〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

講演会 啄木終焉の地で

講演 「啄木終焉の地」〜「文京区と啄木の歌」について〜 講師 佐藤 勝 2012年4月13日(金)午前10:00〜 場所:東京都文京区小石川

石川啄木:気象でたどる日々 函館滞在時の日記検証、札幌の真田さんが冊子に

明治の歌人・石川啄木(1886〜1912)の函館滞在時の日記について、気象に関する記述を当時の函館一等測候所(現・函館海洋気象台)の気象記録で確かめ、札幌市中央区の真田英夫さんが冊子(A4判50ページ)にまとめた。啄木が新天地を求めて訪れた函館の日々…

「啄木 新しき明日の考察」書評

[ヒメオドリコソウ] 〈書評〉森義真 『啄木 新しき明日の考察』池田功著 新日本出版社 2012年3月発行 比較的難しいと思われている啄木の評論を、啄木の主張点を明らかにしながら、具体的に解き明かしてくれているのがこの本の特徴でもある。「はじめに」にお…

「啄木の警鐘」BS朝日テレビ(再放送) 4/14

石川啄木没後100年特別番組 「啄木の警鐘」(再放送) 2012年、石川啄木没後100年を記念して,テレビ番組を作製。 番組のコンセプトは「きょうは未来の鏡」。 真の豊かさとは何か・・・。自然の躍動と偉大な力,人間文明のおごりと脆さ。かの天才が去って100…

「正直ね、ずっと啄木が憎らしいなと思っていた…」

[サクラの天井] ふるさとの歌 啄木没後百年・2 啄木は盛岡中学(現盛岡一高)3年だった1900年7月、修学旅行で三陸地方を訪れた。明治三陸大津波の被害を受けた、高田松原や大船渡、釜石を歩いた。引率の冨田小一郎先生を囲んで撮った集合写真の一葉を、先…

ふるさとの歌 啄木没後百年・1

○ もし石川啄木が長生きしていたら――。 劇作家昆明男さんは啄木生誕111年の年に、そんな脚本を書いたことがある。その「長寿庵啄木」では、貧乏で早世であるはずの歌人が病気を克服。小説で成功し、晩年には宮中の歌会に呼ばれるほどになる。 北上川と中津川…

啄木テーマの論考も -インドで日印文学交流セミナー

[ホトケノザ] ○ 日印文学交流セミナー 野口米次郎らと相関考察 森義真さん(国際啄木学会事務局長)寄稿 セミナーはインド・ニューデリーにおいて、印日文学文化協会の主催で、3 月 3, 4 の両日に開かれた。インドのタゴール(生誕150年)とアギェーヤ(生誕…

啄木と父一禎の歌碑が高知駅前に建てられた経緯

支局長からの手紙:ふるさとを記す /高知 「これというスクープはありません。それでも、自分でなければ書けなかったであろう記事もあります」。四万十町志和に生まれ、広島で原爆に遭い、俳句や短歌を愛し、宗教を専門分野として記事を書き続けてきた山野…

ラジオで啄木を語る「朝の随想」

[春爛漫 サクラ・カモメ・船上の人] 新潟ラジオセンター 「会う=啄木没後の100年」・県内各分野で活躍している方の随想を紹介する「朝の随想」(月〜金曜日 午前7:40〜8:00) 4月10日(火) 国際啄木学会理事 山下多恵子 さん 「会う=啄木没後の100年」…

啄木離釧の地に記念看板 釧路

歌人石川啄木が1908年(明治41)の4月5日に釧路を離れたことにちなんで5日、啄木を乗せた船が出発した釧路市港町の浜谷建設敷地内に記念看板が設置され除幕式が行われた。 釧路啄木会の北畠立朴会長らが浜谷建設の浜谷一生社長に働きかけ、同社が費用を負担…

流された啄木歌碑「いのちなき砂のかなしさよ」再々度建立 陸前高田市

[カンヒザクラ] 石川啄木:津波で2度流された歌碑、3度目の建立目指す 岩手県陸前高田市で津波で流された同県出身の歌人・石川啄木の歌碑を再建立するため、有志が今月13日の啄木没後100年に合わせ、募金活動を始めた。名勝・高田松原にあった歌碑は、1960年…

「啄木没後100年企画スタート」岩手日報社 社告

4月から紙面衣替え 啄木没後100年企画スタート 「啄木 うたの風景」(4月4日から毎週水曜日付特集面) 今年は盛岡市玉山区出身の歌人・詩人石川啄木が亡くなって100年。北海道や東京などを転々としながら、望郷の念や身近な暮らしを短歌に詠みました。ゆ…

「啄木 うたの風景 第1回」岩手日報

[90年前に建てられた 第1号 啄木歌碑] [啄木 うたの風景 第1回] 望郷の地 盛岡市玉山区 無名戦士たちの熱意 漂泊の詩人、石川啄木が26歳の若さでこの世を去って今年で100年。古里の渋民から盛岡、北海道、東京と足跡を残した土地に、啄木とその作品を愛す…

啄木の1世紀前の警告 現実のものに -北海道新聞-

[サクラ] 《啄木特集》啄木と環境 自然破壊 憎むべき反逆 東日本大震災後、福島第1原発が「想定外」の事故を引き起こし、広範囲な地域で放射能拡散による甚大な影響が拡がっている。21世紀に入って最悪の環境破壊が懸念されているが、石川啄木は1世紀前、環…

啄木の交友録(33 ~ 35)「街もりおか」

[「啄木の交友録」コピーと4月号表紙] 月刊誌「街もりおか」 啄木の交友録【盛岡篇】執筆 森 義真 氏 33. 岩動 露子 2012年2月号(No.530) 露子の本名は孝久。開業医の長男として生まれ、明治29年に盛岡中に入学した。金田一京助らと同級で啄木の2級上だっ…

没後100年、啄木に光 4月から各地で企画展

盛岡市玉山区出身の詩人石川啄木が26歳の若さでこの世を去ってから今年で100年。命日の4月13日に前後して、各地で啄木の作品や人生をたどる展覧会が相次いで開かれる。直筆原稿や書簡、日記など貴重な資料も展示され、世紀を超えて今も愛され続ける啄木の魅…

よみがえる『悲しき玩具』 平岡敏夫

[カンヒザクラ] <『復元 啄木新歌集』を読んで> 平岡敏夫 [近藤典彦 編 2012年1月 桜出版 ] 8年前、近藤氏は『「一握の砂」の研究』(おうふう)を刊行し、その4年後、従来流布されてきた『一握の砂』の初版を復元(朝日文庫『一握の砂』)した。 そして、…

国際啄木学会・東京支部会 明治大学 4/21

[東京スカイツリーと咲き始めた桜] 第57回 国際啄木学会・東京支部会 2012年4月21日(土)14:30~17:00 明治大学・駿河台校舎 研究棟 4 階 第 3 会議室 ○ 会議 14:30~ ○ 研究発表 15:00~ 1.鈴木久 釧路・東京時代の啄木と小泉奇峰(長三) 2.横山強 啄木が小…