〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

つれづれに

「ミンナクッテヤル」

【胡麻のスプラウト】 「胡麻の芽」 こんな小さくて芽が出るのか。 あっちこっち転がって発芽したけど絡まないのか。 全部、育つのか。 毎日、疑問いっぱいだったけど……。 今日で10日目。 「夜が明けたら ドレモコレモ ミンナクッテヤル」(「シジミ」石垣り…

♪夜は星になって あなたを見守る

【函館 石川啄木一族の墓】今日、4月13日は石川啄木さんの命日。 亡くなったのが1912年だから、今年で95年目になる。意外と近い人だということに毎年驚く。 もしも、啄木さんが生きていれば「121歳」。世界の公式長寿記録が「122歳」らしいから、いい勝負を…

NHK「どんど晴れ」への無謀な妄想

【開運橋から見る北上川】NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」が始まった。盛岡なら見ずばなるまい。 第一回目の本日、ヒロインたちの後ろに盛岡駅が映った。肩の向こうの駅ビル壁に「もりおか 啄木」の表示が見えた。集字した啄木のまるっこい文字。 開運橋に…

♪ からす なぜなくの ♪

カァー カァー カァー カァー 「うるさいっ!」 ・・・・・ カァー カァー カァー カァー 「おまえだっ!」 カァー カァー カァー カァー 「このやろーっ!」 カァー カァー カァー カァー カァー カァー 朝の静寂を縫って聞こえてくる“対話”。

啄木の生まれた日

【常光寺の床の間 金田一京助氏の筆による掛軸】 石川啄木は1886年の今日、常光寺で生まれた。 今日の重たい雲を見ながら、明治19年の2月20日はどんな天気だったのだろうと思った。 気象庁の国会図書館分室に明治17年からの記録があるらしいので、興味はある…

どうよ、野菜の福袋!

遠出をした道沿いに、産直野菜の店を見つけた。 「野菜の福袋」という文字が面白いので買ってみた。 これが中身。 写真には写しきれなかった野菜がまだまだあり、どれもはちきれんばかり。文庫本がミニに見える。 「大当たり〜!」の福袋だから、きっと今年…

2007年 幸せの年に!

明けましておめでとうございます。 このページに来てくださって、ありがとうございます。昨年は皆様にとって良い年となりましたでしょうか?私の方は、<啄木の息-ブログ版>を始めて6か月。新しいことをいっぱい学び、なかなかのスリルある年になりました。…

ろ、ろ、ろくっ、60億!…松坂大輔さんの言葉

レッドソックスと契約した松坂大輔さんの記者会見をニュースで見た。 契約合意に至ったきっかけをひとつ挙げるとすると… 「自分にとって一番大切な家族のサポートをしてくれることが決め手となりました」 「(家族が)安心して暮らせる保証がなかったら、日…

「月に願いを!」セレーネに載せて

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、来年夏に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで月周回衛星「SELENE(セレーネ)」の打上げをする予定だそうだ。日本初の本格的な月探査機になるという。 JAXAでは、セレーネに載せて月へ送る「名前とメッセージ」を募集し…

《空路を好まない》についての疑問

飛行機に乗るのはあまり好みではない。緊張するし、長時間せまい空間にいなきゃならないし、特に離着陸時は好まない。 ・・・・とかいって。 手荷物を整理し、靴を脱いでサンダルに代え、毛布を気持ちよいようにかけ、読書用の本を出し、イヤホーンを袋から…

熟練者の仕業

高速道路上に工事を知らせるオレンジ色の三角コーンが並んでいた。コーンに書かれた文字が、一定方向に角度正しくズラーッと続いている。『ここにも一流の職人さんがいるんだなぁ』と、感心した。 以前、走っているトラックの上からコーンを一つひとつ等間隔…

蚊取りの香

季節外れの蚊! 忘れたほど久しぶりに、渦巻き蚊取り線香に火をつけた。 ああ、煙と香りの中に浮かぶ、さまざま。

大事なものは若さじゃなくて

大事なものは若さじゃなくて 素顔のままのしなやかな日々 振り向くほどに人生は悪くない 明日を・・・信じるならば 「DIRTY OLD MAN ~さらば夏よ~」サザンオールスターズ 「DIRTY OLD MAN」は、ちょっとちょっとだけど。 「人生は悪くない」って、桑田佳祐さん…

M-Vロケット7 打ち上げ!「ひので」と命名

本日06:36、SOLAR-B衛星を載せたM-Vロケット7号機が鹿児島の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。そして(たった今!)SOLAR-Bは「ひので」と命名された。 ライブ中継で見ていた。打ち上げ2分30秒後くらいから、ロケット搭載カメラの映像に地球の縁が…

「当たり前のありがたさ」松井秀喜さんの言葉

僕ができることは決まっている。与えられた中でベストを尽くすだけ。出るときはベストを尽くし、出ないときは出るときのために準備をしておくだけ。 ケガするまでの1768試合、ずっと出ていたから。当たり前の日々がこんなにもうれしくて、ありがたいものだと…

アンジェラ・アキさんの言葉

アメリカでウェートレスをしながらバーのライブ回りをしていた時代。 始めは演奏を聞いていた客も、だんだん酔ってくると騒いだりして全然聞かなくなる。それが悲しくて目をつぶる。“ここにはわたしの演奏を聴きにに来た人だけがいる。終わればみんな拍手を…

本家が“HAPPY BIRTHDAY!”

あとちょっとで、本家「啄木の息」が6周年を迎える。途切れるか・・・というときもあったが、なんとかかんとか。 この「ブログ版」のほうは始めてから1カ月あまり。まだ混沌とした状態は続いている。 ・よろしかったら本家にも遊びに来てください。 ・ブログ…

文字盤の向うの世界

電波時計が止まった。電池を入れ替えると、失われた時を取り戻すかのように必死で動き始めた。1時間を30秒ほどで廻る。少し離れてから戻ってみたら、あらぬ時刻を指していた。 おいおいキミはどこの世界へ行ってしまったんだい。 ここと違う世界で、そこの時…

キアゲハが サナギになるときは

キアゲハの幼虫がサナギになるときは、身体中から不要なものを全て出し透き通っていくという。“全てのいらないものを出して 透明になる” フームッ、すごい。 ヒトも要らないものを捨てれば・・・・・空を飛べる。

オシム監督の言葉 --イエメン戦後

来月またイエメンと対戦するが、まったく違うチームになっている可能性がある。 ギリシャ神話にも似た話があるが、自分の土地に再び踏み出したときに、エネルギーが大地から湧き上がって兵士の体を満たすということが、もしかしたらホームのイエメンに起こる…

高速道路でガソリンは

混雑を避けるため高速道路の小さいSAに入った。次々に並んでいく車。やっぱりみんな狙いは同じ、“給油”だ。今は一般道よりガソリンが安いからね。上限価格サマサマ。お盆だから仕事の車は少ない。そんな中で目立つのはガソリンを運ぶタンクローリーだった。…

夏野菜のランチ

オシャレなレストランで「夏野菜のランチ」をした。おっきなお皿に、インゲン1本、人参スティック1本、アスパラ1本、キャベツ千切り少々、ほかの野菜も少しずつ。みんなボイルしてあって、特製ミソをつけていただく。 ムーッン! 食べるのがゆっくりのほうな…

バンソーコー オバケ

「これはベビーパウダーのようなもの?」と店員に聞いている人がいた。 「いや、それはキラキラ光るものが出てくるスプレーです」 「じゃ、ちょうどいい。今日はお化け大会やるから」 尋ねたその人は《剃り上げピカピカ頭》だった。しかも、てっぺんには絆創…

いいことの兆し?

ポツンと顔に当たるものを感じ、「雨?」と、手を横にさしだした。 「ヒャーッ!」 出した親指の先にトンボが止まった。ホントだってば。

ブログ三段活用

ブログ……ブロガー……ブロゲスト こんな三段活用はあるのかな。 少なくともブロガーの端っこには、なれたみたい。先のことは分からないけど、手探りで恐る恐る・・・。

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <8>

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <8> 2005-10-04 本「その名にちなんで」を読みました。 その名「ゴーゴリ」は、父が列車事故に遭い死にかけたことに関係している。ゴーゴリ少年は、どうしても名前が気に入らずに改名する。やがて、命名にはもっともっと…

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <7>

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <7> 2004-12-10 本「夕凪の街 桜の国」を読みました。 ヒロシマで母と暮らす女性は、仲の良い同僚たちと小さな職場で働いている。 そして、人を好きになる。 澄んだ色の表紙には、夕焼けの道を歩く主人公がいる。右手に…

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <6>

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <6> 2003-12-20 本「火の路」を読みました。 日本とイランにある謎の石造物から、飛鳥と古代ペルシャのつながりを解き明かしていく。 ペルシアの宗教は火を聖なるものとするゾロアスター教である。イランに取材に行った…

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <5>

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <5> 2003-06-13 本「間取りの手帖」を読みました。 「アレレ?」と思う間取り99件。時々出てくるコラムは、短編小説を読む楽しさ。カバーの裏には載っている全ての間取り図があります。 わたしの場合、必ず玄関からお邪…

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <4>

To記 Do記 「本家 啄木の息」より <4> 2002-12-08 映画「活きる」を見ました。 冒頭、グォ・ヨウ扮するぐーたら男がサイコロを振り上げる賭博シーンは最高。 子どもたちの笑顔も最高。「聞こえ」に障害があることなど何にも関係ないさ、と思わせるほどの…