短い生涯だった啄木に関しては、詳細で膨大な研究がされているが、いまもって血液型はわからない。わからないことはまだまだある」と啄木研究の奥深さを解説した。
(2012-11-15 北海道ニュースリンク>日高報知新聞)