啄木語り500回超、釧路の北畠さん「最後の講座」 講師活動に区切り
- 歌人石川啄木(1886~1912年)の研究者で国際啄木学会北海道支部長の北畠立朴(りゅうぼく)さん(81)=釧路市=の講演会「人生最後の啄木講座」(釧路文学館主催)が13日、市中央図書館で開かれた。啄木没後110年に当たるこの日、講師活動に区切りをつけた北畠さんは、約50人を前に「今後は研究に専念し、後世に役立つ啄木の資料を掘り起こしたい」と宣言した。
- 北畠さんは22歳で釧路時代の啄木の研究を始め、1993年から500本を超す講座の講師を務めた。
(2022-04-14 北海道新聞)