〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

2009-01-01から1年間の記事一覧

啄木の母ゆかり「もう一人の侍“熊谷”」高知

【紅葉】 「もう一人の侍“熊谷”」高知支局長からの手紙 熊谷というのは、石川啄木の母方の先祖の名字です。母カツは熊谷直実の三十数代あとの子孫とあります。直実のひ孫の代から約400年間、一族が「土佐国音崎村」に住んだとされます。 熊谷藤次良という侍…

啄木の四季「冬の日の舞ふ」啄木記念館 12/5-1/31

【彩りの道】 「冬の日の舞ふ」企画展 啄木の四季 2009年12月5日(土)〜2010年1月31日(日) 会場 石川啄木記念館 雪を啄木はどのように感じていたか、お正月をどのように過ごしていたか等々を文学作品や写真パネル、ジオラマで立体的に表現。 講座「啄木へ…

「金!〜評伝で綴る啄木〜」仙台

【ムラサキシキブ】 杜の都の演劇祭2009 「金!〜評伝で綴る啄木〜」 公演日 11/16(月)・17(火)・21(土)・23(月祝)・25(水)・28(土) 会場 晩翠草堂 仙台市青葉区大町1-2-2 評伝と短歌の構成によるリーディングステージ。上演時間約60分。 言葉を操る希代の天…

「もしも賢治と啄木が出会っていたら」おでってリージョナル劇場

【ススキ】 「北街物語〜2009また風の中に立つ」痛快喜劇 演劇「北街物語〜2009また風の中に立つ」が10月31日、11月1、3日、盛岡市中ノ橋通のプラザおでってで公演される。 盛岡市在住の藤原正教さんが脚本、演出を手がけた。石川啄木や宮沢賢治、金田一京助…

「冨田小一郎〜日本一の先生〜」啄木の恩師 10/30-1/11

【紅葉】 「冨田小一郎〜日本一の先生〜」盛岡市先人記念館 企画展米内光政や石川啄木の恩師であり,盛岡の女子教育などに尽力した冨田小一郎を展示紹介します。 2009年10月30日(金)〜 2010年1月11日(月) 盛岡市先人記念館 企画展示スペース 盛岡市本宮字…

『26年2か月 啄木の生涯』松田十刻 著

【紅葉】 『26年2か月 啄木の生涯』松田十刻 著 もりおか文庫より発刊 ・・一生に一冊くらい、啄木を読んでもいいんじゃないか・・ 定価695円+税。 盛岡出版コミュニティーが、盛岡の作家を中心にした文庫を創刊した。第一弾となったのは松田十刻さんの『26…

「岩手日報文化賞 遊座昭吾氏に」

【アカマツ】 「岩手日報文化賞 遊座昭吾氏に」啄木研究に尽力 第62回岩手日報文化賞「学芸部門」において、遊座昭吾氏が文化賞に選ばれました。 今年20周年を迎えた国際啄木学会の設立に携わり、初代事務局長、第2代会長として啄木研究の国際的進展と顕彰に…

「夭折の作家 一葉と啄木」ゆかりの地を訪ねて

【メロンたわし(?)】 「夭折の作家 樋口一葉と石川啄木」ゆかりの地を訪ねて NPOがツアー企画 NPO法人「東京シティガイドクラブ」が、都内を巡る二つの旅、「講座・江戸名所図会を歩く」と「夭折の作家・一葉と啄木ゆかりの地を訪ねて」を企画している。 「…

「啄木の妻節子の歌碑除幕」岩手県滝沢村

【イヌタデ】 「啄木の妻節子、ここに足跡 滝沢・篠木小に歌碑除幕」 岩手県滝沢村の篠木小学校に建立された歌人石川啄木の妻節子の歌碑除幕式は14日、同校で行われた。節子は啄木と結婚する前の1904(明治37)年3月末から1年間、同校で裁縫の代用教員を務め…

「第1回図書館朗読会 石川啄木の世界」釧路市 11/8

【ベニシタン】 「啄木の世界を表現」釧路で朗読会 釧路ゆかりの歌人石川啄木の作品を朗読する。 初回は啄木の代表歌集「一握の砂」に収められた短歌をはじめ、小説や釧路時代の日記を取り上げる。 2009年11月8日 13:30〜 会場 釧路市立図書館 主催 市立釧…

『石川啄木という生き方-二十六歳と二ヶ月の生涯』 長浜 功 著 社会評論社 2009年10月発行 2700円+税

『啄木―ふるさとの空遠みかも』、『石川啄木という生き方』

【イソノキ】 『啄木―ふるさとの空遠みかも』 三枝 昂之 著 本阿弥書店 2009年10月発行 2800円+税 居場所を求めて都市を漂流する今日の不安定な若者たちの感受性に、なぜ石川啄木の歌は通じるのだろうか。

「ユーモア交え『啄木』を語る」高知

【ガマズミ】 「前国際啄木学会会長・近藤さん、ユーモア交え「啄木」を語る」 前国際啄木学会会長の近藤典彦さんが4日、高知県立文学館ホールで「啄木と高知」と題し講演した。3人の人物が啄木の考え方に影響を与えたとし、そのうち高知に関係がある父一禎…

「盛岡もの識り検定(もりけん)」啄木のことも

【啄木新婚の家の庭 銀座の柳三世】 目指せ「真の盛岡通」 盛岡商工会議所が主催する「盛岡もの識(し)り検定(もりけん)」合格者の集いが3日、盛岡市で開かれた。今年から「真の盛岡通」を認定する1級を導入することから、2級合格者ら46人が参加。盛岡市…

「札幌西武閉店」啄木も気に入っていた--

【ヤマラッキョウ】 「札幌西武閉店」北海道新聞 卓上四季 石川啄木は函館大火に遭った後、札幌に移り住むことにした(1907年)。汽車が駅に着くあたりの様子が「札幌」という小品に残されている。 広い通りが秋雨の中に煙って見えた。「男も女もしめやかな…

「講演会 啄木と高知」10/4

講演会「啄木と高知 父一禎・幸徳秋水の決定的影響」 講師 近藤典彦氏(前国際啄木学会会長) 2009年10月4日(日)13:30〜 高知県立文学館 高知県高知市丸ノ内1-1-20 主催 啄木・一禎の会 Tel 088-822-6036

「啄木と高知 父・一禎の歌も刻んだ歌碑建つ 」

【除幕を待つ歌碑 撮影・岡林一彦さん】 啄木と高知 「父・一禎の歌も刻んだ歌碑建つ」 高知駅前に石川啄木とその父一禎の歌を刻んだ歌碑が建った。除幕式には岩手県と啄木記念館からも参列、多くの啄木ファンでにぎわった。 啄木と高知のかかわりは、父一禎…

「啄木の父一禎終焉の地の歌碑 拓本」高知

高知駅前 「啄木の父 石川一禎終焉の地の歌碑 拓本」 拓本作者・撮影者 岡林一彦氏 【啄木の歌】 よく怒る人にてありしわが父の 日ごろ怒らず 怒れと思ふ 啄木 【拓本中の歌碑】 【父 一禎の歌】 寒むけれと衣かるへき方もなし かゝり小舟に旅ねせし夜は 一禎…

『プール』プールのまわりに集まる5人の物語。

【影の中にそれぞれのサイン】 『プール』 監督 大森美香 原作 桜沢エリカ「プール」 出演 小林聡美 加瀬亮 伽奈 シッテイチャイ・コンピラ もたいまさこ タイのチェンマイ。小さなプールのまわりに集まる5人の6日間の物語。 娘を日本に置いて(置き去り?)…

「啄木 未来への風 国際啄木学会函館大会」岩手日報

【ツユクサ】 「啄木 未来への風」 国際啄木学会創立20周年記念函館大会は、函館市で9/5-7の3日間行われた。 研究発表 北村克夫さんは「啄木と西堀秋潮」と題し、江差・函館ゆかりの歌人・秋潮の足跡をたどった。秋潮は「調べた限りでは、北海道の歌人の中で…

啄木の四季「秋風のここちよさ」石川啄木記念館 10/1-11/29

企画展 啄木の四季「秋風のここちよさ」 2009年10月1日(木)〜11月29日(日) 会場 石川啄木記念館 秋の草花や紅葉を啄木はどのように見ていたか、秋の味覚をどのように味わったか等々を文学作品や写真パネル、ジオラマで立体的に表現。 主催石川啄木記念館…

「啄木学級」故郷講座 10/17

【シシウド 散開した一つ】 「啄木学級」故郷講座のお知らせ 啄木が教鞭をとった渋民尋常小学校で、講師を招いて啄木文学への理解を深める。 2009年10月17日(土) 会場 渋民尋常小学校(石川啄木記念館内) 10:00〜 受付 10:30〜15:30 授業 参加費用 250…

石川啄木『一握の砂』を深く広く読む 講座

【シシウド・花の後】 10) 石川啄木『一握の砂』を深く広く読む 「成城学びの森」コミュニティー・カレッジ 2009年度 秋冬講座 講義内容 石川啄木著・近藤典彦編『一握の砂』(朝日文庫)をテキストとし、「我を愛する歌」の章の続きを終りまで読み進めます…

「石川啄木とプレカリアート」近藤典彦

【シシウド】 「石川啄木とプレカリアート」近藤典彦 ---歌にこめられた社会主義の選択--- 啄木ゆかりの北海道函館市で9月5日、6日、国際啄木学会創立20周年記念の大会が開催される。テーマは「未来への架橋---啄木との対話」。このテーマを眺めているうちに…

「石川啄木父子の歌碑除幕」高知

【啄木鳥(アカゲラ)】 「石川啄木父子の歌碑除幕」 一禎最期の地 高知駅前で 石川啄木の父・一禎が晩年を過ごした高知市のJR高知駅前に、県内の短歌愛好家らが父子の歌碑を立て、12日、除幕式を行った。 岩手の寺の住職だった一禎は歌人でもあり、約4000首…

高知新聞「啄木の父・一禎の歌碑除幕」

【撮影・「建てる会」呼びかけ人の岡林一彦さん】 高知新聞「啄木の父・一禎の歌碑除幕」 石川啄木の父で高知駅旧官舎で亡くなった一禎の終焉の地を示す歌碑の除幕式が行われた。 歌碑の正面に啄木と一禎の短歌を刻む。一禎の歌は「寒けれと衣かるへき方もな…

「第2回 石川啄木賞 作品募集」北溟社主催

【クヌギ】 「第2回 石川啄木賞」作品募集 北溟社主催 清貧にして早逝した天才作家石川啄木にちなみ、真摯に文芸に取り組んでいる作家にスポットをあてる。 応募締切 2009年10月20日 俳句部門・短歌部門・詩部門・エッセイ部門

「国際啄木学会最終日」函館

【どんぐりころころ】 「国際啄木学会最終日」ゆかりの地を巡る 国際啄木学会創立20周年記念函館大会は最終日の7日、啄木ゆかりの地を巡る「啄木文学散歩」を開いた。 函館市文学館・旧函館弥生小校舎・函館公園・啄木一族の墓・立待岬、啄木小公園などを訪…

啄木の真価とは「国際啄木学会 開催」函館

【オオカナダモ】 「国際啄木学会創立20周年記念大会」函館 「国際啄木学会」の創立20周年記念大会が、啄木が1907年に約4カ月を過ごした函館で開かれた。 開会式に続き、同大会を記念し函館市内の中学、高校生から募った「青春短歌」の表彰式や作家、新井満…

「啄木も愛した街 函館」(読売新聞>旅ゅーん)

【ヤグルマソウ(セントウレア)】 「啄木も愛した海と坂の街」函館 函館は、坂の街である。 路面電車に揺られて青柳町電停で降り、ゆるやかな坂を行けば函館公園、道なりに右にそれると石川啄木の居住跡地に行き着く。 「函館の青柳町こそかなしけれ/友の…