[トベラ]
近藤典彦さんの「一握の砂」論考掲載 文芸誌「視線」8号【函館】
- 函館の文芸誌「視線」(和田裕編集長)の第8号がこのほど、完成した。巻頭には特別企画として、元国際啄木学会会長の近藤典彦さんが「『一握の砂』−その成立と構造の考察」と題した論考を寄せた。
- 近藤さんは啄木来函110年の節目の昨年9月、函館で講演したほか、啄木の歌集「一握の砂」「悲しき玩具」の解説本を出版。視線に掲載した論考では、歌集の出版が決まってから「一握の砂」として完成するまでの収録した歌の変遷を追った。
- A5判、143ページ。一部500円で、三省堂書店(川原町4)で販売している。
『一握の砂』──その成立・構造の考察──近藤典彦 (啄木の息)
『「教科書に掲載されている啄木の歌」栁澤有一郎 (啄木の息)