[ネズミモチ]
「大逆事件」犠牲者を追悼 顕彰する会が墓参り
- 社会主義者らが不当に弾圧された1910~11年の「大逆事件」で和歌山県新宮市の医師大石誠之助が刑死した1月24日を前に、「『大逆事件』の犠牲者を顕彰する会」の会員26人が20日、新宮市や田辺市本宮町、三重県御浜町にある事件犠牲者の墓に参り、追悼した。
- 「大逆事件」のために新宮市とその周辺では2人が死刑、4人が無期懲役となった。一行はまず、ただ一人戦後まで生きた崎久保誓一の墓(御浜町)を訪れ、その後に大石、高木顕明、峯尾節堂の3人が眠る南谷墓地(新宮市)へ。ここでは石川啄木とともに事件に向き合った和貝彦太郎(夕潮)の墓参もした。(東孝司)
(2019-01-21 朝日新聞)
和歌山)「大逆事件」犠牲者を追悼 顕彰する会が墓参り:朝日新聞デジタル