2009-09-04 「啄木も愛した街 函館」(読売新聞>旅ゅーん) 啄木 広場 【ヤグルマソウ(セントウレア)】 「啄木も愛した海と坂の街」函館 函館は、坂の街である。 路面電車に揺られて青柳町電停で降り、ゆるやかな坂を行けば函館公園、道なりに右にそれると石川啄木の居住跡地に行き着く。 「函館の青柳町こそかなしけれ/友の恋歌/矢ぐるまの花」と詠んだ漂泊の歌人が郷里・岩手から函館に来たのは1907年5月。21歳だった。 啄木が歌集『一握の砂』を出して、来年でちょうど100年になる。 (2009-09-03 読売新聞>旅ゅーん)