旧井澤家住宅で演劇「劇団クラーク地方」公演
- (長野県上伊那郡)箕輪町を拠点に活動する「劇団クラーク地方」(さいとうのぞみ主宰)は24、25の両日、第3回公演「泣き虫なまいき石川啄木」(井上ひさし原作)を伊那市西町の旧井澤家住宅で上演する。啄木と家族らによる明治末期の物語を、江戸時代建築の同住宅(同市有形文化財)で演じる。同住宅を使った演劇公演は初めてといい、住宅を管理する「伊那部宿を考える会」が共催する。
- 物語は、啄木の人生の修羅場だったという晩年が描かれる。さいとうさんは「明治末期の雰囲気をどうだすか。旧井澤家住宅をそのまま生かして啄木の部屋のようにしたい」と“劇場”に選んだ。
- 予定した2ステージ(24日、25日)の前売り券が完売し、25日午後4時から追加公演を開催。前売り券を販売している。大人2000円、高校生以下1000円。
- 問い合わせは、さいとうさん(電話090・8489・0297)へ。
(2014-05-19 長野日報)
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