[風雨にさらされた歌碑]
高知駅前の「啄木の父 石川一禎終焉の地」歌碑。
周囲に草が生え、石の汚れも目立つ。
[草取りをしてタワシで磨かれた歌碑]
文字が読みやすくなり、ここを訪れる方や、「国際啄木学会高知セミナー」(6月18、19日)参加の方をきれいな歌碑でお迎えできる。
【父 一禎の歌】
寒むけれと衣かるへき方もなし
かゝり小舟に旅ねせし夜は
一禎
【啄木の歌】
よく怒る人にてありしわが父の
日ごろ怒らず
怒れと思ふ
啄木
◎撮影:岡林一彦氏・国際啄木学会高知セミナー実行委員会委員長