〖 啄木の息 〗

石川啄木の魅力を追い 息づかいに触れてみたい

企画展「手紙が奏でる家族愛…」節子のはがきなど 6/11-10/7


ヤマボウシ


盛岡てがみ館「手紙が奏でる家族愛 便箋・はがきに認めた愛情」

  • 盛岡市の盛岡てがみ館で、企画展「手紙が奏でる家族愛 便箋・はがきに認めた愛情」が始まった。
  • 石川啄木が亡くなってから約1カ月後の1912(明治45)年5月、妻・節子が千葉県の療養先から夫の友人にあてたはがきは「今日売りに参り候いちご、なき人は食べて死にたし等申候ひしが…」と点線で文が途絶え「何とも云へぬ感じ致し居り候」と夫をしのんでいる。
  • 10月7日まで。

2008-06-12 岩手日報