蔵書拝見 市田忠義氏/上 「新編 啄木歌集」 叙情性・革新性に共感 10歳のころに父が亡くなり家は貧しかった。新聞小説や短歌が好きだった母の影響で自分も文学に興味を持つようになった。 石川啄木にひかれたのは、中学校の国語の授業がきっかけだ。「たは…
[コムラサキシキブ] 「風土計」 若山牧水が友人・石川啄木の歌を評した一文は、なかなか面白い。「バカバカしいくだらぬ歌の方が多い」「どこがいいのか解らないようなところに彼の偉がある」。 けなしているのか、褒めているのか。こう牧水は言っている。「…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。