〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

東京銀座 朝日新聞社跡の啄木歌碑と風景印

啄木文学散歩・もくじ


啄木歌碑の風景印

朝日ビル内郵便局で押印。
啄木歌碑・街灯・朝日ビルとその周辺が描かれている。


啄木歌碑の建っているすぐ前のビルが朝日ビル。

  • 朝日ビル内郵便局(地下1階)

  東京都中央区銀座6-6-7






銀座並木通りの啄木歌碑

<碑文>

石川啄木が瀧山町の朝日新聞社に勤務したのは 明治四十二年四月から四十五年四月十三日二十七歳でこの世を去るまでの約三年間である この間彼は佐藤真一編集長をはじめとする朝日の上司や同僚の厚意と恩情にまもられて 歌集「一握の砂」「悲しき玩具」詩集「呼子と口笛」など多くの名作を残し 庶民の生活の哀歓を歌うとともに時代閉塞の現状を批判した

銀座の人びとが啄木没後満六十年を記念して朝日新聞社跡に歌碑を建立したのはこの由緒によるものである

    昭和四十八年四月一日
    日本大学教授文学博士 岩城之徳




樹の幹の形をしたブロンズ製 啄木像のレリーフつき

朝日ビルの場所は、地下鉄丸ノ内線日比谷線・銀座線銀座駅から徒歩3分、JR山手線有楽町駅から徒歩7分






啄木の歌
   

   京橋の瀧山町の
   新聞社
   灯ともる頃のいそがしさかな
              啄木


現在は中央区銀座6丁目だが、その前の町名は京橋区滝山町だった。






碑陰にある啄木鳥の像


風景印のこと

○ 風景印の入手方法は、その郵便局の窓口で、50円以上の切手が貼ってあるハガキや台紙に押印してもらう。郵便として出さないときは「記念押印」と頼めば持ち帰りもできる。