〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

〜啄木の面影とともに〜 冬の北海道フルムーン


[ユウゲショウ]


トレたび
冬の北海道フルムーン
 〜石川啄木の面影とともに、3200kmの冬紀行〜

  • 明治時代後期、鉄道の敷設に合わせるかのように北海道を漂泊した歌人石川啄木。彼は冬にかけて、函館から札幌、小樽、釧路へと列車で転々と旅をした。冬の鉄旅の先駆けともいえる啄木、その詩歌や面影を旅の友に北へ向かおう。
  • 東北新幹線はやぶさ」は石川啄木ゆかりの盛岡にも停車する。函館、大森浜にある啄木像。彼の代表作『一握の砂』で冒頭の歌は大森浜が舞台だという。
  • 北のウォール街と呼ばれる小樽。ちなみに啄木が小樽に来たのは明治40年のことだった。
  • 小樽から新天地、釧路へと旅立った啄木が「山なほ遠き雪の野の汽車」と歌うように、特急「オホーツク」は石狩平野をひた走る。
  • 釧路で新聞記者として働いた石川啄木。啄木の歌碑が27もある釧路。彼がよく行ったという料亭跡も文学散歩のコースに。

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