〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2012 啄木祭・没後百年記念フォーラム 6/2

日本を代表する建築家・安藤忠雄さんの講演や啄木が辿った函館市、釧路市や終焉の地・文京区など「ゆかりの地」からパネラーを招いての「ゆかりの地サミット」、また,渋民小鼓笛隊や不来方高校音楽部、女性コーラスグループ・コールすずらんなど、啄木にち…

「啄木からのメッセージ」石川啄木記念館 ~6/30

[ヤエザクラ] 現代に通じる啄木の言葉 玉山の記念館で企画展 ~6/30 石川啄木記念館の企画展「啄木からのメッセージ〜今日を見つめて〜」は、盛岡市玉山区の同館で開かれている。100年前、26歳の若さでこの世を去った啄木は、短歌や詩のほかに評論や書簡など…

「啄木 うたの風景 第 5 回」岩手日報

第一部 青春の輝き(1) 常光寺、宝徳寺(盛岡市玉山区) 故郷の四季が源泉に 没後100年を経て、今も多くの人々の共感を呼ぶ石川啄木の歌の数々。その源には、ふるさと渋民の自然や多感な少年時代を過ごした盛岡の友など、さまざまな出合いがあった。第一部は…

台北市の台湾大で 国際啄木学会 5/12

[ムラサキダイコン] 没後100年テーマに台北大会 国際啄木学会 12日 国際啄木学会(会長・望月善次盛岡大学長)の2012年度台北大会は12日、台北市の台湾大で開かれる。「啄木没後100年−明治の終焉から大正へ」をテーマに、言語や文化を超えて啄木研究の意義を…

「石川啄木 愛と悲しみの歌」展 &「茂吉再生」

[カエデ] 茂吉の熱情 啄木の叙情 斎藤茂吉と石川啄木の展覧会がそれぞれ、横浜市と甲府市で開かれている。70歳まで生きた近代短歌を代表する歌人と、貧しさに苦しみ26歳で逝った夭折の歌人。対照的に生命の輝きを詠み続けた二人の歌の世界を感じ取る貴重な機…

新作かるた製作、イベント続々 没後100年 石川啄木再評価

天才詩人、石川啄木が亡くなって100年の今年、啄木の生涯と作品を顕彰しようという取り組みがめじろ押しだ。新しい啄木かるたの製作や企画展、フォーラムの開催に加え、東日本大震災で流失した陸前高田市「高田松原」の歌碑再建まで計画されている。活動の中…

啄木祭短歌大会

没後100年を迎えた歌人・石川啄木を顕彰する第28回啄木祭短歌大会が6日、生まれ故郷の盛岡市玉山区の市渋民文化会館であった。優秀作と選者賞が選ばれた。 啄木祭賞「杖をつく母を疎みし遠き日よ墓のめぐりの梅つぼみもつ」 (2012-05-08 朝日新聞>マイタウ…

「啄木 うたの風景 第4回」岩手日報

[オオイヌノフグリ] <碑でたどる足跡> [啄木 うたの風景 第4回]多くの人に生きる力 浅沼さん(啄木文学碑紀行著者)インタビュー 石川啄木の歌や詩を刻んだ文学碑は、盛岡市玉山区渋民の最初の碑に始まり、没後100年の今年も各地で新たな碑が生まれている…

啄木歌碑 全国170基 さらに建立、再建も

[ヤナギ] 特集「啄木と碑」 功績しのぶ思い熱く 全国170基 さらに建立、再建も 石川啄木の足跡をしるしたり、作品への共感を表すため建てられた碑は、確認されただけでも、これまで全国に170基程度が建立されている。26年2カ月の人生、10年余の文学活動を考…

特集 地軸

<啄木と改革> 石川啄木の生きた明治は国力増強の一方、人権が抑圧された生きづらい時代でもあった。「はたらけど はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり ぢつと手を見る」。現代の格差社会で、共鳴する人は多いだろう。 「一握の砂」の出た1…

〈はじめての石川啄木〉うそもかわいい人気者

4月13日は歌人石川啄木の命日だった。26歳で病没してから100年、今なお日本で最も親しまれている歌人の一人だが、その本当の素顔と実力は意外に知られていない。 啄木の意外な素顔 実は「天才気取りで生意気な、明るい浪費家だった」と作家関川夏央さんはい…

「啄木さんへ 東北は大変ですが、がんばっています」

[サンシュユ] 天声人語 稼働中の原発はいま1基。これを「風前のともしび」と焦る人。「新たな時代へのカウントダウン」と見る人。萌える緑にも問うてみたい4月の言葉から。 愛知県犬山市の明治村が没後100年の石川啄木へのメッセージを募ったら、数百通が…