〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

「初めて並ぶ “郁雨と啄木の歌碑” を訪ねて」新潟県新発田市 <7>

郁雨の古里に並ぶ 郁雨と啄木の歌碑 <7>

左端に 二つの歌碑

 

新発田城ロータリークラブ

宮崎郁雨・石川啄木の歌碑建立 

        2022年6月28日 奉仕プロジェクト

歌碑建立を作るに至った経緯について

テーマは「永遠なる好意と友情を讃えて」です。

新発田城ロータリークラブと函館亀田RCは友好クラブ締結を結び今年で丁度、25年目に当たります。この交流のきっかけは、宮崎郁雨(大四郎)が新発田の荒川で生まれ、移り住んだ函館で石川啄木(一)と出会った事に起因いたします。 

 

・この才能あふれる啄木に、情に厚い郁雨の友情と付き合いは、また父 竹四郎の陰ながらの支援と思いやりが無ければ出来なかった事でもあります。

 

・今期、私たちのクラブはこの友情に支えられ創立55周年を迎え、お付き合いのある友好クラブの函館亀田は50年の節目を迎えております。

 

・奇しくも今年は啄木没後110年目に当たり、啄木没後の10年目に故郷、渋民の人々が帰る事の出来なかった啄木を偲んで第一号の啄木歌碑をその渋民に建てました。その歌碑が出来て100年、さしあたり荒川の地に 是も宮崎郁雨が帰る事の無かった望郷の念を、その歌碑に込め、ここに友情のシンボルとして二君の歌碑を郁雨生誕地荒川に建てられることも何かの縁と思います。

 

建設地 新発田市立 松浦保育園

歌碑は新発田市立松浦保育園(宮崎郁雨(大四郎)の生家跡と伝えられています。)の一角にございます。お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 

宮崎郁雨・石川啄木の歌碑建立│新発田城南ロータリークラブ

 

 (つづく)

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