[ベゴニア]
働く意義 足元の価値見直したい
「こころよく/我にはたらく仕事あれ/それを仕遂げて死なむと思ふ」
- 石川啄木がこう歌ったように、生きがいのある仕事を求め、それに人生をかけたいと願う人は多いだろう。「働く」とは、「仕事」とは、何だろうか。人によってさまざまな意味や捉え方があろう。生活の糧を手に入れる手段であり、自己実現でもある。さまざまな面で成長できる機会ともなる。
- 一方で社会は今、深刻な人手不足にある。働く場所は選ばなければ多くある。特に若い人にとってはそうだ。
- 混とんとした社会だからこそ、働く意義や価値が改めて問われる。時代を拓(ひら)く宝が足元に眠っていないか、しっかり見つめたい。
(2019-01-01 岩手日報)
働く意義 足元の価値見直したい | 岩手日報 IWATE NIPPO
#石川啄木