〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2012-04-03から1日間の記事一覧

没後100年、啄木に光 4月から各地で企画展

盛岡市玉山区出身の詩人石川啄木が26歳の若さでこの世を去ってから今年で100年。命日の4月13日に前後して、各地で啄木の作品や人生をたどる展覧会が相次いで開かれる。直筆原稿や書簡、日記など貴重な資料も展示され、世紀を超えて今も愛され続ける啄木の魅…

よみがえる『悲しき玩具』 平岡敏夫

[カンヒザクラ] <『復元 啄木新歌集』を読んで> 平岡敏夫 [近藤典彦 編 2012年1月 桜出版 ] 8年前、近藤氏は『「一握の砂」の研究』(おうふう)を刊行し、その4年後、従来流布されてきた『一握の砂』の初版を復元(朝日文庫『一握の砂』)した。 そして、…