[ヤブミョウガ]
陸前高田に啄木歌碑建立 震災犠牲者への思い重ねる
- 陸前高田市の名勝・高田松原に建立され、住民に親しまれながら、チリ地震津波(1960年)と東日本大震災による津波で2度流失した詩人・石川啄木の歌碑が再建された。
- 啄木のふるさとで採られた「姫神小桜石」に、ひ孫の石川真一さんの揮毫で「頬につたふ/なみだのごはず、一握の砂を示しし人を忘れず」と歌が刻まれた。
- 高田松原一帯は「国営防災メモリアル公園」が開設される予定で、歌碑は公園内に移設する。
- 集まった人たちは「はかなさや自然の摂理を教えてくれた人を忘れない」という内容の歌を見て、犠牲者一人ひとりを忘れまいと、思いを新たにしていた。
(2013-11-15 岩手日報、IBC岩手放送、読売新聞、河北新報、東海新報)