〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

石川啄木記念館改修 啄木中心の近代文学 玉山の歴史民俗への適切な学芸員の配置

f:id:takuboku_no_iki:20200225155003j:plain

ミツマタ

 玉山の文学、歴史の拠点へ

啄木記念館と民俗資料館を複合化 改修増築で 24年度開館目指す

  • 盛岡市教育委員会は、老朽化した石川啄木記念館と玉山歴史民俗資料館を複合化する整備基本計画案について、これまでの新築ではなく、現記念館の大規模改修と増築で整備する方針を固めた。
  • 新しい計画案では、現記念館を大規模改修するとともに、北側の中庭に約440㍍の建物を増築する。概算事業費は約8億円で、合併特例債の活用を図る。現資料館と、現記念館東側の旧記念館は解体・撤去する。
  • 運営組織の基本方針では、施設の活動の根幹をなす館長、学芸員に加え、文学体験や玉山地域での歴史体験、地域学習へと誘う職員の適切な配置、啄木を中心とした近代文学、玉山地域の歴史民俗の2分野への適切な学芸員の配置を掲げる。
  • 同記念館の森義真館長は「いろいろ不満もあるが、市の施設でもあり、これくらいの規模しか造れないというのであれば仕方がない。その中で、収蔵庫の空調やガスによる消火などの部分、企画展示室の確保など、思っていることを生かしてもらえるよう意見を言っていきたい」とした。

(2020-02-25 盛岡タイムス)

 

玉山の文学、歴史の拠点へ 啄木記念館と民俗資料館を複合化 盛岡市教委 新築断念し改修増築で 24年度開館目指す | 盛岡タイムス Web News

 


啄木記念館を増築へ 盛岡市が基本計画案発表

  • 盛岡市教委は24日、同市渋民に建設予定の石川啄木記念館と玉山歴史民俗資料館の複合施設について、渋民の同記念館を大規模改修して約440㎡を増築する案を発表した。
  • 渋民公民館で同日、説明会を開き、地元住民や関係者ら約20人が出席。
  • 事業費は約8億円で、2023年度に着工し、24年度に開館する予定。
  • 市教委歴史文化課の福田淳課長は「市民の意見を募りながら、館内のスペース配分や資料の収蔵方法などを詳細に検討したい」とした。

(2020-02-25 岩手日報