[クレマチス]
「正造の石」 劇団民藝公演
・作＝池端俊策・河本瑞貴 演出＝丹野郁弓
・2019年2月14日（木）～25日（月）
・ 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
あらすじ
明治39年、日露戦争の勝利に国中が湧きたっていた頃、北関東にある谷中村では足尾銅山から流出する鉱毒によって水や田畑が汚染され、農民たちは病と貧困 に苦しんでいた。新田サチは婦人解放運動家・福田英子のもとで住み込みのお手伝いになるため東京へ向かった。英子にサチを紹介したのは、足尾銅山閉鎖を国に訴え続ける田中正造だった。
「河本瑞貴さんの稽古場探訪記」
【正造の石】 いよいよ明日初日！
森田咲子演じるサチは、大先輩・樫山文枝演じる福田英子や伊藤孝雄演じる田中正造を相手にして憶する気配微塵もなく同世代の石川啄木と無垢な恋を語る場面も溌剌として明るい。この明るさは財産だ。
石川啄木役の大中耀洋も面白い。従来のドラマではあまり描かれなかった「格好つけの田舎者」「生活破綻者」としての啄木を、堂々と演じている。
劇団民藝 - 【正造の石】 明後日の14日に初日を迎える２月公演『正造の石』。... | Facebook
